回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 授業計画の説明 | 講義を進めるに当たり,その問題意識を踏まえた具体的なテーマ設定を解説する。同時に,受講者の各回における役割分担も決定する。 |
第2回 | 現代の労働とHRM | 今日一般的な雇用労働の内実にHRMはどのようにかかわっているのかを議論する。 |
第3回 | HRMの基礎理論 | HRM実践に影響をあたえた理論的基礎について,労働者観の変遷の観点から歴史的に理解していくとともに議論する。 |
第4回 | HRMの歴史と対象 | HRMの歴史的な発展とHRM体系の成り立ちをHRMの対象となる従業員モデルから議論する。 |
第5回 | HRMの技術構造 | 従業員業績のAMO理論にもとづきHRMの制度的成り立ちを理解し,その技術構造について議論していく。 |
第6回 | 日本型HRMとは何か | 戦後日本の経済成長を支えてきた日本型HRMの特徴について議論する。 |
第7回 | 終身雇用慣行とその変化 | 日本型HRMの特徴の1つである終身雇用慣行について,その特徴と今日的な変化を議論する。 |
第8回 | 年功序列慣行とその変化 | 日本型HRMの特徴の1つである年功序列慣行について,その特徴と今日的な変化を議論する。 |
第9回 | 企業別労使関係とその変化 | 日本型HRMの特徴の1つである企業別労使関係について,その特徴と今日的な課題について議論する。 |
第10回 | 企業社会の中の女性社員 | 戦後の企業内における女性社員の位置づけとその差別的な取り扱いの実際について議論する。 |
第11回 | トップマネジメントのHRM責任 | HRM組織的体制の観点から,トップマネジメントのHRM方針決定責任の意義について議論する。 |
第12回 | HRMの土台(1)人事制度 | HRMの制度設計と運用の基軸となり,従業員の組織・人事・処遇秩序を作り上げる人事制度について議論する。 |
第13回 | HRMの土台(2)人事評価制度 | 従業員の人事的・金銭的処遇決定のための基礎手続きとなる人事評価制度について,その今日的な変化について議論する。 |
第14回 | 全般的質疑応答とレポート提出 | 要点の確認 |
第15回 | レポート講評 | |