講義名 消費税法 ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 土5
単位数 2

担当教員
氏名
湯谷 成人

学習目標(到達目標) 消費税について実務に活用できる知識を習得する。
消費税法の立法趣旨を理解し、難しい問題に解決できる能力を身につける。
消費税の今後の問題点を把握し、将来のあるべき税制を考えることができる。
授業概要(教育目的) 消費税法の基本的事項について説明し、具体的な計算についても言及する。
消費税法の先行業績(書籍・論文)を紹介し、裁決例や判例について研究する。
消費税法の立法趣旨を平成元年から現在までの税制改革の背景を解説する。
授業計画表
 
項目内容
第1回課税の対象消費税法にあらわれない『不課税」
第2回課税の対象対価性の有無について
第3回内外判定金融取引やインターネット取引の内外判定
第4回非課税非課税取引と免税取引
第5回納税義務者相続・合併の場合の納税義務の判定
第6回課税期間・輸入取引課税期間の変更による解決策
第7回輸出免税非居住者に対する役務の提供による輸出免税
第8回課税標準・税率現物出資した場合の消費税の計算
第9回仕入税額控除個別対応方式と一括比例配分方式の計算
第10回仕入税額控除課税売上割合が変動した場合の仕入控除税額の計算
第11回簡易課税・罰則簡易課税の判例研究
第12回国等に対する特例消費税で最も難解な計算
第13回申告・納付・還付消費税の滞納問題
第14回外国のVAT日本の将来の消費税の問題を考える材料
第15回今後の我が国の消費税
理解度の確認
これまでの要点のまとめ
授業形式 講義及び討議
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 60% 0% 40% 0% 100%
評価の特記事項 特定のテーマについてレポートの提出
テキスト 高田具視著『平成26年版 図解消費税』大蔵財務協会 2,870円+税 
オフィスアワー(授業相談) 本授業終了後、3階講師室にて10分間対応
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 事前の予習で問題意識を持って授業に臨むことを希望。