 |
 |
学習目標(到達目標) |
大学院レベルのミクロ経済学を理解する. |
 |
授業概要(教育目的) |
大学院レベルのミクロ経済学の内容について輪読し,理解を深める. |
 |
授業計画表 |
|
|
|
回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 経済数学からいくつか. | ・関数,直線の傾き,微分,多変数関数の微分,条件付き最大化とラグランジュ未定乗数法. | 第2回 | 消費者行動の理論(1). | ・合理的行動,消費者の選好と無差別曲線,最適消費. | 第3回 | 消費者行動の理論(2). | ・補償需要関数,支出関数,所得効果と代替効果,価格弾力性. | 第4回 | 企業行動の理論(1). | ・生産要素が1つの場合の企業行動,生産要素が2つの場合の企業行動. | 第5回 | 企業行動の理論(2). | ・一般的な場合の企業行動,利潤と所得分配. | 第6回 | 市場均衡(1). | ・部分均衡分析. | 第7回 | 市場均衡(2).
| ・一般均衡分析. | 第8回 | 市場の失敗(1). | ・外部性. | 第9回 | 市場の失敗(2). | ・公共財. | 第10回 | 独占. | ・独占企業の行動,独占の弊害,自然価格と価格規制. | 第11回 | 同時手番のゲームとナッシュ均衡(1). | ・ナッシュ均衡,寡占への応用,不確実性と期待効用. | 第12回 | 同時手番のゲームとナッシュ均衡(2).
| ・混合戦略均衡とナッシュ均衡の存在. | 第13回 | 時間を通じたゲームと戦略の信頼性(1). | ・部分ゲーム完全均衡,コミットメント. | 第14回 | 時間を通じたゲームと戦略の信頼性(2). | ・長期的関係と協調. | 第15回 | 保険とモラルハザード・逆淘汰とシグナリング. | ・危険とモラルハザード,シグナリングと均衡分析. |
|
|
 |
授業形式 |
輪読形式. |
 |
評価方法 |
定期試験
|
レポート
|
小テスト
|
講義態度
(出席)
|
その他
|
合計
|
0% |
0% |
0% |
50% |
50% |
100% |
|
|
 |
評価の特記事項 |
・毎回の報告と積極性で評価する.
・無断欠席は厳禁とする. |
 |
テキスト |
荒井一博『ミクロ経済理論 第2版 (有斐閣アルマ)』有斐閣,2012. |
 |
参考文献 |
神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社,2014.
塩澤修平, 玉田康成, 石橋孝次『現代ミクロ経済学 中級コース』有斐閣,2006. |
 |
オフィスアワー(授業相談) |
原則として講義後.個別の質問はメールにてアポをとること. |
 |
事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
・学部レベルのミクロ経済学の知識は学部の授業に出るなどして補完すること.
・テキストおよび参考文献は初回までに購入しておくこと.
・第一回から講義を開始するので報告の準備を怠らないこと.
・上記,参考文献のうち,神取(2014)は荒井(2012)よりも簡明であるが、説明が非常にわかりやすい定評あるテキストである.神取(2014)の内容は最低限習得して講義に臨まれたい.
・塩澤・玉田・石橋(2006)は,荒井(2012)と同レベルのテキストである.講義に際して適宜参照する. |