回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イントロダクション | 本講義の目的,教材使用の背景と理由,問題点など半期講義全体の概要を講義する。 |
第2回 | なぜ資本主義を比較するのか | 資本主義の特性とその比較がどういう意味を持つか,比較の方法について検討する。 |
第3回 | 資本主義システムの段階論と類型論 | 資本主義がどのように比較されているのか,歴史的に様々な比較のアプローチをサーベイする。 |
第4回 | レギュラシオン学派1 | 現代資本主義を比較するにあたって注目される方法論の一つであるレギュラシオン学派の概要を検討する。 |
第5回 | レギュラシオン学派2 | レギュラシオン理論の柱であるフォーディズムについて検討する。 |
第6回 | レギュラシオン学派3 | レギュラシオン理論の問題点をフォーディズム後の現状を踏まえて検討する。 |
第7回 | 現代アメリカ経済論1 | グローバリズムの特性とアメリカ経済の類型について検討する。 |
第8回 | 現代アメリカ経済論2 | アメリカ経済の特性を金融主導型資本主義ととらえてその特色を検討する。 |
第9回 | 資本主義の多様性1 | 初期の資本主義多様性理論である資本主義を2つに分けて検討するアルベールとドーアについて検討する。 |
第10回 | 資本主義の多様性2 | エスピン・アンデルセンの3類型のモデルについて検討する。 |
第11回 | 資本主義の多様性3 | レギュラシオン学派のボワイエを中心に4類型モデルについて検討する。 |
第12回 | 資本主義の多様性4 | レギュラシオン学派新世代のアマーブルが提唱する5類型モデルについて検討する。 |
第13回 | 現代日本型資本主義1 | 日本型資本主義の特性をさまざまなアプローチを紹介しながら検討する。 |
第14回 | 現代日本型資本主義2 | 日本型資本主義モデルをレギュラシオン理論の視点から検討する。 |
第15回 | 全体のまとめ | これまでの講義を総括し,資本主義の多様性の特徴と問題点を再検討する。 |