講義名 キャリア形成論(ビジネス) ≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 木6
単位数 2

担当教員
氏名
大場 允晶

学習目標(到達目標) インターンシップとは将来のキヤリア形成のため、大学在学中に教育の一環として、企業や官庁等で職業体験の機会を得る制度のこと。実社会とのかかわりを通じて自分の適性を知り、将来のキヤリアプランを考えることができるプログラムである。大学と産業界が連携して、職業意識を養成し、主体的な職業選択と専門能力の向上のための多様な機会を提供することで,次代を担う職業人の成長を社会全体として支援することを目的としている。
授業概要(教育目的) 本講座ではインターンシップを職葉人となる第1歩として最も重要な体験日標作成を支援するため、実習先企業の業界・業種について分析やディスカッションを行い、スムーズなマッチングを支援するとともに、実際に実習体験を行う。特に、大学で得た知識を短期間ではあるが実際の体験の場で、活用していく手法について基礎知識を含めて指導する。
授業計画表
 
項目内容
第1回総合オリエンテーション
グループ研修Ⅰ
経済学部インターンシッププログラムの概要,講座の進め方を理解する。               自己紹介,グループ結成。 グループ単位に研究対象とする企業・組織・業界を特定し,調査方向を整理する。
第2回特別講義
コンサルティングの視点から
事前学習レポートの作成において、企業・組織・業界を研究する際のポイントを理解する。中小企業の評価の仕方を理解する。
第3回グループ研修Ⅱ事前学習レポートの作成準備:グループの発表,グループ単位に研究対象とする企業・組織・業界を特定し、調査方向を整理する。 
第4回グループ研修Ⅲ事前学習レポートの作成準備:グループ単位に研究対象とする企業・業界を特定して発表し、調査方向を整理する。事前学習レポート作成。
第5回グループ研修Ⅳ<グループ発表、エントリーシート作成準備>    事前学習レポートの発表              エントリーシートの雛型を提示.ISで学びたい問題意識を整理して発表
第6回特別講義
インターンシップのための目標設定と自己理解(自己分析)とキャリアデザインⅠ 
仕事を進めていく上で最も重要な目標設定とは、目標設定をどう行うか、そのための知識活用とは何か。自分の強み弱みを正確に把握し、正確な自己PRによる適正業務の付与が可能となる。
第7回特別講義
インターンシップのための目標設定と自己理解(自己分析)とキャリアデザインⅡ    
仕事を進めていく上で最も重要な目標設定とは、目標設定をどう行うか、そのための知識活用とは何か。自分の強み弱みを正確に把握し、正確な自己PRによる適正業務の付与が可能となる。
第8回グループ研修Ⅴグループ別にディスカッションを行い実習に取り組む目的意識を明確にする.また,実習先の業界・業種について分析する.グループ毎にエントリーシートの記述指導.
第9回特別講義
インターンシップ実習にあたって       
インターンシップを実際に迎え入れている企業側の推進者でもあるインターンシップコンサルタントからインターンシップの実習に向けてのメッセージ。
第10回ビジネスマナー講習Ⅰマナー知識の習得(外部講師):学生と社会人との違いの理解。組織の人間関係から起こるマナーを理解する。してはいけないマナーよりしなければならないマナーとは。
第11回ビジネスマナー講習Ⅱマナー知識の習得(外部講師):好感的なコミュニケーション能力を高める。
第12回ビジネスマナー講習Ⅲ マナー知識の習得(外部講師):お世話になった方への答礼のマナーを理解する。
第13回自己管理講習実習中のワーキング:実習日誌,事後レポートの書き方を理解する。インターンシップ実習報告プレゼンテーション(パワーポイント)の作成の仕方を理解する。
第14回グループ研修Ⅵインターンシップ実習報告プレゼンテーション:グループ別に実習の成果をパワーポイントで作成し,発表する.最優秀発表者選定.成果発表会をもとに実習成果について意見を交換,企業・仕事・働くことを考える
第15回まとめインターンシップ実習報告会
授業形式 インターンシッププログラム出願票の提示と面接により履修者決定。実習先を決定するマッチングを行う。ビジネス・行政コースを全5クラス同時開講する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 25% 0% 75% 0% 100%
評価の特記事項 全出席を前提とする。
テキスト プリントを配布する。実習に当たっては、手引書を配布する。
参考文献 指定なし。
オフィスアワー(授業相談) 授業時に確認すること
事前学習の内容など,学生へのメッセージ  本授業の特徴は、大学が独自のプログラムを開発し、充分に事前教育を行った上で企業や自治体に学生を派遣する点にある。実習で役立つ“知識の習得から活用へ”の発展を促すために、実習の前後に講義や演習を組み合わせて、充実した実習内容となるように工夫をしている。特に、インターンシップを職業人となる第1歩と位置づけ、学生がインターンシップ実習の目標設定を確実に決められるように、実習先企業の実務者による講演,業界・業種について分析、ディスカッションを中心にプログラムを実施し、ビジネスマナーの実習も行っている。最終的には学生が明確な目標を持って応募に望むことから、実習先でも高い評価を受けている。