講義名 国際理解のための英語C ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火2
単位数 2

担当教員
氏名
鈴木 満浩

学習目標(到達目標) 異文化理解を基本テーマとして,言語,社会,文化について書かれた英文を読み,読解力を向上させ,異文化・日本文化についての理解を深めることを目標とします。
The goal of this class is for students to develop reading skills in English, and to extend their knowledge of intercultural communication and multicultural society.
授業概要(教育目的) 経済的側面に焦点をあてて,時事問題を英語で学びます。読解力を向上させるとともに,授業中に取り上げた話題に関して,自分自身の考えを発展させることを目的とします。
This class focuses on current issues in politics and economics in Japan and around the world. Students are expected to improve reading skills and develop ideas about the topics dealt with in class.
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス。授業の進め方やテキストの内容について解説をする。
第2回Chapter 1: What is Subculture? (1)講義のプロローグとして、まず「サブカルチャー」とは何かという問題に取り組み、「アメリカンサブカルチャー」が複雑な社会現象の一つであるという点をきちんと理解する。
[準備学習] テキスト2頁1-36行目を読んでおくこと。
第3回Chapter 1: What is Subculture? (2)講義のプロローグとして、まず「サブカルチャー」とは何かという問題に取り組み、「アメリカンサブカルチャー」が複雑な社会現象の一つであるという点をきちんと理解する。
[準備学習] テキスト2頁37行目~3頁37行目を読んでおくこと。
第4回Chapter 2: Trekkies (1)SFテレビシリーズ番組「スタートレック」の熱狂的ファンが作り出す「アメリカンサブカルチャー」を紹介する。
[準備学習] テキスト7頁1行目~8頁9行目を読んでおくこと。
第5回Chapter 2: Trekkies (2)SFテレビシリーズ番組「スタートレック」の熱狂的ファンが作り出す「アメリカンサブカルチャー」を紹介する。
[準備学習] テキスト8頁10行目~9頁25行目を読んでおくこと。
第6回Chapter 3: American Cosplay (1)現在では、しばしば大きなイベントも催されるほど人気のあるアメリカの「コスプレ」は、どのようにして始まったのか、考察する。
[準備学習] テキスト13頁1-39行目を読んでおくこと。
第7回Chapter 3: American Cosplay (2)現在では、しばしば大きなイベントも催されるほど人気のあるアメリカの「コスプレ」は、どのようにして始まったのか、考察する。
[準備学習] テキスト13頁40行目~14頁19行目を読んでおくこと。
第8回Chapter 4: Comic Books (1)1930年代から現在までのコミック・ブックの変遷と、その「サブカルチャー」としての特徴を考察する。
[準備学習] テキスト18頁1行目~19頁19行目を読んでおくこと。
第9回Chapter 4: Comic Books (2)1930年代から現在までのコミック・ブックの変遷と、その「サブカルチャー」としての特徴を考察する。
[準備学習] テキスト19頁20行目~20頁11行目を読んでおくこと。
第10回Chapter 5: Punk Rock (1)1970年代に若者によって作られたパンク・ロックを「対抗文化」として捉え、そのファッションやライフスタイル、世界観に焦点を当てる。
[準備学習] テキスト24頁1-39行目を読んでおくこと。
第11回Chapter 5: Punk Rock (2)1970年代に若者によって作られたパンク・ロックを「対抗文化」として捉え、そのファッションやライフスタイル、世界観に焦点を当てる。
[準備学習] テキスト24頁40行目~26頁27行目を読んでおくこと。
第12回Chapter 6: Hip Hop (1)ヒップ・ホップとは、音楽、ファッション、言語、ライフスタイル等のすべてを統合した「サブカルチャー」であるが、この章では特にラップ・ミュージックとしてのヒップ・ホップに焦点を当てる。
[準備学習] テキスト31頁1行目~32頁10行目を読んでおくこと。
第13回Chapter 6: Hip Hop (2)ヒップ・ホップとは、音楽、ファッション、言語、ライフスタイル等のすべてを統合した「サブカルチャー」であるが、この章では特にラップ・ミュージックとしてのヒップ・ホップに焦点を当てる。
[準備学習] テキスト32頁11行目~33頁3行目を読んでおくこと。
第14回理解度の確認。これまでの要点のまとめ。
第15回中間のまとめ。まとめ。
第16回Chapter 7: Heavy Metal and Headbangers (1)ヘビーメタルは同じスタイルの服を装う長髪の熱狂的なファンたちによって作り出された「アメリカンサブカルチャー」であり、その様々なサブジャンルの特徴や世界観に焦点を当てる。
[準備学習] テキスト38頁1-38行目を読んでおくこと。
第17回Chapter 7: Heavy Metal and Headbangers (2)ヘビーメタルは同じスタイルの服を装う長髪の熱狂的なファンたちによって作り出された「アメリカンサブカルチャー」であり、その様々なサブジャンルの特徴や世界観に焦点を当てる。
[準備学習] テキスト38頁39行目~39頁38行目を読んでおくこと。
第18回Chapter 8: Street Gangs (1)ストリートギャングという「アメリカンサブカルチャー」に焦点を当て、その背景にある人種差別、貧困などの社会的・経済的問題を考察する。
[準備学習] テキスト43頁1行目~44頁8行目を読んでおくこと。
第19回Chapter 8: Street Gangs (2)ストリートギャングという「アメリカンサブカルチャー」に焦点を当て、その背景にある人種差別、貧困などの社会的・経済的問題を考察する。
[準備学習] テキスト44頁9行目~45頁6行目を読んでおくこと。
第20回Chapter 9: Beauty Pageants (1)「アメリカンサブカルチャー」としての美人コンテストに焦点を当てる。アメリカの女性は、幼女から成人まで、なにゆえ美人コンテストに夢中になるのか、考察する。
[準備学習] テキスト49頁1行目~50頁2行目を読んでおくこと。
第21回Chapter 9: Beauty Pageants (2)「アメリカンサブカルチャー」としての美人コンテストに焦点を当てる。アメリカの女性は、幼女から成人まで、なにゆえ美人コンテストに夢中になるのか、考察する。
[準備学習] テキスト50頁3行目~51頁3行目を読んでおくこと。
第22回Chapter 10: Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgendred Communities (1)LGBTたちの長い差別の歴史を考察する。
[準備学習] テキスト54頁1-39行目を読んでおくこと。
第23回Chapter 10: Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgendred Communities (2)LGBTたちの長い差別の歴史を考察する。
[準備学習] テキスト54頁40行目~55頁38行目を読んでおくこと。
第24回Chapter 10: Lesbian, Gay, Bisexual, and Transgendred Communities (3)LGBTたちの長い差別の歴史を考察する。
[準備学習] テキスト55頁39行目~56頁22行目を読んでおくこと。
第25回Chapter 11: Surfing (1)多くのサーファーたちにとって、サーフィンはスポーツというよりも生き方そのものであり、あたかも宗教かスピリチュアル活動のようにも見える。「サブカルチャー」としてのサーフィンを考察する。
[準備学習] テキスト60頁1行目~61頁5行目を読んでおくこと。
第26回Chapter 11: Surfing (2)多くのサーファーたちにとって、サーフィンはスポーツというよりも生き方そのものであり、あたかも宗教かスピリチュアル活動のようにも見える。「サブカルチャー」としてのサーフィンを考察する。
[準備学習] テキスト61頁6-30行目を読んでおくこと。
第27回Chapter 12: Skateboarding (1)1950年代に単なるレクリエーションとして始まったスケートボーディングが、いかにして都会の反権威主義的「サブカルチャー」としてのライフスタイルを作り上げたのか、考察する。
[準備学習] テキスト66頁1行目~67頁14行目を読んでおくこと。
第28回Chapter 12: Skateboarding (2)1950年代に単なるレクリエーションとして始まったスケートボーディングが、いかにして都会の反権威主義的「サブカルチャー」としてのライフスタイルを作り上げたのか、考察する。
[準備学習] テキスト67頁15行目~68頁6行目を読んでおくこと。
第29回理解度の確認。16回以降の要点のまとめ。
第30回まとめ。まとめ。
授業形式 演習形式を中心として授業を進めます。内容理解を確認するための小テストや課題提出等を随時課します。
This class attaches importance to practical training. Comprehension quizzes and assignments will be given as needed.
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
40% 15% 15% 30% 0% 100%
評価の特記事項 定期試験の得点が成績評価の大きなポイントを占めますが、それも授業にきちんと出席していることが前提条件となります。試験の得点を高評価につなげるためにも、授業にはできるかぎり休まず出席しましょう。
テキスト Edward K. Chan著/相本資子注 『American Subcultures 現代アメリカのサブカルチャー事情』 英宝社, 1900円+税.
オフィスアワー(授業相談) 出講日(火曜・木曜)の以下の時間帯に、本館2F講師室において対応できます。
・朝8時から9時までの1時間。
・1時限目および2時限目終了後の各10分間。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ テキストはいささか難しいのですが、英文解釈および内容理解にはじっくりと時間をかけて授業を進めていくので、英語が苦手だという学生でも単位修得は十分に可能です。臆することなく、積極的に授業に参加してください。