講義名 健康科学論 ≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 金3
単位数 1

担当教員
氏名
村岡 哲郎

学習目標(到達目標) 授業を通じ,運動・栄養・休養と健康の重要性を理解し,自分自身および周りの人の健康に関心を持つ。獲得した健康科学の知識を単なる知識として留めるのではなく,日常生活での実践につなげられるようにする。
授業概要(教育目的) 授業は,健康科学に関する基礎的内容を中心とし,健康に関する正しい知識を身につける。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス健康科学論受講に関する説明
第2回日本人の健康・体力健康とは,体力とは何かを学び,日本の現状を把握する

【準備学習】
健康に関して日本が抱える問題点について調べておくこと
第3回健康問題とその対策健康に関する諸問題について考察する

【準備学習】
健康の維持増進のために,現在日本で行われている施策について調べておくこと
第4回身体組成(筋と脂肪)筋,脂肪の構造と機能を理解する

【準備学習】
筋,脂肪に対する自分の考えをまとめておくこと
第5回身体組成(骨)骨の構造と機能,身体組成の測定法を理解する

【準備学習】
骨に対する自分の考えをまとめておくこと
第6回運動における筋の働き筋の基本的性質(長さ—力関係,速度—力関係),筋と関節の関係(てこの作用)について理解する

【準備学習】
運動(関節動作)がどのようにして生じているかについて考えておくこと
第7回運動における筋活動の制御筋活動の制御(最終共通路,運動単位,発射頻度,動員,反射)の概要について理解する

【準備学習】
いわゆる運動神経のいい人とはどのような人のことを言うのか,深く考えておくこと
第8回運動に必要なエネルギーエネルギー供給機構(クレアチンリン酸系,解糖系,酸化系)について理解する

【準備学習】
乳酸について調べておくこと
第9回運動と酸素運動時の呼吸・循環の調節について理解する

【準備学習】
実際に運動を行い,その際の自分の呼吸の様子を覚えておくこと
第10回トレーニングの原理・原則トレーニングの原理・原則について理解する

【準備学習】
本・テレビ・インターネットでは,どのようなトレーニング方法が紹介されているのか,調べておくこと
第11回トレーニングの実際筋力トレーニング,ストレッチングについて理解する

【準備学習】
現在の自分の筋力・柔軟性を把握しておくこと
第12回様々なトレーニング骨,呼吸・循環機能のトレーニングについて理解する

【準備学習】
現在の自分の持久能力を把握しておくこと
第13回心肺蘇生法心肺蘇生法の流れ,人工呼吸および胸骨圧迫の方法,AEDの使用
(AEDトレーナーのレンタル時期により授業を行う回は変更します)

【準備学習】
救急救命について調べておくこと
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回まとめまとめ
授業形式 講義形式
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
60% 0% 0% 40% 0% 100%
参考文献 安部孝,琉子友男編著『これからの健康とスポーツの科学 第2版』講談社,2520円.
彼末一之,能勢 博編著『やさしい生理学 改訂第6版』南江堂,2520円.
このほか,授業時に適宜紹介するが,いずれも購入の義務はない。
オフィスアワー(授業相談) 金曜日12:20〜13:00(事前に必ずアポイントメントをとること)