講義名 健康科学論 ≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 火5
単位数 1

担当教員
氏名
高橋 理恵

学習目標(到達目標) 授業を通じ,運動・栄養・休養と健康の重要性を理解し,自分自身および周りの人の健康に関心を持つ。獲得した健康科学の知識を単なる知識として留めるのではなく,日常生活での実践につなげられるようにする。
授業概要(教育目的) 授業は,健康科学に関する基礎的内容を中心とし,健康に関する正しい知識を身につける。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス授業内容と学習目標,準備学習の仕方,評価方法,受講に対する注意点などを説明する。
第2回健康について「健康とは何か」,「健康になるとはどういうことか」など,「健康」に関する知識や,社会と健康の関連について解説する。
【準備学習】「健康」に関するニュースを1つ調べる。
第3回健康と食生活食事(栄養)によって我々の体がどのように作られ,健康を維持することができるかについて解説する。
【準備学習】3日間の食事(朝・昼・夜)を振り返り,その内容をまとめる。
第4回健康とストレスストレスの仕組み(特徴)とその対応や休養の取り方について解説する。
【準備学習】自分がストレスを受ける状況と受けた時の状態,ストレス解消法についてまとめる。
第5回健康と運動①運動がもたらす恩恵は我々の健康とどのように結びついているのか,運動の必要性について解説する。
【準備学習】「健康」のために行われている運動(地方自治体やイベントなど)ついて1つ調べる。
第6回健康と運動②運動の必要性について知識を深め,さまざまな身体の動かし方(運動方法)について解説する。
【準備学習】日頃の運動量を振り返り,実施種目・実施時間についてまとめる。
第7回応急処置の理論救命救急や応急処置が必要な状況や,そのような事態に対しての対処方法や考え方について解説する。
【準備学習】救急処置の事例(身近なもの,ニュースになったものなど)を1つ調べる。
第8回応急処置の実践理論で得た知識を深め,万が一に対応できるよう,AEDを使用した心肺蘇生法や応急手当について実践する。
【準備学習】理論で学んだ救命処置の方法について復習し,実践できるようにする。
第9回スポーツプロモーションの理解健康促進のためのスポーツプロモーションについて「理念,目的,内容,課題,方法」などから解説する。
【準備学習】健康やスポーツに関する国や地方自治体の取り組みについて1つ調べる。
第10回グループワーク①これまでの授業内容を振り返り,「自分達が考える健康とはどういう状態」か,「健康であるためにはどのような取り組が必要なのか」についてグループで検討し,まとめる。
【準備学習】これまでの授業内容を確認し,各自健康に関する資料を調べる。
第11回グループワーク①
発表と解説
前回の授業でまとめた内容をグループごとにプレゼンテーションし,意見交換をする。また,発表内容についての解説や好評を行う。
【準備学習】パワーポイントと,1部紙媒体で発表資料を作成する。
第12回グループワーク②前回の講義内容をもとに,多くの人々に健康になってもらうための施策についてグループごとに検討し,まとめる。
【準備学習】各自参考となるスポーツプロモーションやヘルスプロモーションに関するイベントを1つ調べる。
第13回グループワーク②
発表と解説
前回の授業でまとめた内容をグループごとにプレゼンテーションし,意見交換をする。また,発表内容についての解説や好評を行う。
【準備学習】パワーポイントと,1部紙媒体で発表資料を作成する。
第14回健康と生涯スポーツ生涯スポーツについての解説し,スポーツのある生活(スポーツライフスタイル)について考える。
【準備学習】生涯スポーツの意味を調べる。
第15回まとめ振り返りとまとめ,今後の日常生活にどのように取り入れていくのか整理する。
授業形式 講義形式
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
50% 5% 0% 30% 15% 100%
評価の特記事項 欠席する場合は,事前に欠席届を各自作成(学生番号,氏名,欠席日,理由などを記載)し,客観的事実となる資料を添えて提出すること。
テキスト 適宜紹介する
参考文献 適宜紹介する
オフィスアワー(授業相談) 授業前後
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 我々を取り巻く生活環境は利便性や効率性の向上により,便利で快適な生活ができるようになった半面,運動不足やストレスの増加を招いた。また,自由時間の増大や高齢化の発展によって,人々が健康で充実した生活を求めるようになった。このようなさまざまな課題がある現代社会では,健康は重要なテーマであリ,今後学生生活だけでなく生涯にわたり健康で充実した生活を送るためには,自分にとっての健康とは何かを考え,それに向けて行動していくことが必要不可欠である。そのためにも,本授業にて必要な知識を学び,自分自身で適切な情報を取り入れ,健康的で充実した生活を送るための行動ができる能力を身につけよう。