講義名 経済史Ⅰ　≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日･時限 火１
単位数 2

担当教員
氏名
飯島　正義

学習目標(到達目標) １．私たちの経済生活を経済史的視点から考えることができるようになる。
２．私たちの社会が発展段階や方向性の異なる国・地域との関わりの中で成り立っ
　　ていることを説明することができる。
３．資本主義に先行する時代の特徴とその変化について説明できる。
４．ヨーロッパにおける封建社会から資本主義社会への移行について説明できる
授業概要(教育目的) 本講義は、私たちが生活する資本主義社会に対する理解を深めるために、近代資本主義社会に先立つ時代（特に封建社会）を中心に説明していく。古代・中世などの歴史は現代と関わりがないと考える人が多いが、歴史の発展は不均等で、発展の速さや方向性も国・地域によって異なっている。こうした異なった社会が同時併存しているのが国際社会である。このような視点から前近代社会について理解を深めていく。
授業計画表
 
回項目内容
第1回ガイダンス経済史を学ぶ目的、これからの授業内容や授業の進め方、成績評価等について説明します。
【準備学習】
シラバスを事前によく読んでおいて下さい。
第2回経済史分析の視角と方法経済史の課題・対象・方法について学びます。
【準備学習】
配布プリントを予め読んでおいて下さい。
第3回古代社会①古代オリエント地域の古代社会について学びます。
【準備学習】
配布プリントや参考文献等をよく読んでおいて下さい。
第4回古代社会②アジア（中国・インド等）の古代社会について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおくこと。
第5回古代社会③ギリシャ・ローマ、ゲルマンの古代社会について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第6回中世封建社会の成立西欧の中世封建社会がどのように形成されてきたのかを学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第7回中世封建社会の経済構造①西欧の荘園制、村落共同体の形成と特徴について学びます。
【準備学習】
第6回授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第8回中世封建社会の経済構造②西欧の土地・農業制度、農業の発展について学びます。
【準備学習】
第7回授業を復習すると共に、配布資料、参考文献の関係するところを予め読んでおいて下さい。
第9回中世封建社会の経済構造③西欧の中世都市の形成、ギルドについて学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第10回中世ヨーロッパにおける商業の発展ヨーロッパ中世の商業発展の背景、地中海貿易とバルト海貿易について学びます。
【準備学習】
第9回授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第11回西欧封建社会の動揺感染症による人口減少、農民一揆と領主制の危機について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第12回地理上の発見と大航海時代地理上の発見、商業革命・価格革命とヨーロッパ経済・社会の変化について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第13回ヨーロッパ人のアジア進出ヨーロッパ人が進出する前の東インド貿易圏の貿易がどのように行われていたのか、ヨーロッパ商人や日本商人がそれにどのように関わっていたのかを学びます。
【準備学習】
第12回の授業の復習を行うと共に、配布資料、参考文献で関係するところを予めよく読んでおいて下さい。
第14回プロト工業化ヨーロッパ大陸のプロト工業化、イギリスの工業化の特徴について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第15回まとめまとめ
授業形式 講義形式。プリント資料を使用して授業を進めていくが、プリント資料はエコリンクから予めダウンロードしておいて下さい。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
（出席） 		その他 合計
60% 25% 0% 15% 0% 100%
テキスト 使用しません。プリント資料を使用する予定です。
参考文献 中村勝己『世界経済史』講談社学術文庫、1,250円（税別）
馬場哲・山本通・廣田功・須藤功『エレメンタル欧米経済史』晃洋書房、2,800円（税別）
岡田泰男編著『西洋経済史』八千代出版、3,200円（税別）
その他随時紹介する予定です。
オフィスアワー(授業相談) 授業終了後、本館2階講師室にて20分間は対応します。
事前学習の内容など，学生へのメッセージ 参考文献や配布資料等を繰り返しよく読んで理解を深めておいて下さい。