講義名 経済史Ⅱ　≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日･時限 火１
単位数 2

担当教員
氏名
飯島　正義

学習目標(到達目標) １．１８世紀後半から第2次大戦までの世界資本主義の発展の流れを把握すること
　　ができる。
２．産業革命とは何か、その意義について説明できる。
３．イギリスを中心とする資本主義世界体制がどのように形成されてきたのかを説
　　明できる。
４．イギリスを中心とする資本主義世界体制に対して各国（日本を含めて）がどの
　　ように対応したのかを説明できる。
５．世界帝国主義体制と植民地の関係を経済的に説明することができる。
授業概要(教育目的) 本講義では、私たちが生活する資本主義社会に対する理解を深めるために資本主義経済の確立、発展、変容過程について説明する。また帝国主義国による植民地・従属国支配と今日の南北問題（格差）についても言及していく。
授業計画表
 
回項目内容
第1回ガイダンス経済史を学ぶ目的、授業内容と進め方、成績評価等について説明します。
【準備学習】
事前にシラバスを読んでおいて下さい。
第2回資本主義の起点資本主義とは何か、それはいつごろ成立したのかなどについて学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第3回絶対王政と市民革命資本主義の成立に絶対王政と市民革命がどのような役割・意味を持ったのかについて学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第4回資本制生産の3形態小営業段階、マニュファクチュア段階、機械制大工業段階の生産の違いについて学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第5回イギリスの工業化と産業革命イギリスの工業化の特徴と産業革命について学びます。
【準備学習】
第4回授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第6回後発資本主義国の産業革命後発資本主義国（フランス・ドイツ・アメリカ）の産業革命について学びます。
【準備学習】
第5回授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第7回イギリスを中心とした資本主義世界体制の形成イギリスは自国を中心とした資本主義世界体制をどのように形成していったのか、その構造の特徴について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第8回イギリスを中心とした資本主義世界体制と周辺諸国イギリスに対応しながら自立的な道を歩んだドイツ・アメリカの資本主義化について学びます。
【準備学習】
第7回の授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第9回資本主義世界体制とアジア①イギリスを中心とする資本主義世界体制にインドがどのように包摂されていったのかを学びます。
【準備学習】
第7回以降の授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第10回資本主義世界体制とアジア②イギリスを中心とする資本主義世界体制に東南アジアの国々がどのように包摂されていったのかを学びます。
【準備学習】
第7回以降の授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第11回資本主義世界体制とアジア③資本主義世界体制と日本の資本主義化について学びます。
【準備学習】
第7回以降の授業を復習すると共に、配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第12回第2次産業革命の時代1870年代から第1次大戦の期間における新産業の発展とイギリス経済の停滞について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第13回帝国主義の時代ドイツ・アメリカの経済発展と世界経済の多極化について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第14回世界帝国主義体制と植民地欧米列強によるアフリカ・アジア（特に中国）に対する植民地分割競争について学びます。
【準備学習】
配布資料、参考文献で関係するところを予め読んでおいて下さい。
第15回まとめまとめ
授業形式 講義形式。プリント資料を使用して授業を進めていくが、プリント資料はエコリンクからダウンロードしておいてほしい。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
（出席） 		その他 合計
60% 25% 0% 15% 0% 100%
テキスト 使用しません。プリント資料を配布します。
参考文献 馬場哲・山本通・廣田功・須藤功『エレメンタル欧米経済史』晃洋書房、2,800円（税別）
岡田泰男編著『西洋経済史』八千代出版、3,200円（税別）
その他授業時に随時紹介する予定です。
オフィスアワー(授業相談) 授業終了後、本館2階講師室にて20分間は対応します。
事前学習の内容など，学生へのメッセージ プリント資料や参考文献等を繰り返し読んで理解を深めて下さい。