講義名 英語インテンシブ・リーディングⅠ ≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 金5
単位数 1

担当教員
氏名
野村 宗央

学習目標(到達目標) Science(科学)の発展とChristianity(キリスト教)との関係性について書かれたテキストを読みます。精読を通して、英文読解能力を高めると共に、我々を取り巻く科学の発展、その根本にはキリスト教があるとする著者の意見に耳を傾け、英語圏文化の基本の一つとしてのキリスト教的な考え方について、理解を深めることを目標とします。
授業概要(教育目的) 基本的に,学生による輪読形式で授業を進めます。必要に応じて,教員による和訳や文法の説明,内容の解説を行います。従って,学生の積極的な受講態度が求められます。事前に英和辞典や下に参考書として挙げた英文法書等を引き,本文を日本語に訳し,分からない部分を明確にして授業に臨んで下さい。また,内容について問題意識を持ちながら訳すことを心掛けて下さい。なお,本文中に登場するキリスト教的な(聖書等に関する)事柄についても,可能であれば適宜調べておくことが望ましいです。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス・本授業の方針について
第2回1 Introduction(1)・文章読解(1.1 Science in our lives today ~
1.2 What is science?)
【準備学習】
・p.1~3(l.4)までを和訳してくること
第3回1 Introduction(2)
・文章読解(1.2 What is science?)
【準備学習】
・p.3(l.5)〜p.5(l.5)までを和訳してくること。
第4回1 Introduction(3)・文章読解(1.2 What is science?)
・感想文提出(1 Introduction)
【準備学習】
・p.5(l.6)〜p.7までを和訳し、1 Introductionについて要点をまとめ,感想文を書いてくること。
第5回2 The origin of science(1)・文章読解(2.1 Life in ancient times)
【準備学習】
・p.8〜10(l.15)までを和訳してくること。
第6回2 The origin of science(2)・文章読解(2.1 Life in ancient times)
【準備学習】
・p.10(l.16)〜p.12(l.8)までを和訳してくること。
第7回2 The origin of science(3)・文章読解(2.1 Life in ancient times)
【準備学習】
・p.12(l.9)〜p.14(l.3)までを和訳してくること。
第8回2 The origin of science(4)・文章読解(2.2 Christian beliefs about the world)
【準備学習】
・p.14(l.5)〜p.15(l.27)までを和訳してくること。
第9回2 The origin of science(5)・文章読解(2.2 Christian beliefs about the world)
【準備学習】
・p.15(l.28)〜p.18(l.3)までを和訳してくること。
第10回2 The origin of science(6)・文章読解(2.2 Christian beliefs about the world)
・感想文提出(2 The origin of science)
【準備学習】
・p.18(l.4)〜p.19までを和訳し,2 The origin of scienceについて要点をまとめ,感想文を書いてくること。
第11回3 Science today(1)・文章読解(3.1 Science is measurement)
【準備学習】
・p.20〜22(l.15)までを和訳してくること。
第12回3 Science today(2)・文章読解(3.2 Science is reliable ~ 3.3 Science is selective)
【準備学習】
・p.22(l.17)〜p.23までを和訳してくること。
第13回3 Science today(3)・文章読解(3.4 Science is communicable ~ 3.5 Science is dynamic ~ 3.6 Science is mathematical)
【準備学習】
・p.24〜p.25(l.18)までを和訳してくること。
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回まとめまとめ
授業形式 演習形式を中心として授業を進めます。内容理解を確認,および深めるためのディスカッションを適宜行います。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
60% 10% 0% 30% 0% 100%
評価の特記事項 ・講義態度(出席)には,随時課す感想文の提出を含みます。
・遅刻三回で欠席一回とみなします。
・全体の三分の一を超える回数を欠席した学生に単位は認められません。
テキスト Peter Hodgson著『キリスト教と科学の進歩―Science and Christianity』金星堂,1400円,1992年,ISBN 978-4-7647-0572-2.
参考文献 ・適宜プリントを配布します。
・事前学習等において参照すべき英文法書として以下の二点を挙げますが,既に持っているものを用いても, もちろん構いません。
 江川泰一郎著, 英文法解説, 金子書房
 石黒昭博監修, 総合英語 Forest(フォレスト), 桐原書店
オフィスアワー(授業相談) 授業内でお知らせする指定アドレスに連絡してください。回答は次回授業後とします。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 主に精読・読解を中心とした授業を行います。従って,授業計画表にある通り,事前にテキストの和訳を完成させ,本文,あるいは筆者の主張に対する意見・感想を明確にして授業に臨んでください。英和辞書(電子辞書も可)は必携です。