講義名 経済特殊講義Ⅰ(現代経済時事分析) ≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 金1
単位数 2

担当教員
氏名
毎日 新聞

学習目標(到達目標) 経済は生き物である。世界のあらゆる出来事が連動して経済を動かす。そうした時々刻々と変化していく経済事象を克明に追いかけているのが、経済記者である。担当分野のリアルな経済の取材現場とその背景を知ることで、経済は生き物であるということを実感するだろう。この講義を通じて、難しい印象がある経済がより身近なものとなり、時事経済問題の分析に精通するとともに、最新の経済事情について理解が深まる。
授業概要(教育目的) この授業では、毎日新聞社のベテランの記者や論説委員、編集委員が、新聞記事など経済記事を題材に、話題となっている経済事案について、マクロ経済からミクロ経済まで、講義とグループワークを軸に知識と理解を深めていく。経済は結果としての数字だけ追いかけてもわかるものではなく、具体的なケーススタディーを通じてその数字が出た背景を探る。生きた経済を学ぶことで、経済事象の今後も予測できるようになる。
授業計画表
 
項目内容
第1回新聞社の経済報道とは授業のイントロダクション
第2回経済時事とニュース時事検定検定という目標を持つことで、経済時事ニュースに敏感になる
第3回経済ニュースを理解する①アベノミクスの狙いとその弱点(経済政策)
第4回経済ニュースを理解する②消費税はどこまであがるか(財政問題)
第5回経済ニュースを理解する③TPP、FTA(貿易、通商問題)
第6回経済ニュースを理解する④原発とエネルギー(エネルギー問題)
第7回経済ニュースを理解する⑤お金と物価と中央銀行(金融問題)
第8回経済ニュースを理解する⑥日本のものづくり(電機、自動車、鉄鋼)
第9回経済ニュースを理解する⑦名古屋経済圏の現場から(地域経済)
第10回経済ニュースを理解する⑧経済団体(財界)
第11回経済ニュースを理解する⑨労働・賃上げ問題(労働問題)
第12回経済ニュースを理解する⑩米国経済と日本経済(国際経済Ⅰ)
第13回経済ニュースを理解する⑪欧州経済と日本経済(国際経済Ⅱ)
第14回理解度の確認要点のまとめ
第15回まとめまとめ
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
30% 50% 0% 20% 0% 100%
評価の特記事項 授業の最終15分で、A4紙1枚に簡単なレポートにを書いてもらい(字数は問わない)、評価と出欠の参考にする。レポートのテーマは、当日の講師が提示する。
テキスト 講師が新聞記事などの教材を用意する
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 現場の記者が時間を割いて講義に来るので、真剣に聞いてほしい。得るものは確かにあると確信している。なお,授業計画は昨年度の講義内容であり,内容は変更する場合がある。