講義名 データ処理論 ≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 水4
単位数 2

担当教員
氏名
大槻 明

学習目標(到達目標) 表計算ソフトの利用を通して,コンピュータによる問題解決方法(データ処理)の基礎を学び,経済分野での実践力を身につけることを目標とする。
授業概要(教育目的) アンケート調査などでは多くのデータを扱うが,その中から有益な情報を得るためには,データを正しく処理するための原理の理解とコンピュータの技能が必要になる。この講義では,表計算ソフトExcelの基礎を解説した後に,グラフ作成,数式計算,帳票作成,データ集計,統計処理などの実用的な問題解決方法の基礎について説明する。
「情報技術論」を履修しているか,同等の知識を持っていていることを前提とし,パソコンの基本操作やワープロ入力程度のスキルを要する。
授業計画表
 
項目内容
第1回表計算ソフトの基礎Excelについて,各部の名称,保存,文字・数値等の入力,コピー・移動・削除,書式設定,レイアウト編集等
【準備作業】
教科書(テキスト)のp1〜12を予め読んでおくこと
第2回データ入力テクニック連続データ入力,$の使用,住所入力,データ検索と置換,セルの選択,罫線など
【準備作業】
教科書(テキスト)のp9〜19を予め読んでおくこと
第3回グラフ作成棒グラフ,折れ線グラフ,複合グラフ,円グラフ,散布図など
【準備作業】
教科書(テキスト)のp20〜35を予め読んでおくこと
第4回関数基礎基礎的な関数の演習
【準備作業】
教科書(テキスト)のp16を予め読んでおくこと
第5回関数応用応用的な関数の演習
【準備作業】
第4回の授業で配布した資料を復習しておくこと
第6回数式計算基礎複利計算,損益分岐点,共有地の悲劇,需要・供給曲線など
【準備作業】
教科書(テキスト)のp36〜53を予め読んでおくこと
第7回小テストまたは練習問題【準備作業】
これまでの内容を復習しておくこと
第8回数式計算応用人口増加,捕食関係,所得分布など
【準備作業】
教科書(テキスト)のp54〜70を予め読んでおくこと
第9回帳票の作成見積書,確定申告書など
【準備作業】
教科書(テキスト)のp71〜100を予め読んでおくこと
第10回データ集計1データの分類,フィルター,ソートなど
【準備作業】
教科書(テキスト)のp101〜110を予め読んでおくこと
第11回データ集計2データベース関数,ピポット集計など
【準備作業】
教科書(テキスト)のp110〜121を予め読んでおくこと
第12回統計処理1ヒストグラム,偏差値,相関分析
【準備作業】
教科書(テキスト)のp122〜139を予め読んでおくこと
第13回統計処理2t検定,カイ2乗検定
【準備作業】
教科書(テキスト)のp140〜147を予め読んでおくこと
第14回マクロ記述1マクロの概念やプログラミングの基礎を演習
【準備作業】
教科書(テキスト)のp148〜160を予め読んでおくこと
第15回マクロ記述2
登録フォームの作成
【準備作業】
教科書(テキスト)のp160〜175を予め読んでおくこと
授業形式 基本的にはコンピュータを用いて実習するが,基本的知識については必要に応じて講義形式で学習する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 40% 0% 40% 20% 100%
評価の特記事項 ・講義態度(出席)は、教室に座っている事では無く授業内容の理解度で評価します。
・レポートの提出は、自らが努力したか否かを評価します。
・連続欠席は単位放棄とみなします。
テキスト 寺沢幹雄,中邨良樹「Excelによるデータ処理」昭晃堂
参考文献 必要があれば指示します。
オフィスアワー(授業相談) ・日時:水曜日の3時限
・場所:日本大学経済学部8号館3-24
・注意事項:事前にアポイントを取り,指示された時間帯に上記の場所まできて下さい.
事前学習の内容など,学生へのメッセージ ・Excelという表計算ソフトを利用して実践的に問題を解いていくため,課題を課す機会が多くなります。自宅等でも課題をこなせる環境を用意してください。
・授業資料や課題を持ち運び用に,USBメモリーを用意して下さい。
・授業計画は目安であり、受講者の理解度や興味等により随時変更する場合があります。
・履修学生のコンピュータ習熟度により,シラバス内容を変更することがあります。
・定期試験を総合制作に代える場合があります。