講義名 教育実習事前・事後指導≪教職科目≫ ≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 木4
単位数 1

担当教員
氏名
我妻 透

学習目標(到達目標) 1,「高等学校学習指導要領解説地理歴史編」に基づいて,高等学校・地理歴史科の教育目標の修得と,その目標に基づいた授業のあり方を探究する。2,この教育目標を達成するために,高等学校「世界史B」の教科書を用いて「学習指導案」・「板書事項」などが作成できる。3,作成した「学習指導案」などに基づいて「模擬授業」を実践することを通して教育実習における授業の基本的技術・方法が身に付けられる。4,以上の実践を通して,この科目の教育目標に基づいた授業とはいかなるものかについて理解することができる。
授業概要(教育目的) 本授業では高等学校「世界史B」の教育目標を実現ためにはどのような授業を行えばよいのかを実践する。具体的には教科書の各単元を履修者が分担し,それぞれ「学習指導案」・「板書計画」を作成し,それに基づいて「模擬授業」を行う。そして模擬授業者の授業実践に対して,授業内容の構成と展開,板書の仕方・授業態度・声量など技術的な点も含めて履修者間の討論を行うことによって教育目標に基づいた授業のあり方を探究する。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス─授業のねらいと進め方─
本授業のねらいと進め方について説明する。その際,本大学の「教育実習の手引」を用いて教育実習にいくまでに何を,どのように準備すべきかを念頭に具体的に説明する。
第2回地理歴史科・「世界史B」の教育目標とカリキュラムの概要
高等学校地理歴史科・「世界史B」の教育目標とカリキュラム概要について、「高等学校学習指導要領解説地理歴史編」と教科書を用いて説明する。
第3回学習指導案・板書計画の作成方法および模擬授業の担当項目の決定
「世界史B」の教育目標を実現するためにはどのような授業を行えばよいのかを念頭に、この目的にそった学習指導案・板書計画の作成の仕方および授業の進め方について説明する。また履修者間で担当する単元を決定する。
第4回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第5回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第6回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第7回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第8回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第9回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第10回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第11回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第12回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第13回履修者による模擬授業の実践とその検討
履修者が分担した単元について学習指導案・板書計画を作成し,模擬授業を実践する。模擬授業終了後,履修者全体で「世界史B」の教育目標,そして単元の目標などを実現するものであったかについて履修者全体で検討を行う。
第14回理解度の確認
要点のまとめ
第15回まとめ
まとめ
授業形式 授業の中心は,履修者が担当した単元項目について学習指導案・板書計画を作成し,それに基づいて模擬授業を実践する。また、模擬授業終了後に履修者全体で模擬授業の構成と展開などについて検討・議論する演習形式で行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
30% 20% 0% 20% 30% 100%
評価の特記事項 「定期試験」は最終課題の確認,「レポート」は学習指導案などの提出物,「講義態度」は出席を含む受講態度全般,「その他」は模擬授業の評価に該当し,これらを総合して評価を行う。
テキスト 文部科学省『高等学校学習指導要領解説地理歴史編』教育出版,本体価格390円.使用教科書については第1回授業時間に指定する。
参考文献 適宜,指示する。
オフィスアワー(授業相談) 木曜日(授業日)の午前11時20分から12時50分まで本館2階講師室で対応しています。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 1,無断欠席が2回になったらその時点で不可とする。2,この授業では,地理歴史科教師が身に付けるべき責任と自覚を培おうとする真摯な努力を求めるものである。そうした努力が足りないと判断される場合には厳しく対処する。