回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ベンチャー企業の栄光と挫折 | 栄光と挫折の分岐点は創業期にある。創業の障害である曖昧な動機、安易な事業計画、不透明な資金計画について説明する。
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第2回 | 国民金融公庫がベンチャー企業発掘期に、ベンチャー企業と認定した29企業のその後のトレース | 昭和44年当時は「能力発揮型」企業として評価されたが、半世紀弱経過した今日の実態を追跡してみると意外な結果が。 |
第3回 | 29企業のうち1社のみ1部上場を成し遂げたベンチャー企業の実例分析 | 【事例研究】中小企業用コンピューターがないのに着眼して、4畳半工場から一部上場を成し遂げた「日本デジタル研究所(JDL)」 |
第4回 | 創業者の「開業費用」の調達と「事業計画書」の作成状況の実態について | 【実態調査による解説】「開業費用の調達と事業計画書の作成状況の実態」(日本政策金融公庫・総合研究所調査) |
第5回 | 事業計画書はどのように作成するのか | 優しいようで難しい事業計画書の作成について説明する。
【事例研究】ある起業家により策定され事業計画書の内容を検討する。
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第6回 | 創業資金の調達方法 | 以下について具体的に説明する。
1開業資金のうち自己資金はどの程度保有すべきか
2なぜ自己資本は多いほどよいのか
3なぜ長期借入金に依存すべきなのか
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第7回 | ベンチャー企業の成長段階の資金需要と資金調達 | 種まき期から安定成長期までの資金需要と資金調達方法を説明する。 |
第8回 | 資金繰りを左右する与信 | 与信の定義と与信の前提について解説する。個別には以下の3項目を具体的に説明する。
1金融機関からの与信
2販売先への売掛による与信
3仕入れ先からの与信 |
第9回 | 金融機関との良好な関係の構築 | 1すぐには間に合わない金融機関と、すぐに間に合う金融機関の使い分けの方法を解説する。
2銀行の「企業格付け制度」について説明する。 |
第10回 | 創業資金の融資に注力の日本政策金融公庫の融資審査への対応について | 国民金融公庫(現日本政策金融公庫)勤務の経験から融資審査への対応方法を具体例で説明する。また融資審査はどのように行われるのかも具体的なケースを取り上げて説明する。 |
第11回 | 公庫の業務内容の変遷が内外に及ぼす影響 | 【リポートで解説】日本政策金融公庫・国民事業部の与信の変遷と現状 |
第12回 | 株式公開による資金調達 | 株式公開の効果を解説する。
【事例研究】群馬キャピタルの指導で株式の公開に踏み切り、多額の設備資金を株式市場で調達し、成長を遂げた赤城水産について研究する。 |
第13回 | 決算書から資金繰りを見極める方法 | 数字の羅列から簡単に資金繰りを見極める方法を説明する。
【事例検証】小売業のベンチャー企業として成長したダイエーが、なぜは資金繰りに窮したのか、ダイエーの決算書から読み取る。 |
第14回 | 経常運転資金により資金繰りを判定する方法 | 運転資金の見方や正味運転資本などを解説する。
【事例検証】ベンチャー企業として急成長した株式公開企業「テスコン」の突如の破綻原因を検証する。
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第15回 | 理解度の確認 | これまでの要点の説明 |