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学習目標(到達目標) |
わが国における伝統的な会計制度は、個別財務諸表、原価主義・実現主義が重視されてきました。しかし近年、規制緩和化、情報化および会計の国際化等の進展により、わが国の会計制度は、急速に変容しつつあります。金融商品の時価基準等の導入はその典型と考えることができます。本講義では、国際会計基準審議会(IASB)とFASBが共同で作成した新概念フレームワーク、IASBのコンバージェンス問題、およびわが国における国際財務報告基準(IFRS)の導入問題を検討したのち、IASB・IFRSの個別会計基準の内容を分析し、それらの特徴点の習得を目的としています。 |
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授業概要(教育目的) |
本講義では、金融会計論Ⅰを踏まえて、国際会計基準委員会(IASC)の概念フレームワーク、IASB/FASBの新概念フレームワーク、IASBのコンバージェンス問題、およびわが国におけるIFRS導入問題を検討したのち、IASB・IFRSの個別会計基準の内容を分析し、わが国とIASBにおける会計基準の類似点と相違点を明らかにすることを目的としています。
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授業計画表 |
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回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 講義の内容を説明する。 | 第2回 | 国際会計基準委員会の概念フレームワーク(1) | 受講者が国際会計基準委員会の概念フレームワークに関して報告し、これに関する報告者の考えや問題点を質疑応答する。 | 第3回 | 国際会計基準委員会の概念フレームワーク(2) | 同 上 | 第4回 | IASB/FASBの新概念フレームワーク(1) | 受講者がIASB/FASBの新概念フレームワークに関して報告し、これに関する報告者の考えや問題点を質疑応答する。 | 第5回 | IASB/FASBの新概念フレームワーク(2) | 同 上 | 第6回 | IASB/FASBの新概念フレームワーク(3) | 同 上 | 第7回 | IASBのコンバージェンス問題(1) | 受講者がIASBのコンバージェンス問題に関して報告し、これに関する報告者の考えや問題点を質疑応答する。 | 第8回 | IASBのコンバージェンス問題(2) | 同 上 | 第9回 | わが国におけるIFRS導入問題(1) | 受講者がわが国におけるIFRS導入問題に関して報告し、これに関する報告者の考えや問題点を質疑応答する。 | 第10回 | わが国におけるIFRS導入問題(2) | 同 上 | 第11回 | わが国におけるIFRS導入問題(3) | 同 上 | 第12回 | IASB・IFRSの個別的な内容(1) | 受講者がIASB・IFRSの個別的な内容の問題に関して報告し、これに関する報告者の考えや問題点を質疑応答する | 第13回 | IASB・IFRSの個別的な内容(2) | 同 上 | 第14回 | IASB・IFRSの個別的な内容(3) | 同 上 | 第15回 | 後期のまとめ | 後期の講義を総括する。 |
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授業形式 |
受講生のプレゼンターションとそれに対する質疑応答を重視します。 |
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評価方法 |
定期試験
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レポート
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小テスト
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講義態度
(出席)
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その他
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合計
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0% |
50% |
0% |
50% |
0% |
100% |
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評価の特記事項 |
レポートの内容と質疑応答により総合的に評価します。 |
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テキスト |
必要に応じて指示します。 |
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参考文献 |
必要に応じて指示します。 |
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オフィスアワー(授業相談) |
講義終了後にお願いします。 |
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事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
報告予定の箇所を、事前に予習し準備しておいてください。 |