講義名 外国書研究Ⅰ ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 火7
単位数 2

担当教員
氏名
南 雅一郎

学習目標(到達目標) 英語で書かれた論文(慣れ海外から来訪した留学生については日本語)の書物に慣れ親しみ、議論を通して経済学、日本経済に関する幅広い知識を習得すると同時に、論文の基本的な書き方等についても確認する。
授業概要(教育目的) ①一般経済書、テキスト、専門論文の読解を通して外国人留学生が日本語で書かれた文献に慣れ親しみ、日本経済に関する幅広い知識を習得させること
②英語で書かれた一般経済書、テキスト、専門論文の読解を通して英語の文献に慣れ親しみ、国際経済に関する幅広い知識を習得させること
③いずれも予定されたテキストの輪読及び解説をふまえ、時々のテーマに関する議論を通じて経済に関する議論を身近に感じるようになること
授業計画表
 
項目内容
第1回導入(シラバス授業)及び授業の進め方に関する説明等授業に関する説明を行い、どのように学習を進めていくのか、評価方法をどうするのか等について確認する。
第2回経済学とはどのような学問か(その1)経済学の考え方や方法論に関する基本的な文献を一つ選択し、通読した後で、内容に関する質疑応答、議論を行い理解を深める。
第3回経済学とはどのような学問か(その2)経済学の考え方や方法論に関する基本的な文献を一つ選択し、通読した後で、内容に関する質疑応答、議論を行い理解を深める。
第4回経済学とはどのような学問か(その3)経済学の考え方や方法論に関する基本的な文献を一つ選択し、通読した後で、内容に関する議論を行い理解を深める。
第5回国際貿易をめぐる諸問題(その1)
TPPについて考える。
第6回国際貿易をめぐる諸問題(その2)
産業内貿易とフラグメンテーションについて考える。
第7回国際貿易をめぐる諸問題(その3)貿易と環境について考える。
第8回国際貿易をめぐる諸問題(その4)直接投資と経済成長について考える。
第9回グローバル経済のゆくえ(その1:日本の対外収支)日本の対外収支の動向をどのように理解すべきかについて、文献を一つ選択し、通読した後で質疑応答及び解説を行い理解を深める。
第10回グローバル経済のゆくえ(その2:台頭する中国経済)変貌を遂げている中国経済に関して対外収支の動向をふまえて、その台頭をどのように理解すべきかをまとめるために文献を一つ選択し、通読した後で質疑応答及び解説を行い理解を深める。
第11回グローバル経済のゆくえ(その3:米国一極体制・ドル基軸は終焉するか)米国の対外収支の動向、国際通貨システムにおけるドルの役割をどのように理解すべきかについて、文献を一つ選択し、通読した後で質疑応答及び解説を行い理解を深める。
第12回グローバル経済のゆくえ(その4:EUROの現状と展望)欧州経済の対外収支の動向、国際通貨システムにおけるEUROの役割をどのように理解すべきかについて、文献を一つ選択し、通読した後で質疑応答及び解説を行い理解を深める。
第13回グローバル経済のゆくえ(その5: 人口、貧困、環境)グローバル経済をめぐって、その他の諸問題について考える。
第14回グローバル経済のゆくえ(その6: 為替レートの経済学)昨今の為替レートの動向について考える。
第15回まとめまとめ
授業形式 レジュメ作成(まとめ)、議論、解説
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 出席を含めた平常点を重視する。無断欠席はとりわけ厳禁とする。また、レジュメの作成と報告を求める。
テキスト 授業計画に記載されている内容をふまえて履修者と相談の上、最初の授業時に決定したい。
参考文献 授業内で指示する。
オフィスアワー(授業相談) 月12:10-13:00、火12:10-13:00。但しアポイントメントを必ずとること。