回 | 項目 | 内容 |
第1回 | Ⅰ.序論 | 経営学の方法について学ぶ。 |
第2回 | Ⅱ.マネジメントとその品質 | マネジメントの役割(role)と仕事について理解する。特に、組織参加者に対する行動規制なのか、それとも自由の確保なのかについて理解する。
キーワード:事業目的、組織的行動、人々の欲求充足と問題解決、創造的行為 |
第3回 | Ⅲ.ビジネス・マネジメントの意義と品質 | 「ビジネス」とは何か。どうあるべきか。どうあってはならないか」について現実を踏まえた考察を行う。
キーワード:企業の目的、マーケティング、イノベーション、生産性向上、利益、「不」の解消、後ろめたいビジネス・悪徳商法 |
第4回 | Ⅳ経営管理者管理の意義と品質
(1)トップマネジメントの構造と品質 | トップ・マネジメントはどのっような構造で展開されているかについて理解する。
キーワード:CEO(最高経営責任者)、取締役会、経営管理者の育成、集団的意思決定、稟議制度 |
第5回 | (2)ケーススタデイ | 海外企業を含むすぐれた企業における実践からトップ・マネジメントの行動を学ぶ
キーワード:人材へ投資、人材の高質化、経営管理者の育成 |
第6回 | (3)組織のマネジメント | 労務管理、人事管理と称されている「人の管理」の本質的な問題点を考える。
キーワード:分業化、3S(標準化、単純化、専門化)、互換性、効率化、マニュアル化、組織の精神 |
第7回 | Ⅴ.職務を担う人とその仕事の管理
(1)雇用とその品質 | 「人を雇用する」ということについて考える。
キーワード:雇用とその質、労働力、活用、管理、人材 |
第8回 | (2)最高の仕事のための人間組織 | キーワード:仕事の生産性、人間の能力、IT化、職場のマネジメント(効率性、精神衛生、人間関係、チームワーク、信頼性など) |
第9回 | (3)経済的次元の問題 | 人は単なる経済的動機だけで動かされる存在ではなく、複雑で複合的な欲求を充足させるために行動する存在と考えられている。いくつかの重要な要因について理解する。
キーワード:5段階の欲求、人の管理、賃金・報酬の管理、モラール、モティベーション |
第10回 | (4)ケーススタデイ | 日本経営品質賞受賞企業におけるマネジメント学ぶ |
第11回 | Ⅵ.「経営」(management)に課せられた課題
(1)コンプライアンス(法令順守) | すぐれた企業における「企業の社会的責任(CSR)」の遂行事例から、マネジメント(経営)の全体象を学ぶ
キーワード:企業の無責任行動・詐欺行為、製品の安全性・安心性、企業不祥事、労働災害 |
第12回 | (2)コーポレートガバナンス | 企業の運営や活動は、株主、顧客、従業員、取引先、金融機関など、多くの利害関係者(ステークホルダー)によって成り立っていることから、相互の利害関係を円滑に調整していくために生まれた方策について学ぶ。
キーワード:経営の透明性・健全性・遵法性、ステークホルダー、アカ
ウンタビリティー(説明責任)、情報開示、経営者並びに各層の経営管理者の責任の明確化、内部統制 |
第13回 | (3)ケーススタデイ | 優れた日本企業企業の経営品質について考える。 |
第14回 | Ⅶ.経済の新時代における経営の方向 | グローバル時代 のマネジメントについて、及び経営学の新たな課題について学ぶ。
キーワード:グローバル経営(国際競争と国際協調、海外生産)、地球環境と環境経営 |
第15回 | まとめ | キーワード:持続可能な社会づくり、経済的豊かさの追求、
人類社会への貢献 |