講義名 経営学BⅠ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 水3
単位数 2

担当教員
氏名
三井 泉

学習目標(到達目標) この講義の目標は、経営学(マネジメント)という学問が何を問題とし、どのような方法により、どのような解決方法を提示してきたのか、ということを歴史的に明らかにすることにある。そのため、アメリカの経営思想史の代表的なテキストを原書(英語)で通読することにより、全体像をつかむと共に、その中でも代表的な著作を取り上げて精読することを目標とする。
授業概要(教育目的) 上記の目的のため、テキスト(英語)を精読すると共に、その内容を理解するために、その背景にある時代的背景や思想的背景を理解するための参考文献を紹介し、それを含めて全体的視野から学習することを目的としたい。それらの学習を通じて、経営学が時代的背景のなかでどのように発展してきたかを明らかにしていきたい。また、その学習を通じて、現代の経営学的課題についても考えていきたい。
授業計画表
 
項目内容
第1回A Prologue to the Past
(初回は英語の実力を判断するためのテストを行う。辞書を持参すること。)
第2回Management Before Industrialization
第3回The Industrial Revolution: Problems
and Perspective
第4回Management Pioneers in the Early Factory
第5回 The Industrial Revolution in the United States
第6回Industrial Growth and Systematic Management
第7回The Advent of Scientific Management
第8回Spreading the Gospel of Efficiency
第9回The Human Factor: Preparing the Way
第10回The Emergence of the Management Process and  Organization Theory
第11回Scientific Management in Theory and Practice
第12回Scientific Management in Retrospect
第13回The Hawthorne Studies
第14回The Search for Organization Integration
第15回Discussion
授業形式 受講生の輪番によるテクストの発表(1章ずつ)と、受講生全員によるディスカッションにより進めていく。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 自分の担当章の発表のみならず、ディスカッションへの積極的な参加を期待する。
テキスト The Evolution of Management Thought, 6th Edition
by Daniel A. Wren, Arthur G. Bedeian,Wiley,2008.
参考文献 適宜指示する。
オフィスアワー(授業相談) 授業時にアポイントメントをとること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 担当レポーターの準備の程度により、授業の充実度が大きく左右されるので、レポーターは責任を持って準備すること。さらに、それ以外の受講生の準備いかんによって、ディスカッションを通じてさらに大きな効果が期待できるので、各自が十分な予習をして出席すること。