講義名 日本語表記 ≪◇学部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 月5
単位数 2

担当教員
氏名
渡邊 重人

学習目標(到達目標) 日本語の基礎的な力を養う授業です。日本語の文章を,書き表したり読み解く上で必要となる知識や技術について,実践的に学習します。また、経済学部で学習する上で必要なノートの取り方やレポートの書き方,発表資料の作り方についても学びます。
毎回,各種の問題を解きながら,日常必要となる日本語表現の基礎や,就職試験等で試される日本語能力を身につけることを目標とします。
授業概要(教育目的) 自分の考えを正確に相手に伝えるためにはどのようにすればよいのか,基本的な作法(ルール)を守りながら,その場面に即した適切な方法を選び取り,表現する能力を鍛えます。
また,最低限の知識として手紙の書き方や冠婚葬祭・贈答などにかかわる日本語のマナーについても学習します。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス学習活動の概略を把握します。
【準備学習】
シラバスを熟読しておきます。
第2回文章作成の基礎1文章を書くために知っておきたい知識を修得します。
【準備学習】
テキスト7ページから12ページを読んでおきます。
第3回文章作成の基礎2悪文を事例研究し,効果的な文章作成の基礎を修得します。
【準備学習】
テキスト13ページから16ページを読み、自分の弱点を認識しておきます。
第4回文章作成の基礎3わかりやすい文章構成の基本を修得します。
【準備学習】
テキスト17ページから24ページを読んでおきます。
第5回文章作成の基礎4引用法の基本を修得します。
【準備学習】
テキスト25ページから32ページを読んでおきます。
第6回文章作成の基礎5小論文作成上の注意点を学び,作成に取り組みます。
【準備学習】
テキスト25ページから32ページを読み,課題小論文作成の準備をしておきます。
第7回敬語1尊敬語の適切な使用を修得します。
【準備学習】
テキスト33ページから38ページを読み,確認しておきます。
第8回敬語2謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ・丁寧語・美化語の適切な使用を修得します。
【準備学習】
テキスト33ページから38ページを読み,確認しておきます。
第9回敬語3敬語の誤用についての知識を修得し,小テストで理解度を確認します。
【準備学習】
テキスト33ページの課題に取り組み,小テストの準備をしておきます。
第10回手紙文1目上の人に宛てた手紙文の様式を修得します。
【準備学習】
テキスト39ページから46ページを読んでおきます。
第11回手紙文2就職活動を想定した手紙文を作成します。
【準備学習】
テキスト39ページから46ページを読み,様式等を確認しておきます。
第12回電子メール効果的なメールの書き方を修得します。
【準備学習】
テキスト47ページから52ページを読んでおきます。
第13回効果的な文章作成
冠婚葬祭・贈答のしきたり
エントリーシートや履歴書の効果的な作成法,社会人に求められる〈常識〉を修得します。
【準備学習】
テキスト53ページから64ページを読んでおきます。
第14回理解度の確認敬語と手紙文を中心とした理解度確認の準備をします。
【準備学習】
テキスト・プリント・ノートを熟読し,試験に備えます。
第15回まとめ既習内容を振り返り,発展学習へつなげます。
【準備学習】
テキスト・プリント・ノートを熟読し,既習内容をまとめておきます。
授業形式 プリント・テキストを用い講義形式で行います。
辞書や筆記用具(鉛筆・黒ペン・赤ペン)など必要と思われるものを各自持参して下さい。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
40% 20% 20% 20% 0% 100%
評価の特記事項 テキストの課題を適宜提出してもらいます。レポートは小論文,小テストは敬語とします。なお,講義態度は提出物と授業時の積極性が評価対象となります。
テキスト 庄司達也・山岸郁子・小野美典・安達原達晴『日本語表現法 改訂版 21世紀を生きる社会人のたしなみ』翰林書房,980円+税,ISBN978-4-87737-316-0.
参考文献 文章表現に関する参考文献を授業時に適宜紹介します。
オフィスアワー(授業相談) 月曜日の15:50~16:15に講師室で質問対応をします。なお,ある程度時間が必要な場合は,授業後のアポイントメントによって面談の時間を決めることとします。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 事前学習として,シラバスと教科書を熟読しましょう。事後学習として,各回の授業内容をノートにまとめて復習し,さまざまな文章作成に各自で取り組んでください。また,配布された作成例を基にリライトに取り組むと,学習効果が上がります。この講義は複数開講されています。授業の進め方については,各教員によって違いがありますので,履修する授業の第1回目に必ず出席し,確認してください。しっかりとした履修目的と学習意欲を持った学生諸君の受講を望みます。なお,留学生の受講希望者は日本語に関する一定の学力を備えていることが望まれます。