回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イスラームと美術工芸
| イスラームに関わる美術史と考古学のガイダンスに基づき、講義の目的を理解する。
【準備学習】イスラームに関するニュースなどに目を通しておくこと。
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第2回 | イスラームの美術工芸 | 美術工芸品を通じたイスラーム地域へのアプローチの仕方について学習する。
【準備学習】テキストの序を読んでおくこと。 |
第3回 | イスラーム建築 | イスラームの宗教施設、モスク、マドラサ、聖者廟などについて学習する。
【準備学習】モスクとは何か調べておくこと。 |
第4回 | 書と絵画 | さまざまなアラビア語書体の発達とクルアーンおよび写本などに描かれた絵画について学習する。
【準備学習】ネットなどを通じてクルアーンの読誦を聞いておくこと。 |
第5回 | 工芸1(土器と陶器) | 金属器と土器・陶器などの工芸品の中でとくにイスラーム陶器を中心に学習する。
【準備学習】イスラーム時代の土器や陶器を見たり、画像を検索して観察しておくこと。 |
第6回 | 工芸2(ガラス器) | ガラス製容器と装身具類について学習する。
【準備学習】教科書の『イスラームの美術工芸』該当箇所を読んでおくこと。
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第7回 | アラビア半島とイスラーム | イスラームの誕生と拡大を理解するためアラビア半島の歴史と背景について美術工芸品とともに概観する。
【準備学習】イスラーム関連の図書に目を通しておく。 |
第8回 | シリア・パレスチナの建築と美術工芸 | シリア・パレスチナにおけるとくにイスラームとキリスト教など多宗教との関について工芸品を通じて学習する。
【準備学習】現代のシリア情勢などに関するニュース記事などを読んでおくこと。 |
第9回 | イラク地域建築と美術工芸 | アッバース朝の中心であった現在のイラク地域におけるイスラーム文化の展開について学習する。
【準備学習】イラク・イラン地域にどのよな都市があるか調べて列挙しておくこと。 |
第10回 | エジプト建築と美術工芸 | ナイル地域の物質文化の変容をフスタート遺跡の発掘調査を通じて学習する。
【準備学習】フスタート遺跡について調べておくこと。 |
第11回 | 北アフリカとイベリア半島の建築と美術工芸 | チュニジアからモロッコ、イベリア半島に広がる地中海世界の中でのイスラーム的展開を理解する。
【準備学習】北アフリカにある国を確認しておくこと。 |
第12回 | イラン及び中央アジアの建築と美術工芸 | サーサーン朝ペルシャなどのアラブ以外の伝統を継承する諸国のイスラーム文化の特徴について理解する
【準備学習】イラン及び中央アジアにある国について調べておくこと。 |
第13回 | トルコの建築と美術工芸 | ビザンティン帝国とイスラームの関係及びオスマントルコについて学習する。
【準備学習】イスタンブールについて調べておくこと。 |
第14回 | アジア地域への広がり | 中国および東南アジア出土のガラス器や中東地域出土の中国陶磁などを通じて東西交流を学習する。
【準備学習】中国陶磁にどのような種類があるか、画像を参考に調べておくこと。 |
第15回 | 理解度の確認 | 授業全体のまとめもしくは教条試験を実施する。
【準備学習】14回分の授業の総復習をしておくこと。 |