 |
 |
学習目標(到達目標) |
1. スペイン語のアルファベットを覚える。
2. 口頭練習を繰り返すことにより、スペイン語の音と表記を関係づけることができるようになる。
3. あいさつ、教室内で使う表現を覚え、実際に使用することができるようになる。
4. 簡単な自己紹介、他者紹介ができるようになる。
5. 日常よく使用する表現を通して、スペイン語に慣れ、またスペイン語の基本的な文の組み立てを理解できるようになる。 |
 |
授業概要(教育目的) |
この授業では、口頭練習を中心に、日常生活で使用される表現を通して、音と表記の関係、冠詞、名詞、形容詞などの性数、動詞の現在時制の活用、基本的な文の組み立てなど、スペイン語の基礎を身につけることを目標とする。文法についてはスペイン語IIで学習するので、この授業ではスペイン語の音に慣れ、簡単な会話表現が口をついて出てくるようになるまで繰り返し練習を行う。
|
 |
授業計画表 |
|
|
|
回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イントロダクション(授業の主旨、予習復習のやり方、辞書の利用方法など) | 説明 | 第2回 | 文字と発音1(アルファベット、母音、子音、英語や日本語にない特徴) | 説明と練習 | 第3回 | 文字と発音2(二重母音・三重母音、二重子音、音節の区切り、アクセントの位置、正書法) | 説明と練習 | 第4回 | あいさつの表現1 | 説明と練習 | 第5回 | あいさつの表現2 | 説明と練習 | 第6回 | 名詞(性と数) | 説明と練習 | 第7回 | 冠詞(定冠詞と不定冠詞)、数詞(0~15) | 説明と練習 | 第8回 | 小テスト(名詞、冠詞、数詞)と復習、主語の人称代名詞 | 説明と練習 | 第9回 | be動詞の役割を分担するserとestarの活用 | 説明と練習 | 第10回 | serとestarの構文、普段のことば(時間、曜日、月、季節、方角) | 説明と練習 | 第11回 | serとestarの使い分け、数詞(16~100) | 説明と練習 | 第12回 | 「いる/ある」をあらわすestarとhaber(hay)の使い分け | 説明と練習 | 第13回 | 形容詞(性と数にもとづく変化、地名の形容詞)、順序数詞 | 説明と練習 | 第14回 | 「この/その/あの」をあらわす指示形容詞 | 説明と練習 | 第15回 | 前半の振り返りと学期末の授業内テスト | 試験 | 第16回 | 動詞直説法現在の規則活用1 | 説明と練習 | 第17回 | 動詞直説法現在の規則活用2 | 説明と練習 | 第18回 | 誰が持ち主かをあらわす所有形容詞 | 説明と練習 | 第19回 | 動詞直説法現在の不規則活用1 | 説明と練習 | 第20回 | 動詞直説法現在の不規則活用2 | 説明と練習 | 第21回 | 動詞直説法現在の不規則活用3 | 説明と練習 | 第22回 | 動詞直説法現在の不規則活用4 | 説明と練習 | 第23回 | 小テスト(動詞直説法現在の活用)と復習 | 説明と練習 | 第24回 | 前置詞、前置詞格人称代名詞、疑問文のつくり方 | 説明と練習 | 第25回 | 目的語と目的格人称代名詞1 | 説明と練習 | 第26回 | 目的語と目的格人称代名詞2 | 説明と練習 | 第27回 | gustar型動詞 | 説明と練習 | 第28回 | 再帰動詞 | 説明と練習 | 第29回 | 過去分詞と現在完了、現在分詞、数詞(101~) | 説明と練習 | 第30回 | 全体のまとめと学期末の授業内テスト | 試験 |
|
|
 |
授業形式 |
演習形式で行う。グループワークなどを行う。適宜、DVDやCD等のAV教材、インターネットの動画等を使用する。 |
 |
評価方法 |
定期試験
|
レポート
|
小テスト
|
講義態度
(出席)
|
その他
|
合計
|
50% |
0% |
40% |
10% |
0% |
100% |
|
|
 |
評価の特記事項 |
受験資格として出席を軽視するわけではないが、テスト結果が基準を満たさなければ単位認定しない。 |
 |
テキスト |
『スペイン語の基礎Lo básico del español』朝日出版(木村琢也) |
 |
参考文献 |
過去の授業で使用した教科書を参照する。 |
 |
事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
共通の「学習目標(到達目標)」や「授業概要(教育目的)」に口語中心と記されるが、スペイン語は動詞の形(活用)から状況(5W1H)をやりとりする言語なので、文法(言葉の順番や変化)は必要十分な範囲で説明する。また、あくまで日本語や英語とは別の体系であることから、違いは随時明確にさせる。性数の対応、主語の分類などもその一部である。特に軽視されがちな文字と発音の関係は後の学習でも不可欠となる。まず、何をいっているのかを理解する。相手に自分のいいたいことを伝える。かような訓練を積み重ねる。誇張するわけではないが、再履修の立場を自覚し、不足な知識を明確にしつつ、着実に終了して欲しい。 |