回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 授業方針の説明、ミクロ経済学Ⅰの復習、ミクロ経済学Ⅱはミクロ経済学Ⅰとどこが違うかを示す。 |
第2回 | 市場価格の調整メカニズム | 完全競争市場において、個々の家計と企業は価格を所与として、それぞれ最適な意思決定の計画を立てているということを示す。
【準備学習】
テキストの190-196頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
均衡価格の達成 |
第3回 | 市場取引の利益 | 市場で家計と企業が取引することで、お互いに利益をあげているというのを明らかにする。
【準備学習】
テキストの203-206頁を予め読んでおくこと。
【学習目標」
余剰の概念 |
第4回 | 独占企業の特徴 | 独占市場は完全競争市場とは正反対の市場状態にあり、独占企業は自らの利潤を最大にするように価格と生産量の両方を決定するというのを考察する。
【準備学習】
テキストの258-265頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
独占企業の最適化問題 |
第5回 | 独占の弊害 | 独占市場と完全競争市場と比較して独占の弊害を明らかにする。
【準備学習】
テキストの265ー267頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
独占の超過負担 |
第6回 | 異なる市場での価格差別 | 独占企業が2つの異なる市場で同じ財を供給する場合を考える。
【準備学習】
テキストの267-269頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
需要の価格弾力性とダンピング |
第7回 | 自然独占 | 電力、ガスなど規模の経済性が大きい公益産業の行動を分析する。
【準備学習】
テキストの272-277頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
限界費用価格形成原理とX非効率 |
第8回 | 寡占 | ある産業で財・サービスを供給する企業の数が少数に限定されているマーケットについて考察する。
【準備学習】
テキストの322-329頁を予め読んでおくこと。
【学習目標」
屈折需要曲線 |
第9回 | 複占 | 企業の数を2つに限定して、複占の企業行動を理論的に分析する。
【準備学習】
テキストの332-338頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
クールノー均衡 |
第10回 | ゲームの理論(1) | ゲーム理論の基本的な考え方を明らかにする。
【準備学習】
テキストの292-298頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
プレーヤーと戦略 |
第11回 | ゲームの理論(2) | お互いの最適戦略である戦略の組合わせとしてゲームの解を求める。
【準備学習】
テキストの299-302頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
ナッシュ均衡 |
第12回 | ゲームの理論(3) | 相手の戦略がわかった後で自分の戦略を順次決めていくゲームを考える。
【準備学習】
テキストの303-311頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
動学的ゲーム |
第13回 | 外部性と公共財
| 経済活動における外部性を導入する。具体的には、環境問題を取り上げる。また、公共財の最適供給についても明らかにする。
【準備学習】
テキストの356-381頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
市場の失敗 |
第14回 | 不完全情報と不確実性 | 情報が不完全であるときに起こる様々な経済現象を考察する。
【準備学習】
テキストの126-134頁、386-392頁を予め読んでおくこと。
【学習目標】
情報の非対称性と期待効用 |
第15回 | 理解度の確認 | まとめ |