講義名 経営学CⅠ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 火3
単位数 2

担当教員
氏名
村田 和彦

学習目標(到達目標) 経営学の学問的性格と経営学の研究対象である企業について理解を深めるとともに、企業を見る目を養う。
授業概要(教育目的) まず第1に経営学の対象・課題・方法・体系を明らかにする。第2に企業の活動主体を明らかにする。第3に企業の対内的活動を合理化活動と民主化活動とに分けてそれぞれの特徴を明らかにする。
授業計画表
 
項目内容
第1回経営学の対象管理学と企業学(テキスト第1章第2節)
第2回経営学の課題助言と説明(テキスト第1章第3節)
第3回経営学の方法と体系法則論的説明と解釈論的説明(テキスト第1章第4節・第5節)
第4回企業活動の主体(1)企業活動の垂直的分化と機能資本家の機能形態(テキスト第2章第2節)
第5回企業活動の主体(2)個人株主支配説と企業支配論の展開(テキスト第2章第3節)
第6回企業活動の主体(3)企業支配論の展開(続)(テキスト第2章第3節)
第7回企業活動の主体(4)企業の所有機構の非個人化と専門経営者をめぐる問題(テキスト第2章第4節・第5節)
第8回企業の生産合理化活動(1)企業活動の水平的分化と生産管理(テキスト第3章第1節)
第9回企業「の生産合理化活動(2)市場の拡大と生産形態の展開(テキスト第3章第2節)
第10回企業生産合理化活動(3)労働者の組織的怠業と企業管理の展開(テキスト第3章第3節)
第11回企業の生産合理化活動(4)科学的管理排撃運動と人事管理の展開(テキスト第3章第4節・第5節)
第12回企業の生産合理化活動(5)市場の変動と生産合理化活動(テキスト第3章第6節)
第13回企業の生産民主化活動(1)企業構造の二重化と労務管理(テキスト第1章第5節・第4章第2節)
第14回企業の生産民主化活動(2)日本企業における生産民主化活動(テキスト第4章第4節)
第15回企業の生産民主化活動(3)ドイツ企業における生産民主化活動(テキスト第4章第5節)
授業形式 講義とそれを巡る質疑
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 レポートと質疑の内容とを総合して評価する。
テキスト 村田和彦著『経営学原理(改訂版)』中央経済社、2011年9月、2940円。毎回資料を配布する。
参考文献 村田和彦著:『労資共同決定の経営学』、『労働人間化の経営学』、『生産合理化の経営学』、『市場創造の経営学』、『企業支配の経営学』
オフィスアワー(授業相談) 火曜日16:20-17:50、8号館318号室村田研究室。事前にアポイントをとること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 講義個所について事前にテキストを読んでおくこと。