回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 成長理論の出発点 | 成長率の概念、短期静学的なケインズ体系の長期動学化。 |
第2回 | 時間の取り扱い方 | 離散的な成長率、連続的な成長率 Y(t)=Y(0)egtとY(t)=(1+g)tY(0) |
第3回 | 自然対数の底 | n→∞とき,e=lim(1+1/n)(n乗)=2.71828‥、指数関数、対数関数. |
第4回 | A.スミスの成長モデル | 生産的労働者の数を増やし,その労働生産性を高めることが,経済成長の基本である |
第5回 | リカードの成長モデル | リカード体系,巨視的分配論。主として、森嶋教授のモデルに従う。 |
第6回 | 〃 | 当体系においては,経済成長に伴って,地代が上昇し,利潤率は低下し,実質賃金率はほぼ一定である |
第7回 | マルクスの成長モデル | 当該モデルでは,成長率は搾取率と蓄積率と資本の有機的構成比率とによって決定される |
第8回 | 拡大再生産表式 | 要するに、物的数量はいずれも時間を通じて一定の百分比成長率gで増大することになる。 |
第9回 | ドーマーの成長モデル | 完全雇用を持続させるためには,投資は貯蓄率と資本生産性との積(ασ)で増加しなければならない |
第10回 | ハロッドの成長モデル | 現実成長率,保証成長率,自然成長率 |
第11回 | 〃 | 不安定性定理,大不況の分析 Ga<Gn<Gw |
第12回 | 新古典派成長理論 | 新古典派的生産関数.一次同次. |
第13回 | 〃 | 基本方程式 k=sf(k)-nk の導出,定常的均衡 k=0 の存在と安定 |
第14回 | 〃 | 当モデルにおいては,要するに,経済成長率は所与の人口増加率によって決まる |
第15回 | まとめ | ソロー・モデルの長期・定常状態の安定分析は、ベルヌーイの微分方程式の適用によって行われる。 |