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学習目標(到達目標) |
ミクロ経済学・計量経済学の知識を前提とする。国際貿易の基本的な分析枠組みである定量的貿易モデルとその推定方法を習得し，国際貿易の理論・実証・政策のフロンティアで学術論文を執筆することを目標とする。 |
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授業概要(教育目的) |
独占的競争の一般均衡理論を学習し，Krugman (1980)やMelitz (2003)など代替の弾力性が一定の場合の定量分析を理解する。同様に，代替の弾力性が一定でない場合の定量分析も扱う。さらに，定量的貿易モデルの問題点を整理する。 |
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| 授業計画表 |
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| 回 | 項目 | 内容 |
| 第1回 | 独占的競争の一般均衡理論① | Dixit and Stiglitz (1977)に基づき，代替の弾力性が一定の場合を扱う。 | | 第2回 | 産業内貿易の理論① | Krugman (1980)に基づき，同質企業による産業内貿易を理解する。 | | 第3回 | 異質的企業の理論① | Melitz (2003)に基づき，異質企業による産業内貿易を理解する。 | | 第4回 | 定量的貿易モデル① | Arkolakis, Costinot, and Rodriguez-Clare (2012)に基づき，貿易利益の定量分析を学習する。 | | 第5回 | 重力モデルの構造推定① | Anderson and van Wincoop (2003)に基づき，重力モデルの構造推定を学習する。 | | 第6回 | 独占的競争の一般均衡理論② | Behrens and Murata (2007), Zhelobodko, Kokovin, Parenti, and Thisse (2012)に基づき，代替の弾力性が一定でない場合を扱う。 | | 第7回 | 産業内貿易の理論② | Krugman (1979), Behrens and Murata (2012a)に基づき，同質企業による産業内貿易を理解する。 | | 第8回 | 異質的企業の理論② | Behrens, Mion, Murata, and Suedekum (2014), Arkolakis, Costinot, Donaldson, and Rodriguez-Clare (2018)に基づき，異質企業による産業内貿易を理解する。 | | 第9回 | 定量的貿易モデル② | Behrens, Mion, Murata, and Suedekum (2014), Arkolakis, Costinot, Donaldson, and Rodriguez-Clare (2018)に基づき，貿易利益の定量分析を学習する。 | | 第10回 | 重力モデルの構造推定② | Behrens, Mion, Murata, and Suedekum (2014), Arkolakis, Costinot, Donaldson, and Rodriguez-Clare (2018)に基づき，重力モデルの構造推定を学習する。 | | 第11回 | 異質的消費者の理論 | Behrens and Murata (2012b)に基づき，消費者が異質である場合，誰が貿易利益を得て，誰が貿易損失を被るのかを理解する。 | | 第12回 | 定量的貿易モデルの問題点 | Behrens, Kanemoto, and Murata (2014, 2017)に基づき，定量的貿易モデルの問題点を整理する。 | | 第13回 | 参加者による研究報告① | 参加者が研究計画を報告する。 | | 第14回 | 参加者による研究報告② | 参加者が研究計画を報告する。 | | 第15回 | 参加者による研究報告③ | 参加者が研究計画を報告する。 |
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| 授業形式 |
輪読形式 |
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| 評価方法 |
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定期試験
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レポート
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小テスト
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授業への
参画度
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その他
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合計
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50% |
0% |
50% |
0% |
100% |
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| テキスト |
授業計画表に挙げた論文を用いる。 |
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| オフィスアワー(授業相談) |
授業後に相談を受け付ける。 |
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