講義名 商法Ⅱ(企業法) ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 金7
単位数 2

担当教員
氏名
小池 信人

学習目標(到達目標) 本講義は,「会社法」の基本的構造を把握することを目的としています。
授業概要(教育目的) 経済社会において重要な役割を担う会社を規制する「会社法」が平成18年5月に施行されました。
その「会社法」の基本的構造,特に株式会社に関する各制度の基本的事項を理解してもらうことを目的としています。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス講義の進め方等
第2回会社法総論会社法の内容と会社の種類等
第3回株式会社総論,設立株式会社の特色,設立手続等
第4回株式 1株式の法的意義等
第5回株式 2自己株式の取得等
第6回株式会社の機関 1株主総会
第7回株式会社の機関 2取締役,取締役会
第8回株式会社の機関 3監査等委員会設置会社,指名委員会等設置会社,会計参与
第9回株式会社の機関 4監査役,監査役会,会計監査人
第10回株式会社の計算計算規定等
第11回募集株式,新株予約権発行手続,有利発行等
第12回社債,定款変更,解散社債発行,定款変更,解散の手続等
第13回組織変更,持分会社組織変更,合併,会社分割,株式交換,株式移転,持分会社
第14回まとめ 1
第15回まとめ 2
授業形式 指定したテキストの内容に沿って,レジュメを作成し,会社法全般について講義をします。
また,法律の条文に慣れてもらうために,条文を読み上げてもらうことにしています。
したがって,テキストと六法は必携となります。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 15% 0% 80% 5% 100%
評価の特記事項 講義の出席状況によって成績を付けます。
レポート提出は完全に任意で,強制ではありません。自主的にレポートを提出されたときは,その内容の優劣を評価において考慮します。
テキスト 丸山秀平著『やさしい会社法〔第13版〕』法学書院,2000円(税別).
(但し,授業開始前に改訂版が出版されていた場合は,その版とします。)
参考文献 最新版の六法で,会社法,会社法施行規則,会社計算規則が掲載されているもの(『ポケット六法』有斐閣や『デイリー六法』三省堂等)。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 後期という短期間に会社法全体を俯瞰しますので,1回の授業で多くの事項に触れることになります。会社法の各制度は連動している部分もあり,1回欠席すると分からなくなりますので,欠席しないようにして下さい。