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学習目標(到達目標) |
西欧のリベラリズムの歴史にそって,リベラリズムにおける公共性と政策課題について理解し、説明できる. |
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授業概要(教育目的) |
ロック以来のリベラリズムにおいて公共性の問題がどのように扱われてきたか,またどのような政策が望ましいものとして考えられてきたかを,基本文献を読解しながら考える.英語文献も使用する. |
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授業計画表 |
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回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イントロダクション | 講義の進め方と報告について. | 第2回 | ジョン・ロック | ロックの自然権論、貧困観、救貧政策について. | 第3回 | アダム・スミス | スミスの市場観、政府の役割について. | 第4回 | 報告 | ロック、スミスに関する報告と質疑. | 第5回 | J.ベンサム | ベンサムの功利の原理、自由放任主義と国家介入主義政策について. | 第6回 | J.S.ミル | ミルの自由の原理、多様性の擁護について. | 第7回 | T.H.グリーン | グリーンの積極的自由、政府の道徳的責任について. | 第8回 | 報告 | ベンサム、ミルに関する報告と質疑. | 第9回 | H.スペンサー | スペンサーの社会有機体論と自由放任主義について. | 第10回 | フェビアン主義 | S.ウェッブの個人主義批判と家政国家論について. | 第11回 | ニューリベラリズム | L.T.ホブハウスの調和の原理と再分配政策について. | 第12回 | 報告 | 社会有機体論に関する報告. | 第13回 | J.M.ケインズとベヴァリッジ | ケインズの自由放任主義批判とベヴァリッジの社会保険構想について. | 第14回 | F.A.ハイエク | ハイエクの集産主義批判と福祉国家批判について. | 第15回 | 報告 | ケインズとハイエクに関する報告. |
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授業形式 |
基本的に受講者による報告を中心に授業をおこなう. |
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評価方法 |
定期試験
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レポート
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小テスト
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授業への
参画度
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その他
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合計
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0% |
60% |
0% |
40% |
0% |
100% |
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テキスト |
初回授業時に紹介する. |
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参考文献 |
特になし. |
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オフィスアワー(授業相談) |
火曜3時〜4時 |
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事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
報告を中心とした授業なので,受講者は積極的に参加する必要がある. |