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学習目標(到達目標) |
格付け(Credit Ratings)の必要性および理論を理解した上で,企業ならびにソブリン・カントリーの格付けについての理解を深めることができるようにすることを目的とする |
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授業概要(教育目的) |
本講義は格付けの理論と実際について役割、歴史、制度、情報の正確性の判定、および実例を講義し、学生が興味のある企業等について格付け分析のを行うことができるように模擬格付けクロサワ・モデルを使用して演習を行います |
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授業計画表 |
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回 | 項目 | 内容 |
第1回 | オリエンテーション | 全体の概要とスケジュール | 第2回 | 格付け概論 | 格付け史,格付け制度,日本の格付け,ヨーロッパ・アジアの格付け | 第3回 | 格付けの手法 | 企業格付け,ストラクチャード格付け,ソブリン格付け等 | 第4回 | 格付けの理論Ⅰ | 情報の非対称性と信用リスク,格付けの考え方 | 第5回 | 格付けの理論Ⅱ | 累積デフォルト率と格付けの関係 | 第6回 | 格付けの理論Ⅲ | 格付けのトランジション,市場利回りと格付けの関係 | 第7回 | 格付けの実際1 | 格付け制度の問題点,アジアの格付け問題 | 第8回 | 格付けの実際2 | 累積デフォルト率と格付けの実証分析 | 第9回 | 格付けの実際3 | トランジション,市場利回りと格付けの実証分析 | 第10回 | 格付けの実際4 | 企業格付けの判別分析 | 第11回 | 格付けの実際5 | ソブリン格付けの判別分析 | 第12回 | 格付けの実際6 | 格付けモデルによる分析 | 第13回 | エピローグ講義 | 格付けの限界,過去と未来の関係,これからの格付け | 第14回 | 理解度の確認 | これまでの講義についての質疑応答 | 第15回 | まとめ | これまでの講義のまとめ |
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授業形式 |
講義形式、学生が統計ソフトや模擬格付け用のクロサワ・モデルを使って演習を行います。なお、内容と進め方については参加人数によって変更することがあります。 |
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評価方法 |
定期試験
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レポート
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小テスト
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授業への
参画度
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その他
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合計
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0% |
0% |
0% |
60% |
40% |
100% |
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評価の特記事項 |
理解の程度にウエイトをおきます |
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テキスト |
黒沢義孝『格付け講義』文眞堂
黒沢義孝『格付け情報のパフォーマンス評価』梓出版社
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参考文献 |
その都度紹介します |
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オフィスアワー(授業相談) |
水曜日 12時14時-15時 |
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事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
信用リスク格付けに興味のある学生であればどなたでも受講してください |