講義名 特殊講義Ⅰ(中小企業の市場開発Ⅰ) ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 水7
単位数 2

担当教員
氏名
加藤 智紀

学習目標(到達目標) ・理論と実践の相違点が明確になること。
・中小企業の市場開発の現状がクリアーになること。
・中小企業の〔メーカー、流通業、その他〕市場開発力分析ができるようになるこ
 と。
・市場開発の分析と連動した市場開発政策が立案できるようになること。
・政策を企業内に定着させるコンサルテイングスキルが習得できること。
・税理士事務所の市場開発に応用することも、十分可能となること。
授業概要(教育目的) 講義、ケーススタデイ演習、フリーデイスカッション、グループデイスカッションをミックスした授業で実社会で活用できるノーハウを学ぶ。
上記の過程でコミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルを身に着けていただく。
授業計画表
 
項目内容
第1回中小企業の実態を知る(1)、中小企業の特性
(2)、中小企業が抱える共通の問題点
第2回中小企業における市場開発の考え方と留意点(1)、市場開発の概念
(2)、市場開発と顧客管理
(3)、市場開発とマネジメント
(4)、経営方針ケーススタデイ
第3回市場開発にあったっての市場のとらえ方(1)、市場特性と市場開発
(2)、顧客の特性とその分析
(3)、中小企業にとってのシエアとは
第4回市場分析ケーススタデイ演習(1)、中小企業の菓子業者の市場開発方針と戦略・戦術
   ケーススタデイ演習
(2)、グループ討議
(3)、発表・コメント
第5回市場開発とマーケテイング活動(1)、中小企業とマーケテイング活動
(2)、マーケテイング5P活動とは
第6回マーケテイング活動ケーススタデイセブンイレブン個店のケーススタデイ演習
第7回製品政策と中小企業(1)、製品政策におけるハードとソフト
(2)、製品ライフサイクルとマーケテイング
(3)、製品差別化と成功のポイント
第8回価格政策と中小企業(1)、価格の決め方
(2)、価格の運用
(3)、価格の範囲
第9回販路政策と中小企業(1)、我が国の流通経路
(2)、中小企業と販路政策
(3)、販売店活性化策
第10回販売店活性化ケーススタデイ演習ゴム資材販売業者の市場管理・顧客管理・セールス活動の実例ケース研究
第11回販売促進政策と中小企業(1)、販売促進の5本柱
(2)、中小企業における販促成功のポイント
第12回店舗活性化販促ケーススタデイ演習寝具販売店業者の販売促進戦略における実例事例研究
第13回営業マン活動と中小企業(1)、営業活動の本質
(2)、提案営業とは
(3)、営業マンの資質とは
第14回まとめAエリアにおける自動車部品販売業者の市場分析と販売戦略の要点
(1)、エリアセグメンテーションの考え方
(2)、中小企業における市場分析の重点項目
(3)、戦略立案とSWOT分析のポイント
第15回理解度確認(1)、市場分析戦略戦術立案に関するレポート作成
(2)、グループ討議
(3)、発表・コメント
授業形式 講義
グループデイスカッション
フリーデイスカッション  をミックスして授業を進める
デイスカッションはケーススタデイが主体となるが、講師からテーマ設定をして進める場合もある
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 10% 0% 80% 10% 100%
評価の特記事項 小論文
発表内容と態度
出席率
をミックスして評価する。
テキスト 講師の作成したレジュメ参考資料を中心に授業を進める。
参考文献 マーケテイング、販売活動に関する文献であればすべて参考になるので自分で選定してほしい。
オフィスアワー(授業相談) 当授業は水曜日の7時限になるので、相談がある場合は19時に7号館3階の講師室にきてほしい。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 毎年のことではあるが、質問が非常に少ない。
質問からさらに内容を深く掘り起こすことも可能なので、できるだけ質問を多くしていただきたい。