講義名 ドイツ語Ⅰ(再) ≪◇学部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 土2
単位数 2

担当教員
氏名
照井 陽子

学習目標(到達目標) 1.正しい発音やイントネーションでドイツ語を話したり,テキストを読んだりすることができる。
2.ドイツ語で挨拶や自己紹介,他者紹介をすることができる。
3.日常生活における様々な場面でドイツ語の基本的な語彙・構文を使い,口頭で自分の意思を伝えたり,相手に質問したりすることができる。
4.簡単なドイツ語の会話や文章(独検5級程度)を聞いて,内容の大意を理解することができる。
5.ドイツ語で日付,時刻,年齢,金額など,数字を用いた表現を言ったり聞いたりすることができる。
6.欧州ならびにドイツ語圏の国・都市について概要を説明することができる。
授業概要(教育目的) ドイツ語の発音、基本的な語彙や構文の口頭練習を繰り返し行うことにより,初歩的なドイツ語運用能力を身につけることを目標とする。
また,欧州ならびにドイツ語圏の国・都市について基礎的な知識を習得することにより,ドイツ語圏への興味関心を深め,ドイツ語の学習意欲の向上を図る。
授業計画表
 
項目内容
第1回イントロダクション / ガイダンス
受講に際しての導入的学習
派遣交換留学プログラムの紹介
授業の進め方や成績評価方法等について説明する。
併せて,2019年度派遣交換留学プログラムについて紹介する。
【事前学習】1時間
シラバスを読み,積極的な姿勢で学習に取り組むことができるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
授業時に取り上げたテーマについて復習し,主体的に学んだり,表現したりする力を身につけておくこと。
第2回ドイツ語のアルファベートと英語のアルファベット
表現演習(綴りと発音)
ドイツ語のアルファベートの発音を確認しながら,単語の発音(母音・母音の連続・子音)の練習をする。
併せて,辞書の使い方について説明する。
【事前学習】1時間
新出単語や会話表現について事前に調べておくこと。
【事後学習】1時間
授業時に取り上げたテーマについて復習し,主体的に学んだり,表現したりする力を身につけておくこと。
第3回Lektion 1
【出会いと自己紹介】
自己紹介を中心とする挨拶について学び,会話表現を実践する。
会話表現に含まれる文法事項:人称代名詞と動詞の現在人称変化(規則変化)/ 定動詞の位置
【事前学習】1時間
新しい学習項目について予め声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
基礎的な単語を用いた表現の復習を重点的に行い,授業のテーマについて,より深く理解できるよう,学習の促進を図っておくこと。
第4回Kommunikation 1
【In der Mensa】
自己紹介について,様々な場面を想定しながら学習し,実践を通じて習得する。
会話表現に含まれる文法事項:seinとhabenの現在人称変化
【事前学習】1時間
授業のテーマに基づいて,表現したい内容や会話の流れについて練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
基礎的な単語を用いた表現の復習を重点的に行い,授業のテーマについて,より深く理解できるよう,学習の促進を図っておくこと。
第5回Lektion 2
【自己紹介と他者紹介】
日常会話における自己紹介と他者紹介について学習し,会話文に対する理解力を高める。
会話表現に含まれる文法事項:名詞の性・数・格 / 定冠詞
【事前学習】1時間
発音とイントネーションを確認しながら,予め文章を読んでおくこと。
【事後学習】1時間
語彙や文法に留意しながら,授業時に取り上げたテーマについて,自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
第6回Kommunikation 2
【Beim Studentenwerk】
挨拶表現について,語彙と語法を学習しながら,実践を通じて習得する。
会話表現に含まれる文法事項:不定冠詞 / 整序問題
【事前学習】1時間
不定冠詞と名詞を含んだ表現について確認し,口頭発表に関する調査を進めておくこと。
【事後学習】1時間
語彙や文法に留意しながら,授業時に取り上げたテーマについて,自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
第7回表現演習
【プレゼンテーション】
ペアワークやグループワークを用いて,様々な表現方法について検討する。
併せて,既習の会話表現について発表する。
Lektion 1とLektion 2の復習 / 応用問題 / ドイツ語圏の大学について
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
「聞く・話す・読む・書く」という4技能の習得に向けて,授業で扱った語彙を活用しながら,既習分野の確認をしておくこと。
第8回Lektion 3
【明日の予定を尋ねる】
予定や計画に関して話し合う表現について,時刻の伝え方を含めて学習し,会話の実践を通じて習得する。
会話表現に含まれる文法事項:数詞 / 人称代名詞の3格と4格 / 動詞の現在人称変化(不規則変化)
【事前学習】1時間
既習の語彙や語句について確認しながら,新出単語の発音の練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
「聞く・話す・読む・書く」という4技能の習得に向けて,授業で扱った語彙を活用しながら,既習分野の確認をしておくこと。
第9回Kommunikation 3
【Vor dem Hörsaal】
日常生活で使われる予定や計画に関する表現について学習し,会話の実践を通じて語彙力の強化を図る。
会話表現に含まれる文法事項:命令形 / 疑問代名詞 / 男性弱変化名詞
【事前学習】1時間
授業中に配布したプリントの図表を参照しながら,練習問題を発音できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
「聞く・話す・読む・書く」という4技能の習得に向けて,授業で扱った語彙を活用しながら,既習分野の確認をしておくこと。
第10回Lektion 4
【趣味について尋ねる】
趣味に関する単語や表現について解説し,会話の実践を通じて語彙力の強化を図る。
会話表現に含まれる文法事項:前置詞の格支配 / 前置詞と定冠詞の融合形 / 融合形(前置詞+人称代名詞,前置詞+疑問代名詞)
【事前学習】1時間
これまでの授業で取り上げた内容を振り返りながら,新しい表現について練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
授業内で提示した学習のポイントを見直し,実践的なコミュニケーションスキルの養成を図っておくこと。
第11回Kommunikation 4
【In der Bibliothek】
趣味に関する表現について,語彙の運用を検討しながら,会話の練習を行う。
会話表現に含まれる文法事項:定冠詞類(dieser型)/ 不定冠詞類(mein型)
【事前学習】1時間
新しい学習項目について目を通し,発音の練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
授業内で提示した学習のポイントを見直し,実践的なコミュニケーションスキルの養成を図っておくこと。
第12回既習事項の確認と復習
【Kommunikative Grammatik】
既習の会話表現を基軸としながら,よく使われる日常会話について実践する。
Lektion 3とLektion 4の復習 / 応用問題
【事前学習】1時間
様々な日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
授業内で提示した学習のポイントを見直し,実践的なコミュニケーションスキルの養成を図っておくこと。
第13回Lektion 5
【レストランで注文する】
レストランでの注文に関する会話表現について,様々な場面を想定しながら学習し,実践を通じて習得する。
会話表現に含まれる文法事項:名詞の複数形 / 分離動詞と非分離動詞
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
身近な話題や場面を通して,国際情勢への関心を高め,語学の実践的学習に応用できるようにしておくこと。
第14回Kommunikation 5
【Stadtbummel】
食事や飲み物に関する単語を活用し,レストランにおける会話表現について実践する。
会話表現に含まれる文法事項:非人称主語の用法 / 並列接続詞と従属接続詞
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
身近な話題や場面を通して,国際情勢への関心を高め,語学の実践的学習に応用できるようにしておくこと。
第15回確認試験と解説授業を通して学んだことの確認試験(60分)及び解説(30分)を行う。
【事前学習】1時間
学習目標の到達に向けて,これまでの授業で取り上げた文法事項について復習しておくこと。
【事後学習】1時間
身近な話題や場面を通して,国際情勢への関心を高め,語学の実践的学習に応用できるようにしておくこと。
第16回Lektion 6
【買い物に行く】
買い物で用いられる様々な表現について学習し,実践的なコミュニケーションスキルの養成を図る。
会話表現に含まれる文法事項:形容詞・副詞の比較級と最上級の作り方 / 様々な比較の用法
【事前学習】1時間
形容詞を用いた買い物の会話表現について,発音の練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
授業時に取り上げたテーマについて復習し,主体的に学んだり,表現したりする力を身につけておくこと。
第17回既習事項の確認と復習
【Kommunikative Grammatik】
既習の会話表現を基軸としながら,よく使われる日常会話について実践する。
Lektion 5とLektion 6の復習 / 応用問題
【事前学習】1時間
様々な日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
授業時に取り上げたテーマについて復習し,主体的に学んだり,表現したりする力を身につけておくこと。
第18回Lektion 7
【週末の予定を尋ねる】
週末の予定に関して話し合うための単語や表現について解説し,会話の実践を通じて語彙力の強化を図る。
会話表現に含まれる文法事項:季節 / 月 / 曜日
【事前学習】1時間
様々な日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
基礎的な単語を用いた表現の復習を重点的に行い,授業のテーマについて,より深く理解できるよう,学習の促進を図っておくこと。
第19回Kommunikation 7
【Im Studentenwohnheim】
週末の予定をテーマとする表現について,語彙の運用を検討しながら,会話の練習を行う。
会話表現に含まれる文法事項:話法の助動詞と未来の助動詞 / 空所補充問題
【事前学習】1時間
月や曜日,時刻の表現を始めとする暦や時に関する言葉を用いた対話形式の文章について,発音の練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
基礎的な単語を用いた表現の復習を重点的に行い,授業のテーマについて,より深く理解できるよう,学習の促進を図っておくこと。
第20回Lektion 8
【休暇について尋ねる】
休暇について話し合うための表現について,語彙と語法を学習しながら,実践を通じて習得する。
会話表現に含まれる文法事項:動詞の3基本形(不定形・過去基本形・過去分詞)/ 過去人称変化
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
語彙や文法に留意しながら,授業時に取り上げたテーマについて,自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
第21回Kommunikation 8
【Gespräch mit dem Tutor】
休暇に関する会話について,暦や時を表す表現を活用しながら,実践を通じて習得する。
会話表現に含まれる文法事項:色々な過去分詞(規則変化・不規則変化)/ 現在完了形と過去完了形
【事前学習】1時間
月や曜日,時刻等の暦や時を表す語で構成された表現について,繰り返し発音練習をしておくこと。
【事後学習】1時間
語彙や文法に留意しながら,授業時に取り上げたテーマについて,自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
第22回既習事項の確認と復習
【Kommunikative Grammatik】
既習の会話表現を基軸としながら,よく使われる日常会話について実践する。
Lektion 7とLektion 8の復習 / 応用問題
【事前学習】1時間
様々な日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
「聞く・話す・読む・書く」という4技能の習得に向けて,授業で扱った語彙を活用しながら,既習分野の確認をしておくこと。
第23回Lektion 9
【場所を尋ねる】
ドイツの日常生活の中から多様な場面を取り上げ,それぞれの場面で頻繁に登場する基本表現について学習し,会話の実践を行う。
会話表現に含まれる文法事項:関係代名詞と関係副詞① / 再帰代名詞と再帰動詞
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
「聞く・話す・読む・書く」という4技能の習得に向けて,授業で扱った語彙を活用しながら,既習分野の確認をしておくこと。
第24回Kommunikation 9
【Bei der Studienberatung】
ドイツの日常生活の中から多様な場面を取り上げ,それぞれの場面で頻繁に登場する応用表現について学習し,会話の実践を行う。
会話表現に含まれる文法事項:関係代名詞と関係副詞② / zu不定詞の用法
【事前学習】1時間
基礎的な単語で構成された日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
授業内で提示した学習のポイントを見直し,実践的なコミュニケーションスキルの養成を図っておくこと。
第25回Lektion 10
【日本の文化を紹介する】
ヨーロッパの都市について知識を深めながら,ドイツ語で日本の文化を紹介するための会話表現について検討する。
会話表現に含まれる文法事項:sein+zu不定詞 / haben+zu不定詞
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
授業内で提示した学習のポイントを見直し,実践的なコミュニケーションスキルの養成を図っておくこと。
第26回Kommunikation 10
【Semesterferien】
基礎的な単語で構成されたドイツ語の表現を活用しながら,日本の文化に関する会話の実践を行う。
会話表現に含まれる文法事項:受動態(動作受動 / 自動詞の受動 / 状態受動)
【事前学習】1時間
様々な日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
身近な話題や場面を通して,国際情勢への関心を高め,語学の実践的学習に応用できるようにしておくこと。
第27回Landeskunde
【Sport in Deutschland】
スポーツについて話し合うための単語や表現について解説し,会話の実践を通じて語彙力の強化を図る。
会話表現に含まれる文法事項:接続法第1式 / 接続法第2式
【事前学習】1時間
文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
身近な話題や場面を通して,国際情勢への関心を高め,語学の実践的学習に応用できるようにしておくこと。
第28回表現演習・理解度の確認
【プレゼンテーション】
要点のまとめを行いながら,ペアワークやグループワークを用いて,様々な表現方法について実践し,理解を深める。
併せて,既習の会話表現について発表する。
会話表現に含まれる文法事項:様々な接続法(要求・譲歩・間接引用・非現実・推量)
【事前学習】1時間
様々な日常会話について声に出して読み,ドイツ語のリズムに慣れるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
身近な話題や場面を通して,国際情勢への関心を高め,語学の実践的学習に応用できるようにしておくこと。
第29回表現演習・理解度の確認・まとめ
【Hören / Sprechen / Üben】
要点を確認しながら,様々な場面で登場する会話表現について,実践を通じて習得する。
異文化理解 / コミュニケーション論 / 応用問題
【事前学習】1時間
日常生活においてよく使われる会話表現について,文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
自らの学習活動を振り返り,既習の表現方法を基軸としながら,ドイツ語運用能力の向上につなげること。
第30回確認試験と解説授業を通して学んだことの確認試験(60分)及び解説(30分)を行う。
【事前学習】1時間
基礎的な単語で構成された会話表現について,文字と発音の関係や発音の仕方に注意しながら,正確なイントネーションで発話できるようにしておくこと。
【事後学習】1時間
自らの学習活動を振り返り,既習の表現方法を基軸としながら,ドイツ語運用能力の向上につなげること。
授業形式 アクティブラーニング形式で,実際に声を出して発音や会話の練習を行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
50% 0% 0% 30% 20% 100%
評価の特記事項 上記の割合による総合評価となりますが,各自の目標を達成するのにふさわしいものを適宜取り上げ,有機的に組み合わせて活用します。
テキスト 初回の授業時に紹介します。
参考文献 授業時に紹介します。また,必要に応じてプリントを配布します。
オフィスアワー(授業相談) 本授業に関するオフィスアワーを実施します。
アポイントメントの取り方を含めて,オフィスアワーについて授業内でお知らせします。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 本授業は,ドイツ語の初学者を対象とし,外国語教育の視点から職業分野に直結する実践的な授業を行います。授業では,習熟度に合わせて重要事項を確認しながら,ヨーロッパ事情や海外留学制度を始めとして,関連する周辺分野についても扱います。
安心して学習することができますので,臆することなく授業に参加してください。