回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 計量経済学とは何か、その概略を解説する。講義の進め方ならびに成績評価の方法について説明する。
【事前学習】2時間 テキスト第1章を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 身近にあるデータ分析を用いた事例を探す。
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第2回 | データの整理1
| 和記法の復習を行う。平均,分散等の基本的な統計量の解説を行い,エクセルで計算できるようにする。
【事前学習】2時間 エクセル作業の基本的作業の確認。
【事後学習】2時間 テキスト2.1節,2.2節の復習。和記法を使用した平均・分散の計算問題を解く。 |
第3回 | データの整理2 | 共分散,単相関係数の概念を説明する。さらに,度数分布表,ヒストグラムについて解説する。また、対応する作業についてエクセルでの練習。
【事前学習】2時間 テキスト2.2節,2.3節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。授業とは異なるデータを用いたエクセルでの作業確認を行う。
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第4回 | 最小2乗法1 | 最小2乗法(OLS)の考え方と推定量の導出を解説する。
【事前学習】2時間 テキスト3.1節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習を復習し,最小2乗推定量を導出できるようにする。
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第5回 | 最小2乗法2 | エクセルでのOLSの計算法を説明し,実際にデータを用いて計算する。残差の重要な性質について解説する。
【事前学習】2時間 エクセルの基本的な操作方法を確認しておく。
【事後学習】2時間 授業とは異なるデータを用いてOLS推定量の導出を復習する。
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第6回 | 最小2乗法3 | 決定係数の求め方と解釈を説明する。単相関係数との関係を説明し、実例を紹介する。
【事前学習】2時間 テキスト3.2節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。単相関係数から決定係数が導出できるようにする。
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第7回 | 最小2乗法4 | 最小2乗法のまとめ。実証例を紹介する。
【事前学習】2時間 テキスト3.3節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 授業とは異なるデータを自分で探し,最小2乗法を適用してみる。
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第8回 | 小テスト1 | 第1~7回までの内容について小テストを行う。
【事前学習】2時間 これまでの授業の復習。
【事後学習】2時間 小テストの内容を確認しておく。
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第9回 | 単回帰分析1 | 基準化変量の考え方,偏差値,正規分布に基づく検定を解説する。
【事前学習】2時間 テキスト4.1節を読んでおく。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。基準化変量が持つ意味を説明できるようにしておく
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第10回 | 単回帰分析2 | 正規分布に基づく仮説検定,t検定について解説する。
【事前学習】2時間 テキスト4.2節を読んでおく。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。t検定が何をしているのか,説明できるようにしておく。
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第11回 | 単回帰分析3 | 変数選択の方法としてのt検定を紹介する。エクセルの分析ツールの練習,エクセルの結果の見方の解説する。
【事前学習】2時間 テキスト4.3節を読んでおく。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。エクセル作業の確認を行う。
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第12回 | 単回帰分析4 | 単回帰分析のまとめとして,実例を用いたエクセルでの練習を行う。合わせて,実証分析の進め方について解説をする。
【事前学習】2時間 テキスト4.4節を読んでおく。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。実証分析の進め方について確認をし,中間レポートに向けた準備を行う。
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第13回 | 単回帰分析5 | 最小2乗推定量の理論的側面を解説する。モデルの仮定と最小2乗法の統計的性質を解説する。
【事前学習】2時間 テキスト4.5節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。最小2乗法を適用する際の古典的な仮定を理解する。
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第14回 | 小テスト2 | 第8~13回を対象として小テストを行う。
【事前学習】3時間 これまでの授業の復習。
【事後学習】2時間 小テストの内容を確認しておく。
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第15回 | 中間のまとめ | 小テストの解説および前期授業のまとめ。
【事前学習】2時間 小テストの確認とこれまでの授業の復習。
【事後学習】5時間 夏季レポートの作成。 |
第16回 | 夏季レポートのフィードバック,多重回帰分析の基礎1 | 夏季レポートのフィードバックを行う。
多重回帰分析についての説明と,エクセルでの演習を行う。
【事前学習】2時間 テキスト5.1,5.2節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 下記レポートの改善点の確認。講義内容の復習。
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第17回 | 多重回帰分析の基礎2
| 多重回帰分析の係数の解釈,自由度修正済み決定係数について解説する。
【事前学習】2時間 テキスト5.3,5.4節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。FWL定理の意味を理解しておくこと。 |
第18回 | 多重回帰分析の基礎3
| 決定係数で注意すべきこと,変数の過不足とのその影響について解説する。多重回帰分析の実例を紹介しつつ,エクセルでの演習を行う。
【事前学習】2時間 テキスト5.5~5.7節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。授業とは異なるデータを用いてた重回帰分析を行う。
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第19回 | モデルの関数型1
| モデルの関数型について解説する。エクセル演習を交えて,フィリップス曲線,賃金プロファイル等の実例による学習を行う。
【事前学習】2時間 テキスト7.1節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。エクセル作業の確認。
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第20回 | ダミー変数1 | ダミー変数とは何かを解説する。一時的ダミー,定数項ダミーの作成・利用法について,エクセルを交えて学習する。
【事前学習】2時間 テキスト7.2節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。エクセル作業の確認。
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第21回 | ダミー変数2 | 係数ダミーについて解説を行い,対応する作業についてエクセルでの演習を行う。
【事前学習】2時間 テキスト7.3節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。エクセル作業の確認。 |
第22回 | ダミー変数3 | 定数項ダミー,係数ダミーを組み合わせた非線形モデルについての解説と,対応する作業についてエクセルでの演習を行う。
【事前学習】2時間 テキスト7.1~7.3節を復習しておくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。授業とは異なるデータを用いたエクセルで授業内容を確認する。 |
第23回 | 多重共線性
| 多重共線性の問題と解決法について解説する。
【事前学習】2時間 テキスト7.4節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。多重共線性について,説明できるようにしておく。 |
第24回 | F 検定1 | F検定の考え方を解説し,ゼロ制約の検定について,エクセルでの演習を交えて学習する。
【事前学習】2時間 テキスト8.1節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。エクセル作業の確認。 |
第25回 | F 検定2 | 回帰係数間の線型制約の検定について,エクセルでの演習を交えて学習する。
【事前学習】2時間 テキスト8.2節を読んでおくこと
【事後学習】2時間 講義内容の復習。エクセル作業の確認。 |
第26回 | F 検定3 | 構造変化の検定,エクセルでの演習。
【事前学習】2時間 テキスト8.3節を読んでおくこと。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。授業とは異なるデータを用いて,各F検定について復習を行う。 |
第27回 | 物価指数とは | 物価指数の考え方を解説し,ラスパイレス指数ならびにパーシェ指数について紹介する。
【事前学習】2時間 テキスト6.1節を読んでおく。
【事後学習】2時間 講義内容の復習。物価指数の違いについて説明できるようにしておく。 |
第28回 | デフレータ- | デフレーターについて解説する。
【事前学習】2時間 テキスト6.2,6.3節を読んでおくこと。
【事後学習】5時間 これまでの講義内容の復習し,最終レポートの作成を行う。 |
第29回 | 小テスト3 | 第16~27回までの範囲を対象として小テストを行う。
【事前学習】3時間 これまでの授業の復習。
【事後学習】2時間 小テストの内容の確認。
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第30回 | 小テスト3およびレポートのフィードバック | 小テスト3の内容の復習,および最終レポートのフィードバック。
【事前学習】2時間 小テストの確認とこれまでの授業の復習。
【事後学習】2時間 卒業論文に向け本講義の復習しよう。
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