回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス
| 西洋経済史を学ぶ目的と成績評価方法
【準備学習】2時間
シラバスを熟読し、すでに履修済みの者は経済史Ⅰ・Ⅱを復習しておくこと。
【事後学習】2時間
経済史・西洋経済史の目的を再確認すること。 |
第2回 | 経済史の枠組み | 経済史が取り組んできた課題・対象・方法について
【準備学習】2時間
事前に渡すプリント(サブノート)の該当箇所を予習すること。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第3回 | 産業革命の歴史的意義 | 産業革命に関する古典的議論について解説する。
【準備学習】2時間
事前に渡すサブノートの該当箇所を予習すること。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第4回 | イギリス型経済システムの特徴1 | 自由放任的な経済政策と多角的決済システムについて解説する。
【準備学習】2時間
事前に渡すプリントの該当箇所を予習すること。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第5回 | イギリス型経済システムの特徴2 | 19世紀における中小企業優位の構造・流通組織・信用制度について解説する。
【準備学習】2時間
事前に渡すプリントの該当箇所を予習すること。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第6回 | パブリックスクール「イートンでの生活」 | 企業や政策の意思決定の中心的存在であった上位層の反産業主義文化の形成過程を,ジェントルマン養成機関を通して解説する。
【準備学習】2時間
イギリスにおいて産業に従事することが社会的にどのように理解されていたか調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第7回 | イギリス産業の衰退1-衰退論の概観- | 文化史的アプローチを含め,衰退に関する諸議論や産業と金融の関係について解説する。
【準備学習】2時間
絶対的衰退と相対的衰退の意味の違いを調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第8回 | イギリス産業の衰退2-イギリス的な技術への姿勢- | 企業レベルで新技術導入への対応がなぜ遅れたのか,制度の硬直化について解説する。
【準備学習】2時間
新技術の導入を拒む理由は何か?身の回りの事例で考えておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第9回 | イギリス産業の衰退3-同時代に衰退をどうとらえ対応しようとしていたのか- | 同時代人は衰退をどのように理解し,どのように対応しようとしていたのか解説する。
【準備学習】2時間
配布する図表・統計資料編を確認しておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第10回 | 産業衰退への対応-関税改革運動とはなんだったのか- | 台頭するドイツ・アメリカへの対抗として,チェンバレンによる関税改革運動の帰結とエドワード時代の特徴について説明する。
【準備学習】2時間
自由貿易と保護貿易の意味を調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第11回 | 実業教育の振興-人材育成方法の混乱- | 実業教育制度はどのように整備されたのか,またその目的は達成されたのかについて解説する。
【準備学習】2時間
現在の私たちの教育制度において実業教育とは何を指すか調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第12回 | イギリス経済団体の特殊性-産業の保護育成への産業側の対応- | 産業の組織化がどのように進められ,どのような効果があったのか解説する。
【準備学習】2時間
経団連,商工会議所は何をする組織か調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第13回 | 20世紀以後のイギリス経済動向1 | 戦間期から第二次世界大戦後の産業動向と企業の戦略と組織の変化について解説する。
【事前準備】2時間
一般的な企業合併の特徴・目的を調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第14回 | 20世紀以降のイギリス経済動向2 | サッチャー政権下の改革について解説する。資料動画を観て,設問に解答すること。
【準備学習】2時間
サッチャリズムとは何か調べておくこと。
【事後学習】2時間
サブノートの課題に取り組むこと。 |
第15回 | イギリス産業衰退に関する総括 | 前期分のまとめ(確認テスト)
講義で学んだことのまとめと皆さんの意見を確認する。
【準備学習】2時間
前期配布分のプリントと講義ノートを復習すること。
【事後学習】2時間
イギリス産業衰退とは何であったのか、多角的にせつめいできるようにしておくこと。 |