回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イントロダクション | 講義の内容・形式、成績の評価方法、履修上の注意点について説明する。
【事前学習】2時間
1年次に学んだミクロ経済学について教科書で簡単に復習しておくこと。
【事後学習】2時間
講義で出てきたキーワードなどについて分からないものがあれば調べておくこと。 |
第2回 | 消費者理論とは | ミクロ経済学の基礎とも言える消費者理論について概説する。また、履修者のミクロ経済学の基礎知識について確認するため若干の質疑応答を行う。
【事前学習】2時間
教科書の消費者理論について読んでおくこと。その中で分からないことがあれば整理しておくこと。
【事後学習】2時間
講義内容で分からないことがあれば、教科書を読んでなぜ理解できなかったのか整理してみること。 |
第3回 | 家計の消費行動 | 各家計では様々な商品について、どのような商品をどの程度購入するかを決定している。ここでは、実際の消費行動の資料を提示するとともに、消費行動を説明する基礎的枠組みを説明する。
【事前学習】2時間
教科書の消費者理論についてもう一度読んでおくこと。
【事後学習】2時間
2回目と3回目の講義で分からないことがあれば、その点を整理しメモを取っておくこと。 |
第4回 | 主体均衡とは | 家計という経済主体が、消費行動をする際の合理的な行動基準を説明するとともに、その枠組みから得られる帰結について練習問題などを解くことで分かりやすく解説する。
【事前学習】2時間
講義中に疑問点を質問するように努めること。そのために質問すべき点について整理しておくこと。
【事後学習】2時間
練習問題等の宿題については、できるだけ事後学習として行うこと。分からない場合には何が分からないのか整理しておくこと。 |
第5回 | 需要関数の導出 | 家計の効用最大化に伴う行動から各商品についての需要関数の導出例などについて解説する。
【事前学習】2時間
数式の展開など若干数学を使用するので、教科書の数式の展開などを見ておくこと。
【事後学習】2時間
もう一度、消費者理論に関して全体を整理し理解しておくこと。 |
第6回 | 生産者理論とは | 企業が生産活動を行う際に、ミクロ経済学ではどのような合理的基準に従って行動するか説明する。
【事前学習】2時間
教科書の生産者理論についてもう一度読んでおくこと。
【事後学習】2時間
講義内容で分からないことがあれば、教科書を読んでなぜ理解できなかったのか整理してみること。 |
第7回 | 利潤極大化行動とは | 企業という経済主体が、生産活動をする際の合理的な行動基準を説明するとともに、その枠組みから得られる帰結について練習問題などを解くことで分かりやすく解説する。
【事前学習】2時間
できるだけ消費者理論の効用最大化の枠組みと利潤極大の概念を対比させて考えてみること。
【事後学習】2時間
練習問題等の宿題については、できるだけ事後学習として行うこと。分からない場合には何が分からないのか整理しておくこと。 |
第8回 | 供給関数の導出 | 企業の利潤極大化に伴う行動から生産物についての供給関数の導出例などについて解説する。
【事前学習】2時間
数式の展開など若干数学を使用するので、教科書の数式の展開などを見ておくこと。
【事後学習】2時間
もう一度、生産者理論に関して全体を整理し理解しておくこと。
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第9回 | 消費者理論と生産者理論に関する小テストによる理解度の確認 | 家計と企業の行動に関する枠組みについて小テスト(40分程度)を行い、理解度を確認するとともに小テストの解説を行う。
【事前学習】2時間
もう一度、2回目の講義から8回目の講義まで整理して、分からない所は教科書を読んでみること。
【事後学習】2時間
小テストについて、もう一度自分で解いてみること。 |
第10回 | 応用編1
家計の消費行動から労働供給を考える(1) | 家計の消費費行動の応用編として、余暇・所得の選好図式について説明する。
【事前学習】2時間
家計の消費者理論について、教科書を読む、講義での資料等を読むなどして再確認すること。
【事後学習】2時間
講義内容で分からないことがあれば、教科書を読んでなぜ理解できなかったのか整理してみること。
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第11回 | 応用編1
家計の消費行動から労働供給を考える(2) | 「家計の消費行動から労働供給を考える(1)」の続編として、余暇・所得の選好図式について説明し、労働供給関数の導出例を紹介する。
【事前学習】2時間
10回目の講義で配布した資料を読んでおくこと。
【事後学習】2時間
配布した資料および講義内容について分からない点について整理しておくこと。 |
第12回 | 応用編2
企業の生産行動から労働需要を考える(1) | 企業の生産者理論の応用編として最適な労働需要の導出について、その枠組みを説明する。また、このことにより生産者理論の復習も行う。
【事前学習】2時間
企業の生産者理論について、教科書を読む、講義での資料等を読むなどして再確認すること
【事後学習】2時間
講義内容で分からないことがあれば、教科書を読んでなぜ理解できなかったのか整理してみること。 |
第13回 | 応用編2
企業の生産行動から労働需要を考える(2) | 「企業の生産行動から労働需要を考える(1)」の続編として、労働需要関数の導出例について説明する。
【事前学習】2時間
8回目の講義「供給関数の導出」をもう一度整理しておくこと。
【事後学習】2時間
配布した資料および講義内容について分からない点について整理しておくこと。 |
第14回 | 市場均衡とは | 13回までの講義で示した需要・供給のメカニズムより市場均衡について概説する。また、それに伴い、これまでの講義の整理・復習を行う。
【事前学習】2時間
これまでの講義で示した消費者や生産者の主体均衡図式についてもう一度確認しておくこと。
【事後学習】2時間
分からない点があれば、教科書での市場均衡に関する説明などをもう一度確認すること。 |
第15回 | 確認試験と解説 | 講義を通して学んだことの確認試験(60分)および解説(30分)を行う。
【事前学習】2時間
これまでの講義内容や練習問題、小テストなどをもう一度整理してみること。
【事後学習】2時間
本講義の内容を復習し、より上級の講義に向けて準備すること。 |