講義名 経済特殊講義Ⅰ(情報経済学と銀行理論) ≪◇学部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 火4
単位数 2

担当教員
氏名
小田 圭一郎

学習目標(到達目標) 本講義では以下を目標とする:
・情報経済学(モラルハザード,逆選択等)の基本的考え方を理解できる
・銀行の役割を情報経済学に基づき理解できる
授業概要(教育目的) 銀行を代表とする金融仲介機関の存在意義は,金融取引における様々な情報非対称性問題の解決にあると考えられる。本講義では,モラルハザードや逆選択等,近年のミクロ経済的応用分析の基礎の一つである情報経済学の考え方に基づき,金融仲介機関の役割について議論する。
授業計画表
 
項目内容
第1回イントロダクション講義の目的・概要,授業の進め方について説明する。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第2回金融の意義ミクロ経済学の観点から,金融の意義について考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第3回金融システム市場システムと比較しながら,銀行システムの必要性を考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第4回情報非対称性問題金融における情報非対称性問題について考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第5回モラルハザード(1)重要な情報非対称性問題であるモラルハザードについて学ぶ。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第6回モラルハザード(2)金融におけるモラルハザード問題を考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第7回逆選択(1)重要な情報非対称性問題である逆選択について学ぶ。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第8回逆選択(2)金融における逆選択問題を考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第9回分散化の意義情報非対称性問題への対処としての分散化の意義を考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第10回シグナリングモデル(1)シグナリングモデルについて学ぶ。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第11回シグナリングモデル(2)金融におけるシグナリングモデルの適用について考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第12回不完備契約モデル(1)不完備契約モデルについて学ぶ。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第13回不完備契約モデル(2)金融における不完備契約モデルの適用について考える。
【事前学習】2時間
Ecolink資料の予習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第14回まとめ1-13回の授業のまとめを行う。
【事前学習】2時間
1-13回の授業内容の復習。
【事後学習】2時間
授業内容の復習。
第15回確認試験と解説授業を通して学んだことの確認試験(60分)および解説(30分)を行う。
授業形式 講義形式。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
90% 0% 0% 10% 0% 100%
評価の特記事項 特になし。
テキスト 特になし。
参考文献 授業時に指示する。
オフィスアワー(授業相談) 水曜日14:30-16:00。事前にメールにてアポイントメントを取ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ ミクロ経済学およびゲーム理論の履修が望ましいが必須ではない(必要に応じて授業中に説明する)。