講義名 経営時事問題 ≪◇学部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 金1
単位数 4

担当教員
氏名
山田 仁志

学習目標(到達目標) 現代企業の経営における諸問題について考え、説明するための学習を行う。具体的には、以下の能力の習得を目指す。
1.経営学および企業論の基礎的な理論を学習し、活用できる。
2.企業と社会の関係を理解し、現代企業が直面する諸問題を説明できる。
3.現代企業の経営上の諸問題を理解し、経営学や企業論の観点から分析し、説明できる。
授業概要(教育目的) この講義では、現代社会における企業にかかわる問題を取り扱う。現代の企業は大きく変化する環境のなかで、諸問題に直面しながら、成長や発展につながる経営を求められている。とくに、グローバル化の進展は、様々なステークホルダーの要求を満たすことを、企業に迫り、企業経営はより一層困難なものになっている。本講義では、こうした状況を踏まえ、企業の社会的責任や企業統治の問題、企業倫理など、特に企業とステークホルダーの関係に焦点を当てて、企業経営における諸問題について考察していく。
授業計画表
 
項目内容
第1回この講義について、財務とは何かこの講義の内容、スケジュール、評価方法などについて説明する。財務とは何かについて解説する。
【事前学習】2時間
シラバスや参考図書等を読み、経営財務論とはどのような内容かを把握する。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第2回会社制度とその特徴株式会社の制度とその特徴について学ぶ。とくに財務にかかわる問題として重要な、資本市場と株式会社、株主と株式会社の関係について解説する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第3回株式会社の発展と支配、統治今日の企業統治制度を理解するための基礎知識である、株式会社の発展とそれに伴う支配の諸問題について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第4回企業とステークホルダーステークホルダーとはどのような存在か、起業とステークホルダーとの関係は、どのように理解すればよいのかという問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第5回企業の社会的責任:理論的側面の理解企業の社会的責任とは何かについて、主に理論的な側面から学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第6回企業の社会的責任:実態的側面の理解企業の社会的責任について、日本企業や国際的な動向について、その実態に焦点を当てて学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第7回企業倫理の理論と実態企業倫理の意義や、日米企業の企業倫理、企業倫理とリスクマネジメントの関係について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第8回企業の社会的責任と環境経営環境経営とは何か、環境管理や環境会計にかかわる諸問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第9回日本の会社組織と企業統治日本の会社組織とそれにかかわる企業統治の諸問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第10回アメリカの会社組織と企業統治アメリカの会社組織とそれにかかわる企業統治の諸問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第11回ドイツの会社組織と企業統治ドイツの会社組織とそれにかかわる企業統治の諸問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第12回市場および監督機関と企業統治市場による規律や機関投資家、監督機関などの企業統治にかかわる役割や問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第13回企業統治、企業倫理のまとめ企業はだれのためにあるのか、望ましい在り方はどのようなものかという問題について学習する。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第14回前期のまとめ前期の学習内容のまとめを行う。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第15回前期の復習と理解度の確認前期に学習した内容を振り返り、理解度の確認を行う。
【事前学習】2時間
前期の学習内容を総復習しておく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。後期に向けた準備を行う。
第16回社会的企業
社会的企業とは何か、社会的課題と企業活動との関係、課題解決に向けた企業の取り組みを学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第17回BOPビジネスBOPビジネスとは何か、その目的、特徴、企業の取り組み事例等について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第18回ソーシャル・アントレプレナー①ソーシャル・アントレプレナーとは何か、その役割と機能、取り組み事例等について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第19回ソーシャル・アントレプレナー②ソーシャル・アントレプレナーのケースを取り上げ、社会的問題解決の取り組みの現状について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第20回ソーシャル・アントレプレナー③前回学習したケースから、社会的事業の特徴と活動におけるソーシャル・アントレプレナーの役割について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第21回NPONPOとは何か、その役割や特徴、NPOのマネジメントに関わる諸問題について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第22回NPOの経営NPOの活動と経営の課題、活動の評価の問題について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第23回日本の長寿企業日本の長寿企業について、その背景、経営の特徴などについて学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容の復習する。必要な準備を行う。
第24回日本の長寿企業②日本の長寿企業の事例の一つとして近江商人の考え方とその影響について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第25回ファミリービジネスファミリービジネスとは何か、その特徴や一般企業との違い、経営上の課題等について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第26回ファミリー企業のガバナンス前回学習した経営課題を踏まえ、ファミリー企業のガバナンスの問題について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第27回M&AM&Aとは何か、その歴史や特徴、方法等について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第28回M&A②前回の学習を踏まえ、M&Aの現状、増加した要因、買収防衛策等について学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第29回後期のまとめ後期の学習内容のまとめを行う。
【事前学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし、よく読んでおく。
【事後学習】2時間
授業内容を復習する。必要な準備を行う。
第30回後期の復習と理解度の確認後期に学習した内容を復習し、理解度を確認する。
【事前学習】2時間
後期の学習内容を総復習しておく。
【事後学習】2時間
できなかった問題の復習を行い、資料を整理しておく。
授業形式 基本的には講義形式による授業を行うが、資料等の補助教材を活用し、学生への質問や意見を求め、学生がわかりやすく理解できるよう双方向の授業を行っていく。また、授業内容の理解度を把握するため、レスポンスシート等を活用した質疑応答を活用する予定である。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
50% 0% 20% 30% 0% 100%
評価の特記事項 以上の評価方法を基本に、総合的に判断する。
テキスト 授業時に資料を配布する。
参考文献 佐久間信夫編著『よくわかる企業論』第2版,ミネルヴァ書房,2016年.
三戸浩ほか著『企業論』第4版,有斐閣,2018年.
坂本恒夫ほか編著『現代企業論』第4版,同文館,2015年.
オフィスアワー(授業相談) 授業の前後10分間は、本館2階講師室にいます。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 新聞や雑誌の記事なども使って、学習を行います。授業のなかで関連図書の紹介もするので、自習に役立ててください。