講義名 経営学 ≪◇学部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 月5
単位数 4

担当教員
氏名
孫 德峰

学習目標(到達目標) この講義では、現代社会の重要な機関としての「企業」に焦点をあて、その社会的な役割・目的・責任などを学修し、その存続と発展にとって不可欠な「経営」という機能について、基礎理論や事例等を通じて体系的に理解できるようになることを目標とします。
授業概要(教育目的) この講義では、企業や経営についての基本的知識や理論を身につけてもらうと共に、現代社会におけるその役割と意味について考え、受講生一人ひとりが社会における経営の問題に興味を抱き、より上級の専門学習へと展開していかれるような力を身につけてもらいます。
授業計画表
 
項目内容
第1回経営とはなにか講義の内容,講義の形式,評価方法,履修上の注意点について説明する。
経営するとは何か,経営学では何を学ぶのかについて説明する。
【準備学習】2時間
EcoLinkから資料をダウンロードし,読んでくること。
【事後学習】2時間
授業時に提示した課題に取り組むこと。
第2回企業とはなにか企業とは何か,マネジメントとは何かについて説明する。
【準備学習】2時間
事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第3回企業の資本構造企業は資金をどのように調達し,それは経営にどう影響するのかについて学習する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第4回コーポレート・ガバナンス企業における所有と経営の分離,コーポレート・ガバナンスの主権者および仕組みなどについて理解する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第5回企業の雇用構造労働市場という「環境」と企業との接点をどのように作るかというマネジメントの問題,日本企業の雇用構造の特徴と現状について学習する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第6回経営戦略企業の経営戦略,SWOT分析について学習する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第7回戦略と業界構造業界構造の分析およびポジショニング論について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第8回戦略と企業の資源個別企業の独自の強みや弱みを分析する企業の資源ベース論について解釈する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第9回事業戦略コスト・リーダーシップ戦略,製品差別化戦略,垂直統合戦略について解釈する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第10回企業戦略と多角化多角化の定義,企業が多角化戦略を実行する動機,多角化を実施する方法について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第11回企業戦略とPPM事業の選択と集中,プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第12回組織構造(1)仕事の分業,権限関係,部門化,ルール化などの組織の基本的な構造設計について考える。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第13回組織構造(2)組織構造の基本形態について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第14回経営理念と組織文化経営理念と組織文化の意義および機能について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第15回確認試験と解説授業を通じて学んだことの確認試験(60分)および解説(30分)を行う。
第16回前期授業内容のまとめ前期授業内容のまとめを行うと同時に,前期確認テストの詳しい解説および後期授業について説明する。
【準備学習】2時間
前期授業内容の復習をしておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第17回企業の経営者(1)経営者の役割,経営者がリーダーシップを発揮できる条件などについて説明する。
【準備学習】2時間
事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第18回企業の経営者(2)リーダーシップの資質論,行動論およびコンティンジェンシー理論について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第19回モティベーション(動機付け)(1)従業員は何によって動機付けられているのか,モティベーションの欲求説について学ぶ。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第20回モティベーション(動機付け)(2)モティベーションの過程説の考え方および動機付けの理論について学ぶ。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第21回マーケティング論技術発想とマーケティング発想との違いおよびマーケティング・ミックス(4P)について学習する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第22回イノベーションイノベーションとは何か,イノベーションはどのように進むのかについて説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第23回新規事業創造ベンチャー企業とは何か,製品開発モデルと顧客開発モデルについて学ぶ。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第24回ビジネスモデルビジネスモデルとはなにか,ビジネスモデルの構成要素およびビジネスモデルキャンバスについて説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第25回事業の収益化さまざまな形態での企業の収益化,課金モデルの仕組みについて解釈する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第26回国際化の戦略企業の国際化とその動機,国際化の発展プロセス,および企業の国際化に伴うさまざまな経営上の問題について理解する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第27回多国籍企業の戦略企業の国際経営戦略の分類である,グローバル戦略,マルチドメスティック戦略,トランスナショナル戦略について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第28回多国籍企業の組織親会社と海外子会社の関係,多国籍企業の組織の類型について学習する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第29回海外子会社の経営海外子会社の設立,海外子会社の役割の類型および海外子会社の成長について説明する。
【準備学習】2時間
前回内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分を読んでくること。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,授業時に提示した課題に取り組むこと。
第30回確認試験と解説授業を通じて学んだことの確認試験(60分)および解説(30分)を行う。
授業形式 講義形式:詳細な講義内容については、それぞれの担当者によって異なるので注意すること。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
70% 0% 10% 10% 10% 100%
評価の特記事項 「その他」は授業内での発言で評価する。
テキスト 藤田誠(著)『経営学入門』,中央経済社,2015年,2400円(税抜).
参考文献 上林憲雄・奥林康司・團泰雄・開本浩矢・森田雅也・竹林明(著)『経験から学ぶ経営学入門』,有斐閣,2007年,2400円(税抜).
田尾雅夫・佐々木利廣・若林直樹(編)『はじめて経営学を学ぶ』,ナカニシヤ出版,2005年,2200円(税抜).
伊丹敬之・加護野忠男(著)『ゼミナール経営学入門(第3版)』,日本経済新聞出版社,2003年,3000円(税抜).
オフィスアワー(授業相談) 事前にメールしてください。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 授業に参加する際は、前回授業の学習内容の復習と事前に指定したテキストの該当部分もしくは配布したプリント資料を読んでから講義に参加することを勧める。普段から日本経済新聞や日経ビジネスなどを自分が手にして心地よいと思う新聞や雑誌を読むことを習慣的にしておいて、講義で学習した基礎となる概念、視点と照らし合わせながら読むことができるようになる。