回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 授業のすすめ方や評価に関する情報を共有する。 |
第2回 | 数学の基礎知識1 | 需要と供給を題材に、関数グラフと簡単な関数について復習する。
【事前学習】2時間
テキスト・参考文献の「需要と供給」に該当する箇所を呼んでおくこと。また、グラフの描き方や一次関数を復習しておくこと。 |
第3回 | 数学の基礎知識2 | 需要と供給を題材に、一次連立方程式を復習する。このとき、同時に、逆関数の概念と、逆需要・供給関数の存在を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「需要と供給」に該当する箇所を呼んでおくこと。また、連立方程式の解法を復習しておくこと。 |
第4回 | 数学の基礎知識3 | 需要と供給に税金を導入し、税収と税率の関係を考えることで、2次関数を復習する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「需要と供給」に該当する箇所を呼んでおくこと。また、2次関数を復習しておくこと。 |
第5回 | 数学の基礎知識4 | 日常の事例を用いて位置関数(例えば電車や自動車の走行時間と現在位置)を考え、速度と微分係数の関係を明らかにし、微分の復習をするとともに、若干の一般化を行い、速度の速度(加速度)の概念を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、微積分の基礎を復習しておくこと。 |
第6回 | 消費者の理論1 | 効用や予算集合を導入し、消費者の問題とは何かを理解する。このとき、同時に、いくつかの代表的な効用関数のかたちを紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第7回 | 消費者の理論2 | 1財モデルを用い、効用最大化問題を考え、通常需要関数を導出する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第8回 | 消費者の理論3 | 1財支出最小化問題を考え、補償需要関数を導出する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第9回 | 消費者の理論4 | 2財モデルを用い、効用最大化問題を考え、通常需要関数を導出する準備を行う。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第10回 | 消費者の理論5 | 2財モデルを用い、効用最大化問題を考え、通常需要関数を導出する。間接効用関数にも言及する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第11回 | 消費者の理論6 | 2財モデルを用い、支出最小化問題を考え、補償需要関数を導出する準備を行う。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第12回 | 消費者の理論7 | 2財モデルを用い、支出最小化問題を考え、補償需要関数を導出する。支出関数にも言及する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第13回 | 消費者の理論8 | 代替効果・所得効果やエンゲル効果を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第14回 | 消費者の理論9 | これまで暗黙に通常財(上級財とも言う)を仮定した議論を行ってきたが、この他にも、劣等財(下級財とも言う)とその中のギッフェン財の存在や、財(グッズ)の対極にある、バッズの存在に言及する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「消費者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第15回 | 生産者の理論1 | 生産者の行動の基礎として、利潤最大化問題を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第16回 | 生産者の理論2 | 利潤最大化問題の中の費用関数について、どの様な形状がどの様な生産技術に対応しているのか、まとめる。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第17回 | 生産者の理論3 | 平均費用と限界費用、変動費と固定費、短期と長期などの区分を行う。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第18回 | 生産者の理論4 | 費用関数のかたちを知った上で、再度、利潤最大化問題を考え、供給関数を導出する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第19回 | 生産者の理論5 | これまでの議論では費用関数は所与であったが、費用関数がどの様にして導出されるのか、費用最小化問題(1生産要素)を考えることで明らかにする。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第20回 | 生産者の理論6 | 費用最小化問題(2生産要素)を考えることで、費用関数の導出をもう少し掘り下げて考える。このとき、同時に、古典派の生産技術と、新古典派の生産技術の学説史的な知識も紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第21回 | 生産者の理論7 | 2要素モデルを用いて、生産量最大化問題を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「生産者行動」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第22回 | 市場均衡1 | 消費者理論と生産者理論から導出された需要曲線と供給曲線を用いて、市場の均衡を考える。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第23回 | 市場均衡2 | 市場均衡を評価する指標として、総余剰の概念を導入する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第24回 | 市場均衡3 | 課税を考え、税収がなぜ総余剰の中に算入されるのかを理解する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第25回 | 市場均衡4 | 税収と税率の関係(ラッファカーブ)を理解し、これまで習得した知識に基づいて、簡単な政策的議論が出来るようにする。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第26回 | 市場均衡5 | 生産者の理論と消費者の理論を理解したところで、これまでの生産者の理論では所与であった所得の源泉を考える。ここで、どの様にして経済学のモデルが閉じるのかを簡単に紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第27回 | 市場均衡6 | 労働供給を考え、所得の獲得を内生化し、一般均衡体系とは何なのかを紹介する。また、一般にはどのような労働供給曲線が想定されるのかを議論する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第28回 | 市場均衡7 | 市場均衡の安定性についての議論を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第29回 | 市場均衡8 | 競争市場の効率性(パレート最適性)に関する議論を紹介する。
【事前学習】2時間
前回の復習をして、テキスト・参考文献の「市場均衡」に該当する箇所を呼んでおくこと。 |
第30回 | まとめ | 授業のまとめとして、全体を俯瞰するようなかたちの復習を行う。
【事前学習】2時間
全ての講義内容の復習をしておくこと。 |