回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンスとデータベース活用事例 | 授業の進め方を学びます。(1)個人専用フォルダーの使い方、(2)授業中の成果の提出の方法、(3)授業に関する質問の方法を中心に基本操作の連携ノウハウを学習します。ユビキタス社会のグランドデザインを理解し、インターネットとデータベースシステムのかかわりからデータベース活用事例を紹介します。(1)大量データ(2)高速アクセス(3)完備性の考えを図式で理解します。
【準備学習】2時間
EcoLinkの操作ならびに日本大学で配布しているGmailアカウントが利用できるようにしておくこと。
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第2回 | データベースの種類 | リレーショナルデータベース(以下、関係データベース)を学習します。データベースの活用事例からデータの構造化、データの抽象化の概念理解して、関係データベースによる操作の導入を行います。(1)大量データ(2)高速アクセス(3)完備性の考えを図式で確認し、テーブル(以下、表)の表現を理解して(1)フィールド(2)レコード(3)ドメインの用語を(1)射影(2)選択を操作を通して理解します。
【準備学習】2時間
第1回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第3回 | 関係データベースの基本 | 大量のデータに対して実体(Entity)と関係(Relation)の概念を理解します。表を利用して、Join(以下、結合:直積や集合の概念を利用して)操作を理解します。
【準備学習】2時間
第2回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第4回 | SQL(Structured Query Language)の基本 | 関係データベースの基本となる主キーと外部キーの定義と表へのデータの追加、削除の操作に対する制限を理解します。ここまで学習したことを図式からSQLを使って再表現します。
【準備学習】2時間
第3回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第5回 | SQLの応用 | SQLのオリジナルクエリ18構文を学習します。課題に対してAccessとWordを使って提出できるようにします。
【準備学習】2時間
第4回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第6回 | SQLの活用 | SQLを利用している簡易アプリを分析します。AccessとMySqlを紹介して、PC上でデータベース活用する極意を学習します。
【準備学習】2時間
第5回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第7回 | データベースシステム | データベース機能を搭載したアプリ作成技術の基礎を学びます。郵政省のホームページにある郵便番号と住所のデータをダウンロードしてAccsessを利用してインタフェース部分のアプリとの連携を理解します。
【準備学習】2時間
第6回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第8回 | クライアント・サーバーシステム | インターネットを利用してサーバー側とクライアント側の環境とデータベース機能構築について学習します。AccessとMySQLの活用の基本を理解します。
【準備学習】2時間
第7回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第9回 | データウェアハウスとビジネスインテリジェンス | ビッグデータの利用法について学習します。データウェアハウスの考え方とそれを提供する製品を紹介します。
【準備学習】2時間
第8回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第10回 | データマイニングとビジネスインテリジェンス | よく話題になる顧客管理の例を理解します。顧客の属性情報だけでなく、Webログ、顧客と直接対話する店舗・コールセンターから得られたデータをもとに顧客行動を分析し、その行動を予測、対処を自動化する過程を理解します。
【準備学習】2時間
第9回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第11回 | Web2.0とXML | セマンティックWebについて学習します。データベースシステムから得られたデータの汎用性を高めるための考え方を紹介します。
【準備学習】2時間
第10回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第12回 | 人口知能(AI)とビジネスインテリジェンス | 人と人をつなぐ高度情報システムとしてAIをとらえる学習をします。そのインターフェースに文字とするなら自然言語理解、映像とするなら初音ミクのようなAIキャラクタ、もっと違和感をなくすためのロボットなどを通して、コミュニケーションの質にあわせて、分析や予測するAIを紹介します。この意味では、現代社会を見据えると新たな産業や技術革新の可能性があることを理解します。
【準備学習】2時間
第11回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第13回 | プライバシーとビジネスインテリジェンス | 情報機器を通して無意識のうちに社会とつながるユビキタス社会を理解し、そこにある可能性と危険性についてアクティブラーニングの手法で学習します。
【準備学習】2時間
第12回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第14回 | 電子決済とビジネスインテリジェンス | 電子マネーを中心に電子決済を理解し、そこにある可能性と危険性についてアクティブラーニングの手法で学習します。
【準備学習】2時間
第13回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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第15回 | 新しい働き方と創造的知識の育み | この授業で履修者と一緒に学んだことをまとめます。履修者は、「データと創造的知識」について、それぞれの興味ある分野から発表します。
【準備学習】2時間
第14回で配布した電子ファイルを予め読んでおくこと。
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