講義名 プログラミング論 ≪◇学部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 水2
単位数 2

担当教員
氏名
戸塚 英臣

学習目標(到達目標) プログラミングはICT(Information and Communication Technology)について学ぶ上で基礎となる知識・技術である。
そこで、この本講義では次の項目を学習の到達目標とする。
 ・C言語を用いてプログラミングに必要な基礎知識を習得できる
 ・簡単なプログラムの作成と読解ができるようになる
 ・C言語による基礎的なアルゴリズムの理解できる
 ・問題解決の基盤となる思考能力を身に付けることができる。
授業概要(教育目的) 本講義では、広く使用されているプログラム言語であるC言語を使い、プログラミングの概念について解説する。更に、いくつかの重要なアルゴリズムについて、その構造と実現化の方法も解説する。授業終了時にはC言語を用いたプログラムの開発を行えるようになることを目的とする。

本講義で取り扱う主な内容
 1)ソフトウェア開発に関する基礎知識
 2)C言語に関する基礎知識
 3)プログラミング
 4)重要なアルゴリズムの理解
授業計画表
 
項目内容
第1回プログラミングの初歩プログラム開発の流れを講義と実習で理解します。
・ソースファイルの作成方法
・ソースファイルのコンパイル方法
・実行形式ファイルの実行方法

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,プログラム開発の流れを理解してきてください。
【事後学習】2時間
プログラム開発の流れについて充分に復習してください。
第2回変数、標準入出力、式、演算子変数と標準入出力等について講義と実習で理解します。
・変数の型
・標準入力と標準出力
・四則演算
・代入演算子
・sizeof演算子
・型変換

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,変数と標準入出力等について理解してきてください。
【事後学習】2時間
変数と標準入出力について充分に復習してください。
第3回条件分岐条件分岐について講義と実習で理解します。
・if文
・switch文
・関係演算子
・論理演算子

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,条件分岐について理解してきてください。
【事後学習】2時間
条件分岐について充分に復習してください。
第4回繰り返し繰り返しについて講義と実習で理解します。
・for文
・while文
・do~while文
・break文
・cycle文

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,繰り返しについて理解してきてください。
【事後学習】2時間
繰り返しについて充分に復習してください。
第5回配列配列について講義と実習で理解します。
・配列の基本
・文字列と配列
・多次元配列

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,配列について理解してきてください。
【事後学習】2時間
配列について充分に復習してください。
第6回関数関数について講義と実習で理解します。
・関数とは
・関数の定義
・プロトタイプ宣言
・関数に引数を渡す方法

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,について理解してきてください。
【事後学習】2時間
関数について充分に復習してください。
第7回ポインタポインタについて講義と実習で理解します。
・ポインタの基本
・アドレス
・関数にポインタ引数を渡す方法

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,について理解してきてください。
【事後学習】2時間
ポインタについて充分に復習してください。
第8回配列とポインタ配列とポインタの応用について講義と実習で理解します。
・配列のアドレス
・ポインタ演算
・動的メモリ確保

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,配列とポインタの関係について理解してきてください。
【事後学習】2時間
配列とポインタの関係について充分に復習してください。
第9回構造体構造体について講義と実習で理解します。
・構造体の定義
・構造体の応用

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,構造体について理解してきてください。
【事後学習】2時間
構造体について充分に復習してください。
第10回ファイル入出力ファイル入出力について講義と実習で理解します。
・ファイルのオープンとクローズ
・ファイルからの入力
・ファイルへの出力

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,ファイル入出力について理解してきてください。
【事後学習】2時間
ファイル入出力について充分に復習してください。
第11回データ構造データ構造について講義と実習で理解します。
・スタック
・キュー
・ヒープ

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,データ構造について理解してきてください。
【事後学習】2時間
データ構造について充分に復習してください。
第12回サーチアルゴリズムデータの中から目的のものを探し出すサーチアルゴリズムについて講義と実習で理解します。

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,サーチアルゴリズムについて理解してきてください。
【事後学習】2時間
サーチアルゴリズムについて充分に復習してください。
第13回ソートアルゴリズムソートアルゴリズムについて講義と実習で理解します。
・バブルソート
・クイックソート

【準備学習】2時間
事前に資料を配布するので,ソートアルゴリズムについて理解してきてください。
【事後学習】2時間
ソートアルゴリズムについて充分に復習してください。
第14回まとめと総合演習まとめと総合演習を行います。

【準備学習】2時間
これまでの講義内容や課題等を見直し、疑問点などを整理してきて下さい。
【事後学習】2時間
講義全般について充分に復習してください。
第15回定期試験と試験内容の解説授業時間内に試験を行い、その後試験内容の解説をします。

【準備学習】2時間
 テキスト,配布資料,演習課題等を復習してきて下さい。
【事後学習】2時間
正解できなかった問題について充分に復習してください。
授業形式 基本的にはコンピュータを用いて実習するが,基本的知識については必要に応じて講義形式で学習する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
10% 30% 0% 55% 5% 100%
評価の特記事項 演習形式の授業なので,成績は授業の出席率と課題レポートの提出を重視します。なお、課題レポートは問題解決に対する努力について評価します。
テキスト 授業中に資料を配布します。
参考文献 プログラミングに関して分らないときはインターネットで検索して下さい。コンピュータの情報に関しては、インターネット上のものが一番新しいと思います。ただし、インターネット上の情報が全て正しいとは限りません。情報の真偽は自らで判断して下さい。
オフィスアワー(授業相談) 事前にメール等でアポイントを取り、指定の時間に8号館の研究室へ来てください。なお、連絡先は初回授業時にお知らせします。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 授業は毎回少しずつプログラミングの知識やそれを用いてできることを増やしていきます。ゆえに欠席すると次回以降の理解が困難になりますので注意してください。