回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ランダム化実験1 | 因果分析の古典的な手法であるランダム化実験について概観し,選択制バイアスの問題について学習する。
【事前学習】3時間:計量経済学1の復習。
【事後学習】1時間:テキスト8.1をRを使って復習する。 |
第2回 | ランダム化実験2 | 選択性バイアスの除去の方法を学習し,実際にランダム化実験を行う際の推定方法や注意点について学習する。の注意点についてがもたらす推定上の問題について学習する。
【事前学習】1時間:テキスト8.2,8.3を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:自分の研究テーマに即して,選択制バイアスが想定される場面を整理する。
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第3回 | マッチング法1 | 疑似的な実験手法であるマッチング法の背景について学習する。
【事前学習】1時間:テキスト9.1を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:講義に対応する章末問題を解く。
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第4回 | マッチング法2 | 厳密なマッチングや最近傍マッチングなど,いくつかのマッチング法とその応用事例について学習する。
【事前学習】1時間:テキスト9.2,9.3を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:授業とは異なるデータで,Rを用いてマッチング法を確認する。 |
第5回 | 不連続回帰デザイン1 | 不連続回帰デザイン(RDD)の理論的背景について学習する。
【事前学習】1時間:テキスト10.1を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:RDDの理論的整理を復習する。 |
第6回 | 不連続回帰デザイン2 | RDDの適用方法と注意点について学習する。
【事前学習】1時間:テキスト10.2を読んでおくこと。
【事後学習】2時間:RDDを適用した論文についてのサーベイを行う。
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第7回 | 不連続回帰デザイン3 | RDDの分析事例について学習し,Rによる演習を行う。
【事前学習】1時間:テキスト10.3を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:授業とは異なるデータを用いて,RDDの演習を行う。
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第8回 | 操作変数法1 | 内生変数バイアスと操作変数法の考え方の整理をする。
【事前学習】1時間:テキスト11.1を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:操作変数推定量の導出ができるようにする。
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第9回 | 操作変数法2 | 操作変数法の実施と注意点について学習する。
【事前学習】1時間:テキストの11.2を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:Rを使った操作変数法の操作方法を確認する。 |
第10回 | 操作変数法3 | 因果分析としての操作変数法の解釈について学習する。
【事前学習】1時間:テキスト11.3を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:操作変数法の適用条件について整理しておくこと。
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第11回 | 操作変数法4 | 操作変数の方の応用例とRによる演習を行う。
【事前学習】1時間:テキストの11.4を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:授業とは異なるデータを用いて,Rを使った操作変数法の演習を行う。 |
第12回 | パネルデータ分析1 | パネルデータを用いた分析方法の概略について学習を行う。
【事前学習】1時間:配布する資料を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:Rを使ったパネルデータ分析を確認しておくこと。 |
第13回 | パネルデータ分析2 | パネルデータ分析のうち,差の差分分析について学習する。
【事前学習】1時間:配布する資料を読んでおくこと。
【事後学習】1時間:Rを使ったDID分析を確認しておくこと。
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第14回 | 実証分析の演習1 | データ収集から推定結果の解釈まで,各自の関心のあるデータを用いて実証レポートの書き方を学習する。
【事前学習】1時間:テキストの12章を読んでおくこと。【事後学習】2時間:レポート作成。 |
第15回 | 実証分析の演習2 | 実証分析レポートを完成させる。
【事前学習】3時間:前回授業で扱った各自のテーマについて,ある程度の分析を進めておく。
【事後学習】3時間:授業データのフィードバックをもとに,レポートを完成させ,修士論文の準備を行う。
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