講義名 国際経済論Ⅰ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 月4
単位数 2

担当教員
氏名
井尻 直彦

学習目標(到達目標) 海外直接投資の発生やその経済効果、ならびに多国籍企業の立地選択をミクロ経済学的視点から解釈する能力を身につけることを目標とする。
授業概要(教育目的) 多国籍企業の立地誘因、海外直接投資の経済効果、国際貿易への影響などグローバル化が深化する現在の国際経済における重要なテーマに関して、受講生の経済学的な分析能力を高めること教育目的とする。
授業計画表
 
項目内容
第1回国際経済学の復習伝統的貿易理論、新貿易理論、海外投資理論
事前学習
 大学生向けの国際経済学のテキストを読み、比較優位の考え方を理解しておく
事後学習
 指定されたトピックをテキストで復習
第2回海外直接投資、多国籍企業の現状関連する統計データによって海外直接投資、多国籍企業の現状を理解する
事前学習
テキストCh.1を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第3回多国籍企業理論の概観1地理的な集中と分散、OLIパラダイム
事前学習
テキストCh.2を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第4回多国籍企業理論の概観2内部化理論による企業の多国籍化の説明
事前学習
テキストCh.2を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第5回多国籍企業理論の概観3内部化理論の実証的分析結果
事前学習
テキストCh.2を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第6回海外直接投資理論の概観1海外直接投資の経済効果1
・製品市場効果
・要素市場効果
・スピルオーバー効果
事前学習
テキストCh.2を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する
第7回海外直接投資理論の概観2海外直接投資の経済効果2
・実証的分析結果の概観
事前学習
テキストCh.2を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第8回中間まとめ復習
第9回水平的海外直接投資1企業による市場参入方法の選択1
事前学習
テキストCh.3を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第10回水平的海外直接投資2企業による市場参入方法の選択2
事前学習
テキストCh.3を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第11回水平的海外直接投資3グリーンフィールド投資、M&Aの選択
事前学習
テキストCh.3を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第12回水平的海外直接投資4需要と企業行動:独占的競争モデル
事前学習
テキストCh.3を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第13回水平的海外直接投資5海外直接投資の経済効果1
事前学習
テキストCh.3を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第14回水平的海外直接投資6海外直接投資の経済効果2
事前学習
テキストCh.3を読み、概要を理解しておく。
事後学習
講義で取り扱った内容をテキストで復習する。
第15回まとめ
授業形式 受講生が指定された教科書の担当箇所を報告する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 授業時の議論を特に評価します。
テキスト Navaretti & Venables, 2004, Multinational Firms in the World Economy, Princeton University Press.
参考文献 Feenstra,R. 2004 , Advanced International Trade, Princeton University
西村和雄, 1990,「ミクロ経済学」,東洋経済新報社
オフィスアワー(授業相談) 月曜2時限目
必ず事前にアポイントメントを取るようにしてください。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 標準的な大学院レベルの講義内容です。しっかりと予習、復習をすれば理解できます。国際経済がいかに繋がり、どのような経済効果をもたらすのかを理解してください。