講義名 国際経済論Ⅰ　≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日･時限 水７
単位数 2

担当教員
氏名
南　雅一郎

学習目標(到達目標) 対外経済関係を考える上で必要な理論的枠組みを習得し、それらの政策的インプリケーションを自身で検討できるようになる。その上で、とりわけ「国際金融」分野におけるカレント・イシューについて経済学的な検討ないしは議論ができるようになる。
授業概要(教育目的) 国際経済、国際金融分野における理論と政策的なインプリケーションに関して講義し、テキストの輪読と解説を通して、それらに関連した議論を身近に感じることができるようにする。
授業計画表
 
回項目内容
第1回グローバル化する経済と資本（国際貿易における諸問題）国際貿易分野における現代的な諸問題を概観する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第2回グローバル化する経済と資本（国際金融における諸問題）国際金融分野における現代的な諸問題を概観する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第3回国際経済システム(貿易）の安定性国際経済システム(貿易）の歴史的変遷について、文献・資料をふまえて検討する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第4回国際金融システムの安定性国際金融システムの歴史的変遷について、文献・資料をふまえて検討する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第5回国際機関と国際経済システムGATT/WTOといった国際経済システムを支える国際機関が抱える問題点を整理すると同時に、近年のEPA/FTAなどの動向を概括する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第6回国際機関と国際金融システムIMF/世銀といった国際金融システムを支える国際機関が抱える問題点を整理すると同時に、近年の金融グローバル化の動向を概括する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第7回為替制度選択と国際金融各国の為替制度選択の実態について整理する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第8回為替制度選択の考え方金融政策や為替管理の在り方と併せて為替制度選択の在り方に関する考え方を検討する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第9回エマージング・マーケットの動向（アジアの資本市場）アジアの資本市場について概観する。とりわけ中国の為替制度選択と為替管理について検討する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第10回エマージング・マーケットの動向（Bricsその他）BRICｓ（除く中国）その他の資本市場について検討する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第11回通貨危機をどう考えるか通貨危機に関する理論的な枠組みを整理すると同時に、実際に起こった通貨危機について詳細に見ていく。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第12回EUROをどう考えるかEURO形成の歴史的経緯を踏まえて、今後を展望する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第13回日本の対外経済関係と国際収支日本の国際収支の推移及び為替レートの動向について文献、資料をふまえて検討する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第14回国際マクロ政策協調の諸問題これからの国際経済システム及び国際金融システムの安定性のために重要と思われる経済政策の国際的協調について、その考え方を整理すると同時に文献等をふまえて実際のケースについて議論する。
【事前学習】１時間
指定された資料・文献についてecolinkからダウンロードし（もしくは配布）、熟読しておくこと。
【事後学習】１時間
授業内で指示する。
第15回国際経済をめぐるカレント・イシュー現代的な問題を一つピックアップして、それについて報告（パワーポイント）・質疑応答を行う。テーマは第１回の授業において指示及び検討されたものとする。最終的にレポートにして提出する。
【事前学習】初回からここまでで10時間程度
パワーポイント及び資料を作成すること。
【事後学習】2時間
簡単なレポートにして指定された締め切りまでに提出すること。
授業形式 ゼミ(演習）形式。テキストとなる文献を読み、レジュメ（もしくはパワーポイント）を作成し、報告・討論を行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度 		その他 合計
0% 70% 0% 30% 0% 100%
評価の特記事項 出席状況（無断欠席は厳禁）、パワーポイントもしくはレジュメ作成、報告内容、討論を総合的に評価する。
テキスト 特に指定しないが、授業内で必要な資料、文献については指示する。その他、基本となるテキストや図書等については、最初の時に相談して決めたい。
参考文献 事前には特に指定しないが、授業内で指示する予定である。
オフィスアワー(授業相談) 月12:10～13:00、火12:10～13:00（但しアポイントメントは必ず取ること）。但し、社会人の院生については調整可とする。
事前学習の内容など，学生へのメッセージ 上記のテーマについて強い関心を持っている学生を希望する。