講義名 国際経営論Ⅱ ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 火6
単位数 2

担当教員
氏名
米澤 聡士

学習目標(到達目標)  本講義は、多国籍企業によって展開される国際ビジネス全般を対象とする。受講生は、国際ビジネスに関する理論的知識を習得するだけでなく、国際ビジネスにおける諸活動を、習得した理論を用いて説明できるようになることを目標とする。
授業概要(教育目的)  本講義では、多国籍企業によって行われる経営戦略のうち、重要なテーマについて、理論的知識を習得する。また、適宜ケース・スタディを行い、具体的な戦略を用いることによって、理論を容易に理解できるようにする。
 なお、本講義は実務的な知識やビジネス・スキルの獲得を目指すものではない点にも注意されたい。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス国際経営論のアウトライン、講義の進め方、レジュメのまとめ方、プレゼンテーションの手順などについての説明と確認テスト。

【事前学習】1時間
シラバスを熟読し、大学院での研究目的に照らして科目を選択する。
【事後学習】1時間
授業の内容を復習し、国際ビジネスに関する学問的なアウトラインを整理する。
第2回マーケティング戦略(1)マーケティングの理論(コトラーなど)

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、企業のマーケティング戦略を説明できるようにする。
第3回マーケティング戦略(2)マーケティングの理論(コトラーなど)

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、企業のマーケティング戦略を説明できるようにする。
第4回マーケティング戦略(3)マーケティング戦略のケースとディスカッション(1)

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論を用いてバーチャルな戦略の立案ができるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業内容を復習し、立案した戦略を修正する。
第5回マーケティング戦略(4)マーケティング戦略のケースとディスカッション(2)

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論を用いてバーチャルな戦略の立案ができるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業内容を復習し、立案した戦略を修正する。
第6回人的資源管理(1)国際人的資源管理の課題と論点

【事前学習】2時間
興味のある企業を任意に1社選択し、同社の人的資源管理の取り組みを整理する。
【事後学習】1時間
授業において指示する。
第7回人的資源管理(2)国際人的資源管理の理論

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、企業の人的資源管理を説明できるようにする。
第8回人的資源管理(3)国際人的資源管理のケースとディスカッション

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、企業の人的資源管理を説明できるようにする。

第9回異文化マネジメント(1)異文化マネジメントの理論

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、異文化マネジメントに関する企業や個人の行動を説明できるようにする。
第10回異文化マネジメント(2)異文化マネジメント、ダイバーシティ・マネジメントの理論

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、異文化マネジメントに関する企業や個人の行動を説明できるようにする。
第11回異文化マネジメント(3)多国籍企業における異文化マネジメントの課題とディスカッション

【事前学習】1時間
第10回授業において課題を指示する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、異文化・ダイバーシティマネジメントに関する企業や個人の行動を説明できるようにする。

第12回国際ビジネスと社会(1)多国籍企業と社会的責任

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した概念的枠組を用いて、企業の社会的責任とは何かを説明できるようにする。
第13回国際ビジネスと社会(2)CSR戦略の理論

【事前学習】2時間
指示された文献をもとに、理論の内容を発表できるように準備し、資料を作成する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、企業のCSR戦略を説明できるようにする。
第14回国際ビジネスと社会(3)CSR戦略のケースとディスカッション

【事前学習】2時間
興味のある企業を任意に1社選択し、同社のCSR戦略を整理する。
【事後学習】1時間
授業で学習した理論を用いて、企業のCSR戦略を説明できるようにする。
第15回全体総括【事前学習】1時間
第14回授業で指示する。
【事後学習】2時間
授業で学習した理論を総復習し、企業の国際ビジネスに関する諸戦略について、理論を用いて説明できるようにする。
授業形式  受講生は、毎回のテーマについてレジュメを用意し、前半の30分程度でプレゼンテーションを行う。後半は、それをもとに解説、ディスカッションという形式で授業を展開する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 0% 0% 50% 50% 100%
評価の特記事項 毎回出席することを前提とし、プレゼンテーションの内容を評価する。
テキスト 授業ごとに指示し、必要に応じて資料を配布する。
参考文献 授業において適宜紹介する。
オフィスアワー(授業相談) 火曜日10時40分から12時(希望者は事前に申し出て下さい)
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 学部において、国際経営論もしくはそれに準じる講義を履修し、国際ビジネスに関する基本的な学問的知識を有することを、本講義を履修する必須の条件とする。また、英語による専門分野の文献を使用することも多いので、受講生には相応の英語読解力が求められる。以上の点を踏まえ、初回授業の際に確認テストを行い、受講可否を決定する。