講義名 企業会計法Ⅱ ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 土3
単位数 2

担当教員
氏名
片岡 正行

学習目標(到達目標) 現代企業会計の基礎理論と中小会社会計との関係を税理士の視点から実務の分析を合わせたところで研究する。
企業会計法2では、顧客となる中小会社における財務会計と管理会計の関連性を理解させ、中小会社にとっての会計法や税法を含めた法制度の重要性を理解させる。
授業概要(教育目的) 本講義では、「新しい企業会計の内容と形式」(村田直樹著、創成社)及び「企業会計の基礎理論」(村田直樹著、同文館出版)を使用し、学生が選択した項目についてあらかじめレポートにまとめる等研究させ、授業時においてその項目の研究結果の発表を行う。それにより、財務会計の基本的な項目について理解してもらう。
授業計画表
 
項目内容
第1回イントロダクション講義の内容、講義の形式、評価方法、履修上の注意について説明する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第2回財務会計と管理会計の違いについて財務会計の目的と管理会計の目的について研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第3回企業会計の基本企業外部への報告目的としての企業会計における基本的な論理を研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第4回企業活動の会計記録としての簿記について利害関係者に対して財務状態を報告するにあたって手段としての簿記を理解する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第5回売上原価と原価計算について販売あるいは製造を目的とするにあたっての原価計算の重要性についての理論を研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第6回固定資産と減価償却企業活動の基盤をなす固定資産の概念を研究する
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第7回企業資金の調達源泉としての負債企業資金の調達源泉のうち企業外部の債権者から調達した資金としての負債を理解する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第8回集団としての活動を行う企業の連結会計連結財務諸表の作成を通して連結会計の重要性を理解する
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第9回企業経営の総合的な分析を行うにあたっての財務諸表分析を理解する。収益性分析、安全性分析等により、将来の成長性、財務の安全性、資金の流動性といった経営状態関する判断に与える影響を研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第10回利益の極大化を目指して活動する企業の活動計画の研究税法等の関連法令を考慮に入れた活動計画策定にあたってのプロセスを研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第11回予算管理効率的な経営を目指す上での予算管理の重要性について研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第12回特殊原価調査財務会計や原価計算からでは十分な情報を得られない場合の経営者に対する支援手段としての特殊原価調査について研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第13回従来の原価管理では把握できない原価管理について納入業者から最終消費者に至る価値創造過程を分析する原価管理の必要性について研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第14回管理会計と企業内部組織との関係について企業に生産性を飛躍的に向上させるような組織形成のための会計について研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
第15回組織再編と会計企業結合会計基準と事業分離等会計基準及び連結財務諸表に関する会計基準について研究する。
事前学習1時間テキストをよく読んでおくこと
事後学習1時間授業内容をよく復習し、授業中に出てきた事項をよく理解しておくこと
授業形式 毎回テーマごとにレポートを出してもらい、それに基づいて討議する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 レポート50% 講義態度50%
テキスト 村田直樹著「新しい企業会計の内容と形式」創成社
村田直樹著「企業会計の基礎理論」同文館出版
オフィスアワー(授業相談) 初回の授業時に指示する。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 他の学生の迷惑がかかる行為は厳禁とする。
十分な予習・復習に努めること。