講義名 都市経済学Ⅰ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 火7
単位数 2

担当教員
氏名
村田 安寧

学習目標(到達目標) ミクロ経済学・計量経済学の知識を前提とする。都市経済の基本的な分析枠組みである定量的空間経済モデルとその推定方法を習得し,都市経済の理論・実証・政策のフロンティアで学術論文を執筆できるようになることを目標とする。
授業概要(教育目的) 独占的競争の一般均衡理論を学習し,Helpman (1998)など代替の弾力性が一定の場合の定量分析を理解する。同様に,代替の弾力性が一定でない場合の定量分析も扱う。さらに,定量的空間経済モデルの問題点を整理する。
授業計画表
 
項目内容
第1回独占的競争の一般均衡理論①Dixit and Stiglitz (1977)に基づき,代替の弾力性が一定の場合を扱う。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第2回産業内貿易の理論①Krugman (1980)に基づき,産業内貿易を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第3回空間経済モデル①Krugman (1991)に基づき,集積力・分散力を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第4回定量的空間経済モデル①Helpman (1998)に基づき,集積力・分散力を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第5回空間経済モデルの構造推定①Redding and Strum (2008)に基づき,Helpman (1998)モデルの定量化を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第6回独占的競争の一般均衡理論②Behrens and Murata (2007), Zhelobodko, Kokovin, Parenti, and Thisse (2012)に基づき,代替の弾力性が一定でない場合を扱う。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第7回産業内貿易の理論②Krugman (1979), Behrens and Murata (2012)に基づき,産業内貿易を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第8回空間経済モデル②Murata and Thisse (2005), Behrens and Murata (2009)に基づき,集積力・分散力を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第9回定量的空間経済モデル②Murata (2003), Behrens and Murata (2009)に基づき,集積力・分散力を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第10回空間経済モデルの構造推定②Behrens, Mion, Murata, and Suedekum (2017)に基づき,Murata (2003), Murata and Thisse (2005), Behrens and Murata (2009)モデルの定量化を理解する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第11回定量的空間経済モデルの問題点Behrens and Murata (2018)に基づき,定量的空間経済モデルの問題点を整理する。
[事前学習]5時間
論文を読む。
[事後学習]1時間
論文に出てきたキーワード,数式,図表などを説明できるようにする。
第12回参加者による研究報告①参加者が研究報告をする。
[事前学習]5時間
研究報告の準備をする。
[事後学習]3時間
研究報告後のコメントを踏まえて研究内容を改善する。
第13回参加者による研究報告②参加者が研究報告をする。
[事前学習]5時間
研究報告の準備をする。
[事後学習]3時間
研究報告後のコメントを踏まえて研究内容を改善する。
第14回参加者による研究報告③参加者が研究報告をする。
[事前学習]5時間
研究報告の準備をする。
[事後学習]3時間
研究報告後のコメントを踏まえて研究内容を改善する。
第15回参加者による研究報告④参加者が研究報告をする。
[事前学習]5時間
研究報告の準備をする。
[事後学習]3時間
研究報告後のコメントを踏まえて研究内容を改善する。
授業形式 輪読形式
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
0% 50% 0% 50% 0% 100%
テキスト 授業計画表に挙げた論文を用いる。
オフィスアワー(授業相談) 授業後に相談を受け付ける。