回 | 項目 | 内容 |
第1回 | この講義のすすめ方、考え方、そして受講生の学びかたについて、その概要の説明 | この講義では、ひとつのテーマについて3回ほど連続してあつかう予定です。前期の講義では、4つほどのテーマをあつかう予定です。
あつかわれるテーマと内容は、以下の2~5にしめされています。 |
第2回 | 財務会計の3つの前提をとらえ直す ❶ | エンティティを識別する意味を考える
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第3回 | 財務会計の3つの前提をとらえ直す ❷ | キャッシュでとらえる意味を考える |
第4回 | 財務会計の3つの前提をとらえ直す ❸ | 会計期間で企業活動を認識・測定・表示するプロセスを検討する |
第5回 | 企業業績をとらえる考えかたを再検討する ❶ | キャッシュフローと配分という会計概念の関連を考える |
第6回 | 企業業績をとらえる考えかたを再検討する ❷ | 棚卸資産、固定資産をめぐるキャッシュフローと配分の関連をとらえ直す |
第7回 | 企業業績をとらえる考えかたを再検討する ❸ | 評価をめぐる混合モデルの意味を再検討する |
第8回 | 前半の講義における疑問についてあらためて考える | 前期の前半の講義における疑問、意見等をもとに、財務会計論の基本概念をもう一度レビューする |
第9回 | 収益認識基準をめぐる「伝統型」と「現代型」の意味について学ぶ ❶ | 国際財務報告基準(IFRS)の収益認識基準が大きく変更された内容をまなび、それが伝統的な収益認識基準と大きく異なる意味を検討する |
第10回 | 収益認識基準をめぐる「伝統型」と「現代型」の意味について学ぶ ❷ | 新たな収益認識基準の重要な概念である「履行義務」についてその意義を検討する
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第11回 | 収益認識基準をめぐる「伝統型」と「現代型」の意味について学ぶ ❸ | 収益をめぐるケーススタディをもとに、「伝統型」の収益認識の限界をさぐる |
第12回 | 収益認識基準をめぐる「伝統型」と「現代型」の意味について学ぶ ❹ | 収益認識をめぐるケーススタディをもとに、「現代型」の収益認識が、企業経営におよぼす影響を分析する |
第13回 | 受講者による収益のケーススタディ分析 ❶ | 適宜、収益認識にかかわる不正会計、および会計処理のケーススタディ分析をおこない、それをもとに議論し、理論的な展開をめざす |
第14回 | 受講者による収益のケーススタディ分析 ❷ | 上記のケーススタディ分析をもとにした、収益認識問題の再検討 |
第15回 | 本講義の総括 | |