講義名 地球環境論Ⅰ ≪◇学部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 月4
単位数 2

担当教員
氏名
沼尻 治樹

学習目標(到達目標) 本講義では,受講⽣が以下の項⽬について達成できることを⽬標としている。
1.地球環境の変遷を説明することができる。
2.地球環境の多様性を説明することができる。
3.地球環境のそれぞれの事象が結びついている ことを説明できる。
4.⾝近な環境と地球環境を結びつけて正しく説明できる。
対応DP及びCP:1,2,8
授業概要(教育目的) 地球環境問題を論ずるには,地球環境を深く理解している必要がある。本講義では,地球環境の基礎的知識を踏まえ,より知識を⾼めることを⽬的としている。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス本科目の説明を行う。
【事前学習】2時間
シラバスをよく確認し,自身の知識と授業計画を比較し学習意識を高めること。
【事後学習】2時間
ガイダンス内容を踏まえて,さらに学習意識を高めるため授業計画を復習すること。
第2回環境とは何か環境という⾔葉について学ぶ。
【事前学習】2時間
普段から使っている環境という言葉を整理しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を確認し,自身が考えていた環境との差を明らかにし,授業を踏まえた環境感を確立すること。
第3回地球環境地球環境の外的要因を学ぶ。
【事前学習】2時間
地球が太陽系の中でどのような環境に置かれているのか自身で整理しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を確認し,自身の生活環境と地球の置かれている環境を結びつけて考察すること。
第4回地球環境変動(1)過去の地球環境の調べ方と地球がこれまでどのような環境を経てきたか学ぶ。
【事前学習】2時間
地球が誕生してから現在までの地球の歴史を自身で整理しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を確認し,次回の授業内容に生かせるよう考察すること。
第5回地球環境変動(2)比較的最近の地球環境の変動について学ぶ。
【事前学習】2時間
人間の文明が誕生してから現在までの歴史の流れを自身で整理しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を確認し,地球環境が変動していることをよく理解すること。
第6回大気大循環と気候地球規模の大気循環と,それによる気候の差について学ぶ。
【事前学習】2時間
義務教育で習う程度の気象・気候について復習しておくこと。
【事後学習】2時間
大気と熱の流れをよく復習し,次回の授業に生かせるよう考察すること。
第7回気候身近な気候の要因について学ぶ。
【事前学習】2時間
前回の授業の内容を復習し,熱についての知識を高めておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,身近な生活環境においても熱・エネルギーが関わっていることを考察すること。
第8回水循環地球における水の循環について学ぶ。
【事前学習】2時間
前回の授業までに学習した熱とエネルギーについて復習しておくこと。
【事後学習】2時間
授業の内容をよく復習し,身近な生活環境に存在する水循環の一端を意識し考察すること。
第9回湖沼の水環境陸上の水として湖沼内部の水環境を学ぶ。
【事前学習】2時間
前回の授業までに学習した熱とエネルギーについて復習しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を復習し,湖沼内部の循環について理解を深めること。
第10回地球の植生分布地球における植生の分布とその特徴を学ぶ。
【事前学習】2時間
大気大循環や気候の内容を復習しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,次回の授業に生かせるよう考察すること。
第11回日本の植生と植物社会日本の身近な植生と植物社会を学ぶ。
【事前学習】2時間
前回の授業内容を復習しておくこと。
【事後学習】2時間
植物が環境と密接に生活していることを確認し,復習しておくこと。
第12回乾燥地域の自然環境乾燥地域の分布と特徴を学ぶ。
【事前学習】2時間
乾燥地域について義務教育で習った内容を復習しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容をよく復習し,自身が生活している自然環境と比較しながら考察すること。
第13回東京の地形東京を中心とした地域の地形を学ぶ。
【事前学習】2時間
通学時間を用いて東京および東京近辺の地形を観察しておくこと。
【事後学習】2時間
授業内容を踏まえて,通学時に見られる地形をよく観察すること。
第14回まとめ(1)試験を実施する。
第15回まとめ(2)試験の解説と追加の解説を行う。
授業形式 講義形式で行う。
一方的な講義ではなく,積極的な意見交換を行いたい。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
40% 0% 60% 0% 0% 100%
評価の特記事項 毎回提出するリアクションペーパーを使って,6回分の評価(小テスト)を行う。未記入,それに準ずる価値の見出せないリアクションは評価の対象外とする。
テキスト 配付資料を用いる。
参考文献 適宜紹介する。
オフィスアワー(授業相談) 授業時間前後に対応する。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 地球環境に強い関心を持ち,授業への積極的な参加が望まれる。
私語などの他の受講学生に迷惑がかかる行為は厳禁である。