講義名 国際理解のための英語A ≪◇学部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 金6
単位数 2

担当教員
氏名
吉川 直澄

学習目標(到達目標) ①言語,社会,文化について書かれた英文を読み進めることができる。
Students will be able to comprehend reading materials regarding language, society, and culture, and to develop reading skills.
②異文化・日本文化についての理解を深めることができる。
Students will be able to expand their knowledge of intercultural communication and multicultural societies, including Japan.

対応DP及びCP:2,6,8
授業概要(教育目的) 異文化との接触,多文化社会について学習を進めます。読解力を向上させるとともに,授業中に取り上げた話題に関して,自分自身の考えを発展させることを目的とします。
This class focuses on topics related to contacts between different cultures and to multicultural societies. Students are expected to improve reading skills and develop ideas about the topics covered in class.
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス英語学習の仕方について概観します。この授業では,テキストの学習に加えて,ブレア政権の経済・文化政策に影響を受けて制作された英国映画をサブテキストとして使用します。リスニング力の強化ばかりでなく,文化についての理解も深めてください。準備学習として,予習(事前学習)と復習(事後学習)を二時間ずつ行う習慣をつけてください。次回の予習として,テキストのユニット1を読んでおくこと。
第2回Unit 1. A Fortunate Accidentテキストのユニット1を学習します。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット2を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第3回Unit 2. Britain's Best Rideテキストのユニット2を学習します。ロンドンの旧式ダブルデッカー「ルートマスター」について調べてみましょう。DVDを使用した演習を行います。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット3を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第4回Unit 3. The Meaning of Bondテキストのユニット3を学習します。文化的アイコンとしてのジェームズ・ボンドについて考察します。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット4を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第5回Unit 4. The Changing High Streetテキストのユニット4を学習します。チャリティーショップについて調べてみましょう。DVDを使用した演習を行い,リスニングのコツを説明します。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット5を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第6回Unit 5. Mild and Cloudy with a Chance of Rainテキストのユニット5を学習します。天気に関する表現を学びます。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット6を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第7回Unit 6. Expressive Expressionsテキストのユニット6を学習します。日英のイディオムを比較します。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット7を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第8回Unit 7. A Woman of Some Importanceテキストのユニット7を学習します。文化的アイコンとしてのエリザベス二世を考察します。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット8を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第9回Unit 8. Shakespeare Lives Onテキストのユニット8を学習します。シェイクスピアの作品と生涯について調べてみましょう。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット9を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第10回Unit 9. British Food: Better Than Awfulテキストのユニット9を学習します。英国料理について調べてみましょう。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット10を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第11回Unit 10. A Complicated Countryテキストのユニット10を学習します。イングランドと英国の違いについて確認します。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,配布するプリントをよく読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第12回社会,文化についての英語論文の抜粋を読む (Part 1)文化と経済活動,各種の政策立案との関係について論じているロバート・ヒューイソンの『文化資本』の抜粋を読みます。この回では,ブレア政権下の文化政策について概観します。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを自習しておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第13回理解度の確認と問題演習これまでの要点のまとめとTOEIC(R)の問題演習を行います。事前学習(二時間)として,これまでのユニットの単語と文法をチェックしておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第14回試験の範囲の説明次回の確認試験の範囲について説明します。事前学習(二時間)として,ユニット1から5を再読しておくこと。事後学習(二時間)として,ユニット6から10を再読しておくこと。
第15回確認試験と解説授業で学んだことの確認試験(60分)および解説を行います。
第16回中間試験の返却とガイダンス
中間試験を返却します。17回以降の学習目的を確認します。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット11をを読んでおくこと。
第17回Unit 11. The Quite Fab Fourテキストのユニット11を学習します。ビートルズについて調べてみましょう。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット12を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第18回Unit 12. A Vulgar Customテキストのユニット12を学習します。ポピュラーカルチャーにおける入れ墨の普及について考えます。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット13を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第19回Unit 13. The "Invention" of Sportテキストのユニット13を学習します。英国発祥のスポーツについて調べてみましょう。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット14を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第20回Unit 14. Changing Classesテキストのユニット14を学習します。英国の階級制度について調べてみましょう。このユニットに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,テキストのユニット15を読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第21回Unit 15. The Little Plane That "Won" the Warテキストのユニット15を学習します。第二次世界大戦とバトルオブブリテンについて調べてみましょう。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第22回The Art of Purchasing テキストの筆者が月刊誌に書いたエッセイを読みます。英国の住宅事情について学べます。このエッセイに出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第23回The National Obsessionテキストの筆者が月刊誌に書いたエッセイを読みます。英国人のサッカーに対する愛情を日本と比較するのも面白いかもしれません。この記事に出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを自習しておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第24回How to Buy a Pint of Beerテキストの筆者が月刊誌に書いたエッセイを読みます。パブでの英国人の行動が英国独特の文化の発現であることがよくわかります。この記事に出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを自習しておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第25回A Song for Englandテキストの筆者が月刊誌に書いたエッセイを読みます。英国の国歌について調べてみましょう。この記事に出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを自習しておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第26回"Sort of" Equivalentsテキストの筆者が月刊誌に書いたエッセイを読みます。日英の文化的類似点について考察します。この記事に出てくる単語や表現を辞書で確認し,必要に応じて覚えるように。次回の予習(二時間)として,配布するプリントをよく読んでおくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第27回社会,文化についての英語論文の抜粋を読む (Part 2)文化と経済活動,各種の政策立案との関係について論じているロバート・ヒューイソンの『文化資本』の抜粋を読みます。この回では,クール・ブリタニアについて。日本の文化政策を考察する上で,有意義だと思います。次回の予習(二時間)として,配布するプリントを自習しておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第28回理解度の確認と問題演習16回以降の要点のまとめとTOEIC(R)の問題演習を行います。事前学習(二時間)として,これまでのユニットの単語と文法のチェックをしておくこと。事後学習(二時間)として,よく復習しておくこと。
第29回試験の範囲の説明次回の確認試験の範囲について説明します。事前学習(二時間)として,ユニット11から13を再読しておくこと。事後学習(二時間)として,ユニット14と15をよく復習しておくこと。
第30回確認試験と解説授業を通して学んだことの確認試験(60分)および解説を行います。
授業形式 演習形式を中心として授業を進めます。内容理解を確認するための小テストや課題提出等を随時課します。課題に関してのフィードバックは原則として授業中に行います。
This class places emphasis on practical training. Comprehension quizzes and assignments will be given as needed. In principle, feedback on the assignments will be given in the class.
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
45% 0% 10% 45% 0% 100%
評価の特記事項 授業への参画度,小テスト,定期試験を総合的に検討して評価します。
テキスト Colin Joyce他著,Realise Britain,金星堂,1800円,ISBN978-4-7647-3982-6.
参考文献 随時プリントを配布します。ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集部編 『ウォール・ストリート・ジャーナル式経済英語がよくわかる本』毎日新聞社, 1000円.日向清人『ビギナーのための経済英語』第二版,慶応義塾大学出版会,2160円.
オフィスアワー(授業相談) 本授業終了後、講師室にて20分間は対応しています。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ この授業では,平常点を重視します。積極的な授業参加を強く望みます。よく予習をしてきてください。