講義名 国際理解のための英語A ≪◇学部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 金5
単位数 2

担当教員
氏名
木下 秀昭

学習目標(到達目標) ①言語,社会,文化について書かれた英文を読み進めることができる。
Students will be able to comprehend reading materials regarding language, society, and culture, and to develop reading skills.
②異文化・日本文化についての理解を深めることができる。
Students will be able to expand their knowledge of intercultural communication and multicultural societies, including Japan.

対応DP及びCP:2,6,8
授業概要(教育目的) 異文化との接触,多文化社会について学習を進めます。読解力を向上させるとともに,授業中に取り上げた話題に関して,自分自身の考えを発展させることを目的とします。
This class focuses on topics related to contacts between different cultures and to multicultural societies. Students are expected to improve reading skills and develop ideas about the topics covered in class.
授業計画表
 
項目内容
第1回オリエンテーション
Chapter 1 Concept and Notions
本コースの目的・授業の内容・予習の内容・評価方法について説明する。英語で各自自己紹介を行う。
文化の比較では相違が強調されるが、共通点が多いことも学ぶ。
【事前学習】2時間
EcoLink からシラバスをダウンロードし、良く読んでおくこと。英語での自己紹介の準備。
【事後学習】2時間
授業内容を良く復習すること。
第2回Chapter 1  Concept and Notions教科書 Chapter 1 のリスニング、読解、発表
【事前学習】2時間
上記範囲を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする。
第3回Chapter 2  Truth and Common Sense真実とは何か? 何が常識かは国によって異なることを明らかにする。各自の本文の理解を発表してもらい、教師が説明する。
【事前学習】2時間
Chapter 2 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする。
第4回Chapter 2  Truth and Common Sense 真実とは何か? 何が常識かは国によって異なることを明らかにする。各自の本文の理解を発表してもらい、教師が説明する。
【事前学習】2時間
Chapter 2 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする。
第5回小テスト
Chapter 3  Gossip and Silence
Chapter 2 の要旨を英語で書く。
噂話・沈黙の重要性は各文化圏で異なることを学ぶ。
【事前学習】2時間
小テストは範囲を明確にしておくので、その内容を英語で書けるように準備してくる。
Chapter 3 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする。
第6回Chapter 3  Gossip and Silence噂話・沈黙の重要性は各文化圏で異なることを学ぶ。
【事前学習】2時間
小テストは範囲を明確にしておくので、その内容を英語で書けるように準備してくる。
Chapter 3 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第7回Chapter 4 Powerful Mental Blocks多くの人は母語で考えるため発想や行動パターンが母語に縛られることを明らかにする。
【事前学習】2時間
Chapter 4 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第8回Chapter 4 Powerful Mental Blocks多くの人は母語で考えるため発想や行動パターンが母語に縛られることを明らかにする。
【事前学習】2時間
Chapter 4 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第9回Chapter 5  Language Strait-Jacket二つの言語で考えると、それだけ思考に幅が出ることを学ぶ。
【事前学習】2時間
Chapter 5 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第10回Chapter 5  Language Strait-Jacket二つの言語で考えると、それだけ思考に幅が出ることを学ぶ。
【事前学習】2時間
Chapter 5 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第11回Chapter 6  Internalised Thought, I高度な思考が母語で行われるが、それは他の言語圏では奇異に映ることがある。
【事前学習】2時間
Chapter 6 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第12回Chapter 6  Internalised Thought, I
高度な思考が母語で行われるが、それは他の言語圏では奇異に映ることがある。
【事前学習】2時間
Chapter 6 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第13回Chapter 7  Internalised Thought, II
内なる思考を言語で表す。その時言語によって影響を受ける。日本人の場合は、どうか考える。
【事前学習】2時間
Chapter 7 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第14回Chapter 7  Internalised Thought, II
内なる思考を言語で表す。その時言語によって影響を受ける。日本人の場合は、どうか考える。
【事前学習】2時間
Chapter 7 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第15回確認試験と解説授業で学んだことの確認試験及び解説を行う。
【事前学習】2時間
Chapter 6, 7 の内容をパラグラフ形式で記述できるように準備する。
【事後学習】2時間
教科書と記述の内容を再確認する
第16回Chapter 8 Humour Across Frontiersユーモアは国境を越えられるか?日本人のジョークは西洋人に理解されるかなど明らかにする。
【事前学習】2時間
Chapter 8 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第17回Chapter 8 Humour Across Frontiersユーモアは国境を越えられるか?日本人のジョークは西洋人に理解されるかなど明らかにする。
【事前学習】2時間
Chapter 8 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第18回Chapter 9 Humour in Business国際的なビジネス会合ではジョークは両刃の剣、大事な顧客を怒らせることもあることを学ぶ。
【事前学習】2時間
Chapter 9 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第19回Chapter 9 Humour in Business国際的なビジネス会合ではジョークは両刃の剣、大事な顧客を怒らせることもあることを学ぶ。
【事前学習】2時間
Chapter 9 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第20回Chapter 10  What is culture?文化が集団的プログラミングなら、自分の文化圏から他の文化圏に入るとどうなるのか想像してみる。
【事前学習】2時間
Chapter 10 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第21回Chapter 10  What is culture?文化が集団的プログラミングなら、自分の文化圏から他の文化圏に入るとどうなるのか想像してみる。
【事前学習】2時間
Chapter 10 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第22回Chapter 11 Normal and Abnormalノーマルとアブノーマルの基準は何か。自分の属する文化圏の行動がノーマルなら他の文化圏の行動はアブノーマルになってしまうのか考える。
【事前学習】2時間
Chapter 11 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第23回Chapter 11 Normal and Abnormalノーマルとアブノーマルの基準は何か。自分の属する文化圏の行動がノーマルなら他の文化圏の行動はアブノーマルになってしまうのか考える。
【事前学習】2時間
Chapter 11 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第24回小テスト

Chapter 12 Categorizing Culture
Chapter 11 のトピックにつき自分の意見を英語で書く。

【事前学習】2時間
Chapter 11について自分の意見を書けるように準備
Chapter 12 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第25回Chapter 12 Categorizing Culture数百に及ぶ世界の文化圏は3種類に分類できることを明らかにする。

【事前学習】2時間
Chapter 12 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第26回Chapter 13 Reactive Cultures, I受け身型の日本文化では沈黙は重要な要素である。それは日本だけの文化か検証する。
【事前学習】2時間
Chapter 13 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第27回Chapter 13 Reactive Cultures, I作者は受け身型を日本文化の典型と言っているが、各自同意するか議論する。Exercise
【事前学習】2時間
Chapter 13 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第28回Chapter 14  Reactive Cultures, II受け身型文化は歪曲を好み、微妙な身振り言語に優れているから曖昧になる。日本文化はその最たるものと作者は主張する。
【事前学習】2時間
Chapter 14 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
予習した時の読解との違いを確認し、正確な理解をする
第29回Chapter 14  Reactive Cultures, II受け身型文化は歪曲を好み、微妙な身振り言語に優れているから曖昧になる。日本文化はその最たるものと作者は主張する。
【事前学習】2時間
Chapter 14 の内容 を良く読み、自分なりに理解し発表できるようにする。
【事後学習】2時間
第30回確認試験と解説授業で学んだことの確認試験及び解説を行う。
【事前学習】2時間
Chapter 13, 14 の内容をパラグラフ形式で記述できるように準備する。
【事後学習】2時間
教科書と記述の内容を再確認する
授業形式 演習形式を中心として授業を進めます。内容理解を確認するための小テストや課題提出等を随時課します。課題に関してのフィードバックは原則として授業中に行います。
This class places emphasis on practical training. Comprehension quizzes and assignments will be given as needed. In principle, feedback on the assignments will be given in the class.
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 授業への
参画度
その他 合計
30% 0% 15% 55% 0% 100%
評価の特記事項 各ユニットにつき各自の理解を発表してもらうため、予習してきたかどうかを評価の重要な部分とする。
テキスト リチャード D. ルイス 著 『文化が衝突するとき』 南雲堂、1800円.
オフィスアワー(授業相談) (金)14:10-14:40 本館2階講師室にて対応します。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 各授業では次回のテキストの範囲を明確にするので、十分に辞書を引き自分なりに理解しその内容を発表することが求められます。この授業では出来るだけ英語を使う場を提供し、英語で各ユニットの内容・意見を発表できるようにします。小テスト・期末試験は、取りあげたトピック等につきその内容や自分の意見をパラグラフ形式で記述します。積極性を重視するため、1/3以上の欠席、予習をしない学生は不合格の対象になります。